感情タグBEST3
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らもさんの著書は全て読んだものと思っていたら、取りこぼしがあった。不覚。
驚いたのは営業【えいぎょう】の項、次のくだり↓
いちど得意先の担当者から、
「中島さんてのは〝マジメが服を着たような〟人間ですね」
と言われたことがある。
↑ここ。
和光同塵にも程がある。
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中島らも本人のサラリーマン生活の体験を基にした、
エッセイと小話。
あ〜んまでの文字それぞれに話がある。
やはりらもさんの笑いのセンスは信じれる。
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中島らもは、エッセイがすこぶる面白い。
脱サラをした中島らもが見た、ビジネスマンの悲喜こもごもを超軽快に綴る傑作。
ボキャブラリー、エピソード、ユーモア、どれも豊富すぎてただただ圧倒されるばかり。
だからこそ、本当に惜しい人を亡くしたと思う。
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中島らもさん、12年間もサラリーマン生活してたんですね。知らなかった。このサラリーマン時代の経験からいくつかキーワードを出して事典風にしたもの。とはいっても選ばれているのは、愛、鬱、下品、泥酔…等脈絡はありませんが。
型式は体験談風であったり、小説風であったり多様。笑ったのは「レシピ」の項での「サラリーマン炒め」。材料(サラリーマン)の鮮度を見分けるのは目の色…。最初アクが強すぎる材料も単純労働でパンパン叩き続ければシナっとなる…。さらに窓際に干しておけば味も出てくる…。いやあなんだかサラリーマンって魚か大根みたいだわ。
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さすがらもさん。古くなってないな~
少し前まではビジネス上当たり前に行われていた悪習が書かれていて、コンプライアンスを構築するにあたっての参考になったりもした。何と仕事に役立ってしまったわけです。
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学校を出て10数年勤めたという自身のサラリーマン体験を元ネタに,ビジネス用語(?)をアイウエオ順に挙げ連ねて笑い倒してゆくエッセイ集.小咄風ありコント風あり,らもさんの文章はどれも読ませる.楽しいです.龍肝鳳髄(りゅうかんほうずい)なんて聞き慣れない言葉も出てきて,ボキャブラリーも増えた.巻末の樋口修吉による解説も,それ自体で成り立っているイイ話だった.
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著者のセンスでサラリーマンの身におこる出来事を解説したエッセイです。「いまの時代は欲求や不満や苦情の中にマーケットがある。苦情とはつまりニーズなのだ。それに耳をふさぐなんてとんでもないことなのだ。」(P147)、「人間というのは、つまらないことに忙殺されているからこそ、その合い間に合い間にクリエイティブな想像力が働く。そういうものなのです」(P255)、「感情と論理の異種格闘技が、いわゆる夫婦げんかというものだろう。」(P261)が示唆に富んでいると思った。
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なかじまらも流のビジネス用語の解釈集。
他のエッセーで聴いたことのあるネタもあるが、それはそれ。
さすがはサラリーマン経験があることはあるなぁ。