感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2016年06月16日
歴史と現代ビジネスを比較して論じるのはなかなか参考になる点が多かったです。
組織で働く以上異動という組織構成員の流動は避けえないのでベトコンのように一部の経験者が他の素人に意思を伝達する方法として「目的を強く共有化する手法」は参考になりました。
Posted by ブクログ 2021年08月08日
歴史から現代のビジネスに当てはめ、解説する本書。とても面白い。
◼︎競合との戦い
・競合や一般的な企業の目標を調べる。その目標と逆のセオリーで勝負する。
・既存国(企業)の悪しき文化を廃止する制度を作る。
・ライバルを仲違いさせ、各個撃破する。遠くの国(企業)と友好し、近くの国(企業)を攻撃して滅...続きを読むぼす。滅ぼしやすい近くの国(企業)から個別分断して撃破。
・敵の得意領域で戦わない。自分たちの得意なところで戦う。
・ナンバーワンになるために、弱者を攻撃する。
・相手の弱い部分に攻撃を集中させる。
◼︎小さな組織で戦う
・小さな機会や小さな勝利にも前向きでいる。
・失敗の判断は早めに。わずかな犠牲でとどめる。
・農家に武器を。アルバイトに戦略や経営権を。
・最速で学び、繁栄する組織。
◼︎未来を想像する
・流れに先回りして勝利を待ち構える。
◼︎弱者と考えて振る舞う
・組織内外ともに利益や名誉を独り占めせず、気前良く分け与える。
・苦しい状況になれば限界まで戦わず何度でも逃げる。強敵をひたすら避ける。
・問題から避け、他者から協力と貢献を引き出す。
・弱点を再定義して、強点に繋げる戦略を作る。
Posted by ブクログ 2017年11月14日
古代ギリシャの争いから湾岸戦争まで、勝者の勝因や敗者の敗因までを分析。日本では元寇や戦国時代の信長、秀吉、家康を取り上げています。
失敗の本質など良書もありますが、各時代や世界など広範囲に渡って書かれているのは斬新です。改めて納得したのは、太平洋戦争の手段ではなく目的を明確にすること。頼朝のナンバ...続きを読むーワンになるためには、まず弱者を攻撃する。ナポレオンのより早く始めて動きながら機会を見つけたものが勝つあたりでしょうか。
Posted by ブクログ 2016年07月31日
深く掘り下げてはいませんが,世界史をざっと広く俯瞰できる点が良かったです。
歴史に学ぶことが重要とはいえ,具体的に現代社会にどう活かすのか,というところまで書いてある本はなかなかありません。
本書はその具体的方法を示した一例として参考になりました。
何度も繰り返し読むにふさわしい本です。
Posted by ブクログ 2020年10月14日
本の構成は、偉人の策略を綴ってから現代の企業の経営戦略に当てはめている感じです。歴史が好きな方は策略も見ても面白いと思いますが、策略が中心すぎて少し残念です。しかし読む価値はあります。
Posted by ブクログ 2019年05月05日
1.本屋で前著「古代から現代まで2時間で学ぶ戦略の教室」の隣に置いてあったので、まとめて購入しました。前著と一緒に読むことで、著者が1番伝えたいのは何なのかを自分なりに分析したくて購入しました。
2.歴史から学べというタイトルの通り、戦略よりも戦いの歴史がメインとして語られています。本の構成は前著...続きを読むとほとんど一緒です。
歴史から見た勝者の共通点は4つです。まず、局所優位を生み出す力、次に強みの活かし方、次に問題を再定義して、チャンスを見つけて実践する力、最後に新しくことを学び続ける力です。
3.最近世界史の本を読むことが多いので、過去にこんな戦争があって、勝つためにはこんな事を考えていたのかということを多く感じた本でした。
ただ、ここに述べられている事が全てではないことも理解していないといけません。戦争の面からみて、まず指揮官は事前準備(情報収集)と相手の意表をつくような戦略が重要というのがポイントです。そして、実践していく中で、自分のやりやすい戦略を見つけて使いこなすのが最終目標です。
また、自分は歴史の史実としての正しさはよくわかりませんが、過去の出来事をどう分析するのかというところが勉強になった一冊でした。
Posted by ブクログ 2017年07月21日
星3つです。戦争や戦から読み解くビジネス戦略を実例をあげて紹介してくれます。なるほど!と納得できる話と、少し強引だなぁと思う話とありました。タイトル通り歴史好きでビジネス戦略に興味がある方におすすめですね。
Posted by ブクログ 2017年05月14日
戦争での戦略をアナロジーにして、ビジネスでの戦略を記した本。
個々の戦争を章立てで取り上げて、各戦略を列挙している点で、深みはそれほどないものの短編で読める点が良い。また戦争とビジネスを戦略という点で絡めた視点が真新しかった。
主には、小勢力がいかにして大勢力に打ち勝ち勢力を伸ばしていくか(ビジネ...続きを読むスだと、ベンチャーがいかにして大企業に打ち勝つか)に関して以下のポイントを元に書かれている
①局所戦での勝利
あらゆる集団は、まず限定的な場面で勝利を収めるための、局所優位を生み出せる力を手に入れようとしてきた
②強みの活用法
自軍の強みを最大限発揮する条件を整え、逆に相手の強みを潰す、発揮させない対策をする能力のこと。相手の強みが支配する場所から逃げることも重要な選択肢の一つ
③外部環境の把握
現在がどんな状態で、自分たちが何をすべきなのか。環境や敵情は刻々と変わることから、現状に対して正しく問題を再定義するリーダーがいる側が優位になる
Posted by ブクログ 2017年04月02日
古今東西の戦争を現代のビジネスシーンで応用することを記述した一冊。
豊富な歴史や昨今のビジネスシーンの引き出しの多さは認めるし、読み物としては面白いけど、実際にビジネスシーンで応用できるかは?
Posted by ブクログ 2016年06月05日
歴史上の戦争・戦闘の勝者と敗者を分けたものとは何か?
古代のスパルタやマケドニア、カルタゴ、ローマから、中国、モンゴル、日本の戦国時代、植民地戦争、フランス革命、日清、日露、第一次・第二次世界大戦、朝鮮、ベトナム、湾岸戦争まで。指揮官の戦略をビジネスに活用することが意図されている。勝者の条件は、おわ...続きを読むりにの章で、「局所優位」「活用法」「翻訳力」「目標」の4つに要約されており、特に目標として「世界を変える」意識を備えることの重要性が指摘される。
確かに征服者、世界的な勝利者となるためには、現状維持の意識では成果につながらないことは理解できる。しかし、勝敗の結果として、不幸を生み出すような勝負は避けることの知恵も学ばなければならないのではないか。
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