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Posted by ブクログ
この本を読んで強い既視感を感じたと思ったら「顕微鏡の使い方」とたたずまいが似ていることに気が付いた。
顕微鏡でも銃でも目的に応じて適切な機種や付属品、消耗品を選び、正しく使わないと性能を発揮しないし使用目的を達成できない。また、日常のメンテナンスも重要な項目である。
本書は銃というある意味「極端な」目的のための道具を題材にしているため異彩を放っている様に見えるが、分野を問わず仕事の道具は正しく使うことが基本であり、それを知るための入門的指南書としては普遍性を持った本である。
一方銃としての特殊性にふり返ってみれば、冒頭の「はじめに」およびそれに続く「ライフルマンの誓い」が全てを物語っているように思える。