【感想・ネタバレ】1日5分! お母さんがコーチになれば、子どもの成績はグングン伸びるのレビュー

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Posted by ブクログ

提灯記事を書いてもステマと思われるかもしれないので、正直な感想を書こうかね

文字も大きいし、イラストや余白も多く、難しい内容ではないのでトータルで1時間かからずサクッと読めた
正直なところ、特に目新しい事や奇抜な内容ではないのもその要因の一つ
この手の本をあまり読んだ事はないけど、他の本でも同じような事が書かれてあるんじゃない?

とりあえず、要点は三つ
・子供とコミュニケーションをとる
・ほめて子供のモチベーションを上げる
・子供自身に目標を決めさせる
こんな内容が言い方や事例を変えて何度も繰り返し出てくる

ってか、こんな事って成績優秀な子の親って自然とできてる事なんだよね、多分
少なくとも僕が知ってる限りはそう

後は、勉強は「量×質」なので、まずは「質」を上げてから、成績アップを実感させて「量」も追求していくとか
正確性よりはスピード重視で反復練習によりミスを減らすとか
そんなプラスαな戦略

その辺の戦略的な計画はまぁ必要だろうけど、根本的な問題は子供との信頼関係ができているかが大事
「目標を自分で決めさせる」なんてその最たるもので、しっかりコミュニケーション取れてて普段から会話してたら自然と目標なんて見えてくるものでしょう

本文で「ドラゴン桜やビリギャルでもそうだった」といった内容があったけど、むしろパクリじゃね?というレベルで同じ
そもそも、ほめてモチベーションを上げるってのもドラゴン桜でやってたよね
「すっげぇじゃん」のオーバーリアクションとかも
他にも「同じ問題を3分考えてわからなかったら回答を見る」とかもドラゴン桜で似たようなのあったよね
あと、リフレーミングなんてビリギャルのモロパクじゃね?

と、他の教育論の本でも同じような事が書かれてあるほど一般的な内容なわけです

そりゃそうだ、そんな画期的な教育法なんてそうそう転がってないっすよ
そんな意味で目新しさはない



ただ、この本のいいと思ったところは「添う」という単語があったこと

作家の灰谷健次郎はよく「子供に添う」という表現を使ってたけど、将にそれ
監督のように上から指示・命令ではなく、コーチのように一緒に悩み考え試していくという姿勢は大事だよね
子供は勝手に育って成長していくものだし、親はそばに寄り添うか、心に寄り添うかでいいんですよ

その、心に寄り添うためのツールとして「ほめる」っていうのが必要なわけで
普段からその子の事を大切に思って見てたら自然とほめるだろうし
そうでなくとも「どこをほめようか」とか「ここがほめられる」とか考えたらすぐできるだろうし
自然と子供に自信つくよね

それが思っててもなかなか出来ないという人向けには「ほめ方の実例」が載っているので、よいのではないでしょうか


普段はあまり意識しないけど、「自学自習」とか「共育」という考えは僕の中でちゃんと存在しているんだなぁと自覚した本でした

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2016年01月14日

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