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虫好きの息子の為に、祖母が買ってくれた一冊。子供だけに読ませるのはもったいない。子供心を取り戻しつつ、大人こそ読んでみることをお勧めしたい。正しい知識を持って、虫たちと戯れていきたいと思います。
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小さいころにカエルやカブトムシ、アゲハチョウを飼育してたことを思い出します。よくわからないうちに、間違った持ち方で、ストレスを与えていたんだな、と反省込めて、読みました。生き物に触れるというのは、観察したい、仲良くなりたい、という人間の本質みたいなものです。それを再び思い出しちゃいます。
子供も、子供がいる人も、子供がいない人もウキウキしながら読める一冊です。
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カブトムシ、バッタ、ヘビ、サソリ、イヌ、インコ…などなど様々な生物を、「自分の身の安全をしっかり保ちつつ、生きものを少しも傷つけることなくスマートに持つ」持ち方についての本。目のつけどころが面白く、写真も分かりやすいだけでなくいちいち可愛い。
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様々な生きものの“持ちかた”をその道のプロが伝授!
・この本の使いかた→これ、重要!
1 生きものカメラマン松橋はこう持つ!
身近な生き物・・・カブトムシ、カマキリ、カニ、ヘビ等。
2 総合ペットショップオーナー後藤はこう持つ!
虫、蟲、珍ペット・・・サソリ、シマリス、ハムスター等。
3 いろんな生きものを診る獣医師田向はこう持つ!
ペット、どうぶつ・・・イヌ、ネコ、ウサギ、ハリネズミ等。
4 は虫類専門店オーナー山田はこう持つ!
は虫類・・・オオトカゲ、トッケイヤモリ、スッポン等。
大きなカラー写真で見易く説明。コラム有り。
・この本に登場する生きものたち(五十音順索引)
・その道のプロたちのお店、動物病院、動物園
ふりがな振ってなくても、好きな子は読んじゃうだろな~な本。
大人も覚えた方が良いな~な内容です。
持ちかたのみならず、その生きものの知識もありますから。
生き物によって、しっぽ持ちや毒針持ちOKの理由には、納得。
自分&相手が傷つかないように持つのが大事なのね。
身近にいた昆虫やカエル、トカゲは正しく持ってたんだと、
ちょっと嬉しくなりました。これは経験での習得だなぁ。
正しく持たれた生きものたちの、なんか達観したような、
諦めと安らぎが入り混じった表情が、良い感じです。
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虫や動物、爬虫類まで、いろんな動物の持ち方が載っている本。獣医さんやペットショップの人が伝授する、生き物の正しい持ち方が豊富な写真入りで紹介されている。いつか、もしかして、万が一、持つことになったら…?と思いながら読むのが面白い。
2015/11/08 16:19
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鳥はたくさん飼っていたので、持ち方を知っている。
仰向けにして、首をやさしく撫で上げて寝かしつける(死んだフリ?)こともよくやった。
カマキリやザリガニは、そこをそう持つしかないだろう。
イヌやネコは飼ったことがないので推奨されている持ち方を知らない。
子ネコは親ネコに首根っこを咥えられているから、そこを掴んで持ち上げるのも正しいかも知れない。
持ち方といえばオーストラリアに行った時、コアラを抱く前に持ち方を教授されたが、うまく持てていなかったためか爪が痛かったなあ。
持たれる方のストレスが小さく、持つ方は持ちやすくて危害を加えられないならそれが正解らしい。
といっても、
サソリやヘビは持つ勇気が無いし、ナメクジとゴキブリは持つ以前に絶対触りたくない。
あと、タランチュラも無理だ。
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ペンに茶碗にお箸に楽器、どんなものにも正しい持ち方はあるものですが、この本が紹介しているのはズバリ「生きものの持ちかた」。
持ちかたを指南してくれるのは「生きものカメラマン」「ペットショップオーナー」「獣医師」といった、まさにその道のプロたちです。
家で飼ってるかわいい生きもの、外で出会ったきれいな生きもの、突如遭遇した毒を持つ生きもの…とっさの時にどうしたらいいかわからず、遠巻きにしているしかなかったあなたもこれさえあれば大丈夫。自分の身を守り、生きものを傷つけることもなくスマートに対処することが可能です。
悠々と「いざ持たん」の精神でいきましょう。
例えば蝶。子どものころの私は、親指と人差し指で羽をつまむようにしていました。どうしても指が鱗粉まみれになってしまって、悪いことをした気持ちになったものです。この本で紹介されている蝶の持ち方は、人差し指と中指で羽を「はさむ」というもの。見た目はやけにスタイリッシュですが、この持ち方だと皮脂がつきにくいので、鱗粉がはがれにくく、蝶に優しい持ち方なんですね。
あるいはシマリス。かわいらしいけどその歯は強くて鋭く、油断して持って噛まれると大変なことに。じゃあどうやって持てばいいのか…なんと、首の後ろの皮膚をつまんでぶら下げるように持ってしまいます。なんだかかわいそうにも見えますが、この皮膚の部分は少したるんでいて、リスくらいの体重なら持ち上げても痛くないのだそう。
あるいはサソリ。大きなハサミと尻尾の先の毒針が危険なこんな生きものには、できれば触りたくない…しかし本の「もしも親友の寝床にサソリが入っていくところを目撃したら、どうする?」という文章を見て、「確かに…」と考えさせられてしまいました。このサソリの持ち方は、まさかの「毒針をつまむ。」一番危険なところを抑えてしまうというわけです。
もちろん、無責任に生きものを捕らえていくことは褒められたことではありませんが、「触れない」「わからない」として、生きものに無知・無関心な大人ばかりになっていくのはどうか、という著者の声にもうなずけるものがあるなあと思いました。
…とはいえ、ヤスデやゴキブリを持っているページには目を背け気味になってしまいましたけど。(「その手の中の生きものを頭の中ではコオロギあたりに変換しておくことが大事」というコツが可笑しかったです。)