感情タグBEST3
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100年後の皆さんへ、作家で劇作家の井上ひさしさんからのメッセージ。創作の原点。含蓄のあるメッセージがたくさん。例えば…本とのつきあい方(情報をどんどん入れて知識に、知識を集めて知恵を作っていく)、笑いとは何か(笑いとは、人間が作るしかないもの それは一人ではできない 人と関わって、お互いに共有しないと意味がないものである)などなど。
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残念ながら、筆者が他界されてから初めて筆者の事を意識し、この本を取りました。この本からは本への愛情、笑いへの思い、それらひっくるめて人への愛情が本当に感じられました。正にこの本のタイトル通りおもしろく読ませていただきました。氏のメッセージに背くことなく次代を担っていきたいという思いにかられました。
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練って練って、これじゃ駄目、あれも駄目、これも駄目と、何度も何度もやってはじめて出てくるもの。
それは「悪魔が来る」時間。
筆が遅いことで有名で、「遅筆堂文庫」まで作ってしまった井上ひさし氏の創作の秘訣は、この「悪魔を呼び込む」時間にありそうだ。
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亡くなった伯父が文章を教わっていたということで人となりを知るために読んでみた。言葉に対してとても柔軟だけれども、戯曲には大和言葉を使うなど貫き通しているし、考え方に共感できるところが多々あった。
東北各地で過ごされていたため、縁のある土地では今でも愛されているのが理解できた。
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シンプルなのに シンプルだから?深い
情報をどんどん入れて知識になり
知識を集めて知恵をつくっていく
どんな仕事もきっと同じはず
自分が使いこなせる言葉でものを考えるということ
意味をきちんと理解せず討論をしものを考えていくといいかげんな理論構築や結論が生まれてしまう
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井上ひさしの有名なことばの一節を題に掲げた本書。
以前NHKで放送されたインタビューを活字にしたものだという。
多数ある井上ひさしの著作で読んだものはとても少ない。彼自身のこともほとんど知らなかったので、インタビュー内で生い立ちのことどが語られるのは興味深かった。
作品を生み出すとき、自身の辿ってきたものと無関係ではありえない。そんな当たり前のことを改めて考えた。
そして、自分自身の勉強不足も痛感した。
「情報を知識へ、知識を知恵にしていくとうことは、自分の体験を少しまとめ上げて、その集まりから小さな文章を作っていくということです。これがそれぞれの知恵になるわけです。」
もっと本を読まねば。これから書く文章のために。
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「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」!
記憶せよ、抗議せよ、そして、生き延びよ。この時代に、頑張れ、あらゆるエンタメ。
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強烈な光を出す個は はっきりとした明と暗を生み出すのかもしれない。
自分はひょこりひょうたん島の原作者が DVをしていたとしてしか、この方の人となりを知らない。舞台や放送作家として日本を明るく励ましていた方が どうしてDVをするのか この方の考え方を知りたかった。
が・・ わからない
色に狂う方 ギャンブルに狂う方 暴力も同じなのだろうか? 表現者や先駆者は何か悪魔との契約が必要なのか?
本自体は ものすごく明るく判りやすかった ので 余計に寂しくなった。
1日30冊は凄いな 本当に要点読みが出来ているのだろう 圧倒的なインプットだな・・