【感想・ネタバレ】キャット・シッターの君に。のレビュー

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Posted by ブクログ

はじめての作家さん。タイトルに惹かれて。
「自分で時間を止めてちゃいけない。思い切って時間を動かしはじめないと、心の傷が、ただの古傷になってくれない」

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2023年09月19日

Posted by ブクログ

始めて読んだ著者。

短編集ではなくて、主人公の芹とそれぞれの猫の飼い主&猫が関わっていく中でのひとつの物語。

海辺と猫が出てきて自分好みの舞台だった。

決して明るい世界観ではないけれども、静かで落ち着いた感じの話し。感じでいえば江國香織の『神様のボート』みたいな静けさ?(・∀・)

短い話しなので久しぶりに一冊一気読み。久々に夢中で話に浸れたな〜。

キャットシッターというところに惹かれて読んだだけだから、他の著書を読むかはまだわからない。機会があれば手を出したいな。

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2013年06月30日

Posted by ブクログ

やはり、芹と真理が仲直りするシーンに、この本が伝えたい「どんな傷だって、時がたてばただの古傷」の意味を感じます。
そして、
古傷にするため
自分で時間を止めちゃいけない…「どこかで思いきって、また時間を動かしはじめないと、心の傷が、いつまでたっても、ただの古傷になってくれない…」
いい言葉です。

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2012年12月01日

Posted by ブクログ

この話は、猫がいなければそうたいした話じゃない。主人公が抱える過去の傷も、キャットシッターのお客さんたちが抱える事情も、どこにでもあるとは言わないけど特別なものじゃない。でも、そこに猫が介在するというだけで、どうしてこんなにもしっとりとした話になるんだろう。それでいて、猫はそうメインとして扱われているわけでもない。なんていうか、猫を含んだ風景、状況の書き方が抜群にうまいんだと思う。
猫を好きな人も、特別すきじゃない人も、読んでみて欲しい一遍です。
新井素子が解説に書いている「猫を愛するように、人を愛することができたら」、これはなんていうかしみる一言でした。

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2011年02月09日

Posted by ブクログ

恋愛に苦い過去を持つ主人公・芹が、猫によって知り合う人々と共に成長する物語。
「自分で時間を止めてちゃいけない。思い切って時間を動かしはじめないと、心の傷が、ただの古傷になってくれない。」
若いときは走ろう!走れば何かが変わる!起こる!

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2011年07月31日

Posted by ブクログ

初めて本をジャケ買いしてしまった。幸せそうな猫の寝顔なんて反則だ。
お話はまあまあ。現実はこんなに気持ちよくは行かないよと思ったけど。
主人公の芹の言葉使いがどうにも引っ掛かりました。顧客に対していい大人がタメ口ってどうなの。

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2010年11月21日

Posted by ブクログ

小説は特に現代の作家はなかなか読まないので
正直この小説家のお名前を存じ上げませんでしたが。
とても気持ちよく読めました。
人のいろんな人生のなかで、そっと寄り添う小さな生き物。
この小さな存在に、私達は支えられているのですね。
作品の場所の設定もよかった。材木座海岸近辺は、私の好きな湘南でもあります。

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2010年10月31日

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