感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これは映画よりも主人公の心情を文字で読む原作が好き!(でも映画の語り口調もなかなか良かった)
表題作の三話よりも一話の#桜花抄 と二話の#コスモナウト の方が好きだったりする
Posted by ブクログ
彼女と初めてに一緒に読んだ小説です。
僕は映画バージョンで見たことあったんですけど映画は主人公たちの気持がよく伝わらなかったですけど、でも小説バージョンを読んで主人公たちの気持ちをよく感じてアニメでは感じられなかった感動を感じました、自分は小説をあんまり読まないタイプだったけどこの秒速5センチメートルを読んで新海誠さんの言の葉の庭という小説も読んでいます、本当に読み簡単だし人にはあるLoveストーリーだからオススメです
Posted by ブクログ
この作品大好きです
見終わったあとの喪失感というか虚無感というか
とりあえず余韻が凄いけど、すぐ見たくなる作品
桜花抄、コスモナウト、秒速5センチメートル
の3章になっていて第1章と第3章は主人公貴樹と明里の
物語。第2章は貴樹と花苗の物語になっている。
第2章の花苗が貴樹に片思いしてる時の感情表現が物凄く好き。すごく共感できる。
「これから私が人といる時は、他の人を考えてるんだ
なんて悲しい事思わせないようにしよう。」(1部略)
この花苗のセリフが好きすぎてこのページに栞挟んでる
あと、映画では見れなかった貴樹と明里の手紙が見れるのがいい!ここでも明里と貴樹の思いが少しすれ違ってるように思える
初恋を拗らせた男の虚しさが分かった笑
悲しい話
失恋した時に失恋の話を読みたくなりました。
悲しい話ですが、まとまりがありどこか納得してまうような作品です。山﨑まさよしのあの曲が聴きたくなる話です。
Posted by ブクログ
不消化で見終わった映画。
それを
補ってくれた小説。
でもやっぱり
不消化な感触。
だけどだからこそ
何故か心に残る
けど、現実てそんなものだよね。
白か黒
じゃないグレー
はっきりとしなかったこと
できなかったこと
てあるよね。桜の花びらは
秒速5センチメートルの速さで落ちることを
教えてくれた時の
2人でみた春の桜
雪の中の桜の木
文字がが映像になり想像をふくらませる。
ラストの踏切のシーンは
黄昏の桜が浮かんできた。
Posted by ブクログ
この映画を偏愛しています…
どうしようも無く切なくて、でも綺麗で何度も観てしまう私の人生の中でとっても大切な作品。
映画よりも心理描写や大人になるまでの過程がしっかりと描かれていて、補完作品として読んでよかったです!
Posted by ブクログ
映画「秒速5センチメートル」のノベライズ作品。
この映画は、高校生の間に数十回は観たであろう思い出の作品。
どうしてそれほどまでに夢中になっていたのかはわからないが、取り憑かれたかのように観ていたなぁ。
当時はノベライズされた本作も読んでいたので、かれこれ十数年ぶりに読んだことになる。
子供から大人へ成長する過程で価値観や好みは少しずつ変化していくけれど、当時夢中になるほど好きだったあの感覚は、大人になった今でも失わず残り続けることに、なんとなく安心した。
この先もきっと、何度も読み返すことだろう。
Posted by ブクログ
映画は見ていない。でも小説で充分満たされる。
この描写をアニメで見なくていいかな…とすら思う。
2人の心がずっと霞のかかったその向こう側に見えているような気がして(何を言ってるんだか^^;)これをクッキリハッキリとしたアニメで見たくないかな…という気がする。
(観たらきっと映画観て良かったって言いそう^^; たぶん)
なんか終始綺麗だった。
言葉選びなのか描写の描き方なのか登場人物の人柄なのか…分からないけれど終始美しいなぁという印象。
切ないけれどそれだけではない。
離れていてもお互いの魂は互いを想い、支え、その一部になっている。
きっともう愛とか恋とかを越えて互いの心の中にずっと住んでいるんじゃないかと。
だからきっと何があっても大丈夫!離れていても存在が見えなくても大丈夫、ずっと想っている…
そんな気持ちを互いに確信しあい、それが互いの人生を支えている、心の柱になっている。
なんだかとても綺麗で強い。
名前は良く知っている。
でも改めて新海監督はこういう表現をする方なんだなぁと…他の小説も読んでみたい。
Posted by ブクログ
映画版のファンでした。映画の第3章は山崎まさよしのMVになっているので(それはそれで素晴らしいのですが)、主人公の生き様の補完となります。男は好きだけど、女は嫌いな、本当に良いストーリーと思います。
Posted by ブクログ
映像化されたものを見たのが最初なんだけど、まず水の描写が素晴らしかった。それからバッドではないけれど、ハッピーエンドでもないところがすごくいい。最初から最後まで切ない感情に満たされるかんじ。
Posted by ブクログ
映画を見て、よく分からない感情に心を支配されて、涙を流した後、この世界をもっと深く知りたい、と思って読み始めたこの小説。映像ではどうしても表現できない、人物の心情がよく表されていると思います。原作者が書いているので当然といえばそうなのですが、映画の世界観を損なうことなく、しっかりとした世界を文章でも構築できている。映画を見て何かを感じるものがあった人は、ぜひ読んでみてください。 より深く、その感情を理解することができますよ。
Posted by ブクログ
映画も小説も、大好きな作品
最終章は映画からの補完が多い。読みながら自分の弱さを突きつけられているようで、泣いてしまった。
自分も自分の力で前を向けるよう頑張りたい
儚
とにかく描写が綺麗。
儚く眩い青春の記録。
人を好きになるということについて,もう一度考えさせられる。
目に映る景色の多彩さに,もう一度気付かされる。
物語の世界に入り込める本でした
お互いが寄り添いながらも本人は相手に対し、不安によるわずかなズレの可能性を怖がり、それを確認せずその不安さえも良きものとして受け入れていく2人。二人が出会っていたとして幸せな人生を送れたのかはわからないですね。でももう一度出会わなかったからこそ美しい記憶を美しいものとしていたのかもしれないし、美しいものをそのままとって置くために会いたい想いを大切にし、もう一度会うことをしなかったのではないかとも思います。
とても深く考えて、その世界浸っていくことに充足感を覚える本でした。
Posted by ブクログ
くるしくて、喉奥に遺るあまさがすてきな作品。数ページでこころを掴まれる心地がしました。ふたりのいる春の空気にのみこまれる感じがして、とても大好き。
Posted by ブクログ
無常で儚い初恋とは…。繊細に描かれるうごめく恋心や取り巻く美しく非常な世界の中で、迷いや懺悔を必死に掻き切って懸命に生きようとする主人公たちは、大人になってもなお自分の生き方に懐疑的である。将来に悩むのは子供だけではない、大人でさえ悩むものであると教えてくれた。失敗は幾多も繰り返され、一掴みの教訓を得ようとするものであるのだなと感じた。
Posted by ブクログ
周囲に疎外感を持つ少年の魂の遍歴。同じく孤独な魂との出会いと別れ。相手に何を求め、できなかったのか。桜の花びらが、行き先もわからず風のままに揺れ動き、落ちていくように、貴樹の魂。映像作家として、内心に入らず、風景描写等で描いていく。
Posted by ブクログ
・自分が物語の主人公だった中2の冬
・誰かの物語の登場人物として巻き込まれる高3の夏
・劇的な時間を過ごしていたのが夢みたいに平凡な社会の歯車になった大人
この3部構成が人称を変えて描かれているのが面白い。人称の効果を強く感じる作りになっいる。子どもの頃は間違えなく私が私の物語の主人公だったことを思い出した。いつのまにかその他大勢になっていて、詳細が語られない大人の恋愛や仕事の苦悩からは、日々の中に埋もれていった物語があるとともに、私にももっと大切にするべき物語があったような気にさせられた。
Posted by ブクログ
せつない。とにかく終始せつないなぁという印象。
あの日手紙を渡せたら何か違う未来があったのだろうか。
忘れられない誰かを抱えながら生きていく。最後は前を向けたようで良かったけれども、そんなに大切ならもっと伝えようとしてもよかったのに。とも思ってしまう。
Posted by ブクログ
映画を先に観たから風景やキャラクターの想像がしやすかった。
映画には描かれていない部分が書いてあるのも面白かった。
感情と現実がうまく噛み合わず、不器用な生き方をするしかない感じが読んでいてつらかった。
幻日環(げんじつかん)という単語が出てきて意味も読み方もわからなかったのでググった。
これの月バージョンが幻月環(げんげつかん)というらしい。
月バージョンなら見たことがあって、あの綺麗な現象の名前を知ることができて嬉しかった。
【目次】
第1話 桜花抄
第2話 コスモナウト
第3話 秒速5センチメートル
以下ネタバレ!!!
↓
【第1話 桜花抄】(おうかしょう)
篠原明里(しのはらあかり)
遠野貴樹(とおのたかき)
小3〜中2。
アカリ視点。転校ばかりの2人が純粋な恋愛をする話。
小3の時、転校した先にタカキがいた。
中学にあがる時にアカリは引っ越すことになり離れてしまう。
文通をして再び会う約束をするが、雪で電車が遅延して、会う頃には終電も無くなっていた。
やっと会えた嬉しさや終電を逃してしばらくそばにいられる嬉しさの中でキスをした時に、アカリはこの奇跡的な瞬間が2人にとっての完全なものと思い、タカキとはもう一緒にいられないと思ってしまう。
桜が落ちる速度のようなゆるやかな恋愛を求めていたらしい。
感想
雪の中でキスをしたのに恋人にならず、色々な可能性も捨てそのまま別れてしまうのは悲しいなと思った。
学生時代にこんな経験できたら最高。
【第2話 コスモナウト】
遠野貴樹(とおのたかき)
澄田花苗(すみたかなえ)
中2〜高3
タカキ視点。カナエの片想いの話。
中2の時、転校した先にカナエがいた。
アカリとの文通が途絶える。
カナエに優しく接してメロメロにさせる。
いざカナエが告白しようとした時、言わせないように拒絶オーラを出したタカキは本当に罪な男だ。
ロケットの打ち上げを見て、タカキもどこかへ行かないとと思う。
感想
1番好き。
タカキはカナエに好意はあるし気持ちにも気づいているけれど恋人にしたいとまでは思っていないのがなんとも胸がくすぐられる。
映画ではカナエ視点がありこの純な片想いに泣いた。
「私が遠野くんに望むことはきっとかなわない。それでも、それでも私は遠野くんのことを、きっと明日も明後日もその先も、やっぱりどうしようもなく好きなんだと思う。遠野くんのことだけを想いながら、泣きながら私は眠った」
こんな想いをするくらい好きな人ができたなら、幸せなことだと思う。
【第3話 秒速5センチメートル】
篠原明里(しのはらあかり)
遠野貴樹(とおのたかき)
21歳〜26歳くらい
それぞれの視点。
アカリは大学で彼氏ができたがすぐ別れる。
そのうち明記されていない誰かと結婚した。
好きな人との新婚生活が楽しすぎて浮かれる。
タカキはバイト先や取引先の女の子と恋をする。
女に酷い仕打ちをして別れてしまう。
ヤニカス。
踏切で2人は踏切ですれ違うも遮断機が下りてしまう。
アカリは誰かとすれ違った気がしたが、新婚の幸せ感でぼうっとしてたからか気づかない。
遮断機が上がってアカリの姿が無いことや、アカリの幸せそうな雰囲気を感じとりタカキは自分も前に進もうと思う。
感想
アカリの結婚相手は途中で少し登場する営業マンだろうか?
タカキがヤニカスになってしまったのが悲しかった。
アカリはタカキに気づいてたけどヤニカスオーラが気持ち悪くて気づかないふりしたのかもしれないと少し思ってしまった。
気づいてないほうが良い思い出のままだから気づいていないでほしい。
Posted by ブクログ
転校をきっかけに知り合い、別れてしまう明里と貴樹。
スマホなどSNSを使わずに手紙を書いてやりとりして小学生にとって遠すぎる距離の東京、栃木間を何時間もかけて電車でむかって会いに行く部分がエモかった。
種子島に転校した後も片想いの女の子と付き合いながらも明里との思い出などひきづってるの女々しい。
大人になっても小学生時代のこと未だに思い出しながら前に進んでいこうとする作品やった
Posted by ブクログ
同じ主人公の成長を描いた3つの短編ノベライズ本。
主人公の貴樹くんは2回も転校していろんな大切な人たちと出会いと別れを経験してきた。子供にとって、大人の事情で転勤する時せっかく仲良くなれた人とも離れないといけない、自分ではどうしようも無い無力さを考えさせられる作品だった。まだ映画は見たことがないのだけれど、深海さんは風景描写が綺麗なので文章で読むと想像が難しかったので、映画で見たいと思った。
最初は貴樹くんは大人しくて知的な少年だと思っていたのに、大人になっていくにつれて仕事の忙しさと心の寂しさを埋めるように恋愛へ依存していくのが別人のように感じた。塾の子が二股していたのを知った時衝撃だった。愛が芽生えるのは突然だから、いつ誰と何が始まるか人生分からない。でも、終わるのは些細な積み重ねにより一瞬だ。砕けても別れても人はまた次の恋へ進む。では、なぜ人は人を好きになるのだろう、、。どんな人でも目的は同じで「永遠に愛し合える人」が欲しいだけなのにどうしてこうも人生上手くいかないのだろうか、、。
Posted by ブクログ
あらすじ、小説、あらすじみたいな感じだった。
映像で観たら良いんだろうなという気がした。
ラストは意外だった。女性の方が現実的なのかな。
Posted by ブクログ
新海作品っぽい感じ。人はごく小さなことで救われたり裏切られたりする、その一つ一つが奇跡なんだ、ということをひしひしと感じる。作品の中に出てくる、うまく行かない気持ちや物事は自分にも当てはまる部分があり、とても共感できた。映画も見てみたいなぁ…
Posted by ブクログ
【2022年69冊目】
映画化されているのは知っていたので、その事実だけを胸に読みました。私が小説を読む時は、語り手の感情にどれだけシンクロできる話か、を結構重要視してるんですが、うーん、その点から言えば、難しい話でした。どうして連絡取らなくなっちゃったのかなぁ…高校入ってすぐ携帯でメール打てる状況になってたのに、なんでかなぁ…映像見たらわかるのかなぁ…最後まで何だかモヤモヤしたまま走りきられてしまった気もします。
Posted by ブクログ
少ないページだったのでさらっと読んだけど
誰かを大事にするというのはとても難しいことで、たった1人でも大事にしたい、気持ちが溢れてくるお話でした。
風景描写が秀逸
映画は見ていませんが、小説を読みました。風景描写が素晴らしく、映画では、どんな描写になっているのか観たくなりました。青春って、こんな感じだったかなぁと思いながら、主人公の煮え切らない態度にモヤモヤが溜まっていく感じもしました。
アニメから入りました
アニメを先に視聴してから読みました。アニメではすらすらと流れていった描写を本でゆっくりと補完していくようで、十分にこの作品を楽しめました。