感情タグBEST3
入門書を読むための本
この本は著者も記している通り、アルゴリズムの勉強を挫折してしまった人に向けて可能な限り簡単にアルゴリズムについて書いてあります。よって、挫折せずに誰でも最後まで読めると思います。しかし同時に多少なりとも知識がある人にとっては物足りない内容になってるので注意が必要です。
Posted by ブクログ
アルゴリズム学習の導入書として良書です。
プログラマではない人が、教養程度に学びたい場合にも良いでしょう。
2色刷の紙面はとても見やすく、取っつきやすいのではないかと思います。
まず、アルゴリズムとは何なのか、という部分を詳細に説明した後、基本的なアルゴリズムを、豊富な絵や図を使って説明しています。アルゴリズムの動きを、フローチャートを用いて詳細に追いかけて把握してから、擬似言語を使ってプログラムの形にするという流れになっています。C言語などの現実のプログラミング言語は使っていません。
扱っているアルゴリズムは、サーチ(探索)とソート(整列)を中心に、有名かつ基本的なものに限られています。プログラマとして理解していなければならない最低限度のチョイスといった感じです。データ構造については、配列を説明している以外は、解説対象から外されています。
本書が導いてくれるのは、一般的な入門書を読む更に前の段階といったところです。実戦でどう活用されるのかといった話にまでは至っていないので、プログラミングをする人は、もう少しステップアップした入門書で学習を続ける必要がありそうです。
Posted by ブクログ
これ単体で読むより、
問題集などと並行して読むと良いです。
理解度が増します。
繰り返し処理など、一般的な問題集や本だったら省かれているところ、
この本だと全部書いてくれてます。
それが良い。
文章が少し冗長に感じられるかもしれないけど、図もついているし、
なにより問題集などで「このアルゴリズムの処理の流れがわからない」という
状態で読むと、
その冗長さが生きてくる。
基本的なアルゴリズムを根本から理解したい人に
お勧めです。ただし、これ一冊ではなく
他のアルゴリズムの問題集とセットで。笑
Posted by ブクログ
なんとなくのままコードを書いてたので、改めて基礎を振り返りつつ。本当に基礎から丁寧に書いてあり、何度も同じことを反復してくれるので、つまづくことがそんなになく、読めた。最後は発展的な事例を合わせて、でも、基本だけわかっていれば今まで通りできるので、全ては基礎のアルゴリズムから始まるというのが実感できる一冊。
Posted by ブクログ
プログラミングを始めたばかりの人にはおすすめ。
基本的なアルゴリズムを知る入門書として利用できる。
ただ、コードが書かれているわけではなく、概念・考え方が書かれているのみ。プログラムを組んで動かしてみるのは自分でやるしかない、又は別の書籍で勉強していくしかない。
入門書としての立ち位置と考えると、内容は良い。
Posted by ブクログ
入門の入門の立ち位置の本であるので、初心者には最適。
久々に読み返してみたが、わかっていることと定義を説明できることは別物であり、読んでいるうちに、まだ説明できるほどには整理しきれていないなと感じさせられた。
Posted by ブクログ
入社前にアルゴリズム勉強しとけと言われて、買ったけど放置してたのを読み返しました。
今読むと文章も優しいし、図も分かりやすいですね。
プログラミング初心者はもちろんオススメですが、経験者でもバブルソートってなんだっけ?的な人にオススメ。
最後の方の数学のアルゴリズムが面白かったので、全然数学出来ないんでもっかい勉強してみようと思いました。
Posted by ブクログ
プログラミングの要素を極力排しアルゴリズムに特化した初心者向け解説書。変数や配列、ループといった0/1のロジックの基礎が学べる。如何に矛盾なく効率よくアルゴリズムを組めるかがプログラマーの腕の見せ所で先人達のベストプラクティスを味わうことができる。「エラトステネスのふるい」の平方根から素数を導き出す探す手順は初めて知ったので新鮮だった。アルゴリズム思考に注力しているため「アルゴリズムはどう活用されているか」の具体的イメージが湧きにくいのが残念。知識として、内容は面白い。
Posted by ブクログ
わかりやすそうに書いてある
ソートや検索など基本的と思われるアルゴリズムについて図解と擬似言語をふんだんに用いてわかりやすそうに解説していた。最初のとっかかりとしてはよいと思う。個人的には具体的な実装や参考文献が欲しかった。
Posted by ブクログ
これはこれでよいのだろうがプログラムと実行結果の流れの同期性を持たせた視覚的にわかる方法が足りない。
難しいのはわかるがアルゴリズムをきっちりと体系的に定着させるのはそこが肝だと感じる。