【感想・ネタバレ】昭和の犬のレビュー

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Posted by ブクログ

まさしく昭和
まだ犬が外で飼われていたころの懐かしの時代
当時の様子が思い起こされる

風景と共に心情もよみがえった

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2017年05月09日

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比較的淡々と綴られていますが表現力がすばらしいので、最後まで楽しんで読めました!
なんとなく理不尽な家庭環境で育ち、おとなになった主人公が回想したり、思い出を語ったり。
うまい具合に犬が絡んでくるところも癒されポイントでした。
タイトル通り!

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2017年03月09日

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不遇な幼少期を過ごした人は、当たり前のことに突然驚き、幸せを感じ感謝の気持ちで胸が一杯になる事がある。
犬や猫には心を許せるから、話をしたり泣いたりそれは大人になっても変わらない。
中年になった主人公の身体がバラバラになってから出逢った犬、マロンが、主人公の様子に心から笑う、というシーンに、初めて泣いてしまった。
これは泣くような物語ではないと思って安心していたのに。
そんなひと時が、これからの生きるエネルギーになる。幸せを感じるセンサーの基準が、私と主人公は似ている。

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2016年07月31日

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ずっと読みたかった本がやっと読めました。犬の話だからか、松田洋子さんの相葉奈美の犬の絵柄のイメージで読んでました。陰鬱な雰囲気とか合っている気がして。最近は外国の吹き替えドラマはもう地上波では観られない、というような記述がありましたが、普通にNHKとかでやってますよね。

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2016年03月20日

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ネタバレ

昭和33年生まれの柏木イクの半生と、彼女の人生に関わってきた犬たちの話。
シベリア帰りの父は突如切れる(作品上では割れる)ので、イクも母も気が抜けない。
母はたいていの時不機嫌で、イクの心を傷つける。
心の交流が全くない家庭。

幼い頃からいろいろな人たちに預けられ、5歳で両親と同居するようになってからもずっと、周囲の人の気持ちを推しはかり、気配を気取られぬよう生きてきたイク。
両親がイクに向ける心無い言葉は、読んでいる私の心をも傷つける。

イクの人生と交差するように、その時代それぞれに流行った犬種と犬の飼い方っていうのがあって、確かにそうだったなあと思う。
犬は犬なのに。

家を出ていきたくて東京の大学に進み、東京で就職するイク。
アパートではなく下宿ですらなく、貸間住まいで結婚もせず、両親どころか親戚一同の介護のため実家のある滋賀と東京をしょっちゅう往復しなければならなかったにしろ、イクの人生は幸せなのだった。
悪い記憶ばかりではない。
それを歴代の犬たちが教えてくれる。

それにしても昭和33年生まれで名前がイクって古すぎない?
母の名前は優子なのに。
と思ったけれど、最後にこの名前に意味があったのだとわかる。(名付け親が計算したわけではないにしても)

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2022年11月30日

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気難しく割れて家族をビクビクさせる父親、ブラジャーを買い与えず娘を嘲笑う母親、今なら毒親でネグレクトだけど、それも昭和、犬を放し飼いにして人を噛んだり保健所に連れ去られたり、引っ越しの時にどこかに行ってしまったり、夕ご飯の残り物をあげるか鑑賞するものでしかない犬、それも昭和。私は昭和を知らないから、感情移入とか同情はせずに、戦後の粗野で雑で価値観の違う、そういう時代だったんだなと鑑賞しながら読む本。

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2022年10月09日

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好きな作家の一人、姫野カオルコさんの直木賞受賞作(スピーチ、面白かったです)。

受賞作の本作より、個人的には「リアルシンデレラ」の方が好きでした。

それにしても、著者が描く人物は「聖人」。
何故こんなにも、清く生き続けられるのか。切なくも、羨ましく思います。

主人公のイクは戦後に生まれ、両親の愛に恵まれずに、そしてそれを受け止め、ただ、自己の不甲斐なさ故に愛されないのだと思いながら育った女性。

そんなイクの5歳から、中年期までが描かれた作品です。

イクの父は理不尽な理由で怒りを撒き散らす人物ですが、犬を手懐けることに長けた人物。

小さな頃から犬と共に生活してきたイクもまた、犬を愛し、犬に心を癒される性格。

私自身、犬が大好きなので
「犬を見たり犬にふれたりすると、ふれた面‐てのひらや腕の内側や頬や‐から内側に向かって、ふくふくとした気持ちが生えてくる」
という描写が、
私に「ふくふくとした気持ち」をおもいださせ、それだけで嬉しくなりました。

そして、相対的には決して幸福で恵まれていたとは言えない人生を送ったイクが思うこと。
「獲得したものを数えるのではなく、彼らの厚情により、被らなくてすんだ不幸を数えれば、それは獲得したものとちがい目に見えないが、いっぱいいっぱいあるのではないか。」

自分の欲深さや傲慢さを、姫野作品はいつも指摘してくれます。

2014年8冊目。

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2022年09月27日

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令和になって3年。昭和は随分昔の話となった。いつのまにか…。
昭和の50年余りの間に、生活の様子も、犬の飼い方もとても変わった。
地味なイク…昭和はこんな子ばかりだったようにも思うけど…が犬猫と関わりながら時に癒され成長して、大人になってもマロンに癒されるところはなんだかいい。
生活様式とか犬猫の飼い方とか変わっても、犬猫と人間の繋がりって変わってないのかもしれない。

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2021年08月10日

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読み始めは、自伝的エッセイ的で懐古主義的な苦手ジャンルと感じていたが、後半、ストーリーとしては何も起こらないのに、妙に感傷的な気持ちにさせられる。
昭和という時代背景を、いつも近くにいた犬たちの温度・湿度を通して伝えてくる、さすが直木賞と感じる作品。

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2020年01月15日

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柏木イクのお話でした
その中で犬たちや猫との出来事を織り交ぜ
楽しめました
あの親からでも学んだこと、経験したことが
生きてるようにも感じた

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2019年03月17日

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ネタバレ

滋賀県に多少なりとも縁のある人だったらおもしろく読めるんではないかと思った。

なんか、前に読んだ「コンビニ人間」動物好き人間ver.って感じ。「コンビニ人間」に多少なりとも共感しそうになってやばいな~と思ってたらこっちはもっと共感しそうで、よりヤバイな~って感じました。
現代にこういうのがはやるのは、みんなこんな人間なの??そうなの???

追)あぁ、直木賞を受賞された作品なんですね。それならちょっとはやってる?のに納得。

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2018年02月07日

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愛情を示さない両親に従順に従って生きる主人公「イク」の、幼児時代から初老に近づくまでの日々を、8つの章に分けて描く。普通には幸福な家庭と言えないが、そばにはいつも犬や猫がいて、イクを支えてくれた。いや、犬や猫ばかりではでなく、多くの人たちが人生の道々でイクを応援してくれた。怒りっぽい父は、ソ連での捕虜の辛酸な経験が彼の人生を変えたようだし、変わり者の母にも母の事情と人生があった。でも両親も、物語を構成する多くの人物や犬猫も、イクの人生を肯定しているようだ。『すべてのものごとは、各人の胸に据えられた鏡にどう映るかなのである』という著者の多様性を容認する姿勢が気持ちよい。イクは作者姫野氏自身を描いているようだ。

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2017年08月25日

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生まれた時から転々と預けられ
5歳で両親と共に暮らし始めた「イク」

気難しく、理不尽に怒鳴り散らす父
夫や生活に倦み、何を考えているかわからない母

イクにとって家庭は、決して居心地のいいところではなかった。

けれど、彼女のそばにはいつも犬(と猫)がいた

作者の半自叙伝的なお話。
幼少時から大人になるまでを淡々と語っているが
時代の香と共に、引き込まれてしまう作品です

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2017年05月21日

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昭和33年生まれの柏木イクが、幼少時期からいつ激昂するか分からない父と、下劣な品性の母親と暮らし、いつか此処では無い何処かへ行こうと、幼い胸に誓ったのでありました。昭和から平成に至る過程を、いつも傍らに居た犬の存在を里程標に表現しているお話です。
淡々とした語りでちょっとかわいそうな感じの女性の半生(よりちょっと長い)を垣間見ました。僕より16才年上というと今58歳くらいの人が読むととっても懐かしく、当時あるあるが沢山有りそうです。
淡々と進んでいくのが結構心地よくて、僕的にはかなり好きな本です。

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2016年10月21日

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幼少期から中年期までのイクの日々を、犬との関わりを中心に描く。

好物のわんちゃん猫ちゃん小説。
でもこの小説は、よくある感動的で涙腺崩壊といったものではない。

イクの父親は怒りの感情をコントロールできない人物、母親は悪意なく娘に残酷な言葉を投げつける。
大人になりきれないというのか器が小さいというのか、簡単に言えばろくでもない両親だ。
昭和の頃は、厳しく放置しながらも、ここぞというときには立ち上がる親が多かったように感じる。実際わたしの親も、概ねこの部類に含まれる。
しかしイクの親はそういうものでもない。
経済的には困窮もしていないし、あからさまな虐待があるわけではないため、大好きというわけでもなく憎みきれもせず。よくある親子関係なのかもしれない。

戦後落ち着きつつある頃の昭和では、犬を飼うといっても現代とは程遠い。
繋いでいればまだマシで、一般には繋ぎもせず、餌という名の残飯を与え、気が向いたら声をかけたり撫でてみたりする。
これで飼っているだなどと恥ずかしげもなくよく言えるものだ。現代の愛犬家が見たら立派な虐待だと大騒ぎになること必至だ。

犬さらいというものも頻発していたらしい。
犬をさらってどうするのか想像するだに恐ろしいので、考えないでおく。
さらわれても、泣いて探すなど勿論せず、ふうんといった程度の感想で終わることも驚かせる。

文中、小型犬が嫌い、特に服を着た小型犬が嫌い、バカに見えるとあった。
すみません。
我が家の愛犬は夏と冬は服を着せている。
蚊に刺されると命にもかかわるし、ダニも防ぎたい。真夏の強すぎる陽射しは皮膚に良くないだろうし、熱い地域原産の犬なので冬の寒い日は防寒対策もしたい。
ああ、『バカ犬』って思われるのかなあ。悲しい。
でも、服を着せているのは人間なので、どうせなら『バカ人間』で勘弁して欲しい。
こちらを読んだ服を着た犬が嫌いなかた、どうか犬に罪はありませんので、やさしい目で見てやってくださいね。お願いいたします。
人間大好きなかわいい犬ですので。

取り立てて感動を煽るようなことは何もないのに、読後感が心地良い。
過ぎ去りし昭和を懐かしみ、かわいらしい犬の話を読みながら、ひとりの女性が等身大に描かれている。
なんとも言えず穏やかな気持ちになれた。

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2016年01月27日

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この作品で直木賞を受賞した時、ジャージで走ってきた事が話題になりました。
主人公・イクは、昭和33年滋賀県生まれ。姫野さんは、同世代同郷の女性を、昭和から平成を振り返りながら語るという構成で、その時代を描きました。
全八章からなります。イクの幼児期から年代順に、時代の背景、イクの生活、そして、流行していたと思われる種類の犬が書かれていきます。タイトルには、その時代印象的だったアメリカのテレビドラマの番組名が使われます。タイトルと内容は、関係するところはありません。
シベリア抑留経験を持つ気質の荒い父親。そんな夫を嫌悪する為か、娘への慈しみを見せない母親。イクは居心地の悪い家庭で、高校生まで、寡黙に生活します。昭和の戦後から復興、そしてバブルから平成へと、翳りある部分はあったとしても、華やかな変貌を遂げた時代を慎ましく献身的に生き抜きます。
半分ほど読んでも不確かだった物語が、最終章に向かって意味合いが深まっていきます。
50歳を目前としたイクは、両親の介護をやり遂げ、自身も幾つかの病気を経験します。決して贅沢でないむしろ抑制的とも思われる生き方の中、真の幸福感に満たされる瞬間がやってきます。「今までの私の人生は恵まれていました。」彼女は大きな声で言います。たぶん、この1行を読むために書かれてきたそんな小説です。
いつも、あともう少しと何かを求めてきたことに恥ずかしさを感じてしまいます。
昭和を全く知らない方には、読み難いと思います。あくまで一人の普通の女性の人生なので、淡々とした物語です。平成から令和への生き方への問いかけをしているようでもありました。

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2022年11月13日

Posted by ブクログ

短編集かと最初は思ったが、柏木イクという女性の幼少期から初老までの物語。各章傍らにはいつも犬。
イクは昭和33年生まれの設定だから第一章はかなり古臭い。馬車やらカラーテレビやら登場。捕虜から戻った父、父を疎ましく思う母との三人暮らしで、心をギュッと縮こませていた日々が彼女の土台になっていていつも傍らにいたのは犬。なかなかに鬱屈した世界が延々と続くのだが最後までイクは実に真っ当に生きていて、それはいつも側に犬が居たからなのか。その時々でイクのまわりにいる人々が実に温かいからなのか。
著者の本は初めてである。直木賞受賞作。
私はこの世界嫌いじゃない。他の作品も読んでみたい。

直木賞、私設図書にありオススメされた

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2021年08月14日

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直木賞受賞作ということで読んでみた。
終戦後の昭和から物語が始まっているせいか、昔っぽいタッチで描かれており個人的には最初入り込み難かったが、徐々に読み進めていくうちに面白く感じられた。

犬がタイトルにも使われておりそういった作品の多くが感動系であるから、そういう心持ちで読んでいたが、これにはいい意味で裏切られた。この小説は昭和から平成にまでの1人の女の人生を、その都度関わりのある犬と共に書き綴っている物語で、特にこれといって何か大きなイベントが起きたりするようなことや犬の死に寄り添う涙ちょうだい系の話は無く、その時代背景というか匂い?みたいなものに徐々に誘っていくといった不思議な雰囲気の小説だった。

何というか主人公が主人公らしくない性格で、読んでいて目新しい感があり、こういう捉え方をするんだ、と普通に違う側面の人間を見られた気がした。

作中のイクの成長と共に寄り添った様々な犬たちがその時その時でどういういった役割や影響をイクに与えていたのか、何を象徴していたのかを考えながら読み進めるのも面白そうだなと感じた。

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2020年11月11日

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直木賞受賞作という事で買った一冊。

初めてよんだ姫野カオルコさんの小説でもあった。

1人の女性の人生ドラマだった。

この女性の人生を読んでいるとよくどこかで躓かなかったなと思う。

たんたんと進む話で大きな出来事があるわけでもないが、なぜか話に引き込まれた。

犬との交流は本当にこの女性は犬が好きなんだなと感じた。
犬がいたからグレなかったのかな?

時代の流れも感じられる小説でした。

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2020年07月03日

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 受難という作品も本作も、所詮地面を歩くことしかできない人間の地面を歩くことしかできない悲しさというか強さというかどうしようもなさを感じる作品でした。
 父は父として母は母としてイクはイクとして、置かれた場所で置かれた温度でまんまに生きる様が描かれていました。

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2019年10月19日

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わたし自身、犬と暮らしてまして。
このストーリーの流れかたに、納得感がありました。
犬のにおいや感触がよみがえり、
過去にひきもどされ、
その時、自分はどうだったか、家族はどうだったか、
つながった世界が胸に広がっていくし。
その逆も。良くも悪くも。
また、家族のことでいろいろ悩んだ時期もあり、
不尽をこうむっている、
と感じる自分の身の置き場はパースペクティブ。
切なさに同調し、くすりと笑わせてくれる。
この多くを望まぬ主人公の幸せを切に願います。

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2019年02月17日

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これが直木賞とは…普通。所々に考えさせられる所があるけど、私は普通…昭和から平成に生きた人間だからこそ普通に感じてしまうのかな。だからこそ直木賞なのか…
でも、犬や猫好きにはたまらないのかなーこの本は。可愛いく、癒してくれたり時には、裏切られたり。
イクは人生通して犬や猫がいたから生きてこれたんだろうなー。これって凄い事なんではないかと思うけど。
人間の側に一番近い動物の事が分かった本。そう言った意味では面白くよめたかな。

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2018年08月30日

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風変わりな両親の元で育ったイクの幼少期から50代までの話。

現代ではネグレクト、虐待ともとれる環境で育ったイク。悲惨な環境だが、周囲の人たちとの交流がありそれほど悲壮感は感じない。が、楽しいエピソードではない。

色々な犬がその都度登場するが、決して感動的な犬との心温まる話ではない。あくまでも日常に犬がいた、という感じ。

前半は退屈であったが、後半、イクが成長してからの話は引き込まれた。
両親や、家主、おじいさんとマロンの話は温かさを感じる。
前半が退屈で、少女時代のイクがみじめだったが、読んでいて最後の最後にこんなに気持ちが温かくなるとは思いもよらなかった。

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2017年03月29日

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ネタバレ

これは、直木賞を受賞するほどなのだから、面白い小説。

でも、その面白さは、エンターテイメント性は持っていない。タイトルのとおりに、昭和の犬(猫)と、主人公との関わりが、各年代、その時代を象徴するような、米産TV作品をともなって語られるストーリー。

何か事件が起るわけではなく、主人公は、淡々と年を重ねていく。そういったお話。そこには犬がいる(猫がいる)ということと、海外ドラマ。それぞれ、楽しいと思う。知っていても、知らなくても。

あえて、ネタばれ、推論するよう伏せた婉曲表現が多様されるのだが、カートゥーンの『トムとジェリー』についての、主人公(作者)の解釈は、面白かった。

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2016年07月25日

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かつて放映されていた海外テレビドラマのタイトルと様々な飼い犬をアイコンとして描く、昭和後期に生きる女性の半生記。フォレストガンプ的な波乱万丈さはないが人々が織りなす細かなエピソードの積み重ねが心に触れてくる

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2016年02月21日

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犬が主人公の話でも、ペットとして飼っていた犬との喜怒哀楽の思い出をつづった話でもない。主人公の柏木イクの傍らにいる犬との関わり合いを通じて「昭和」の時の流れを感じる作品、といえばいいのだろうか。

たぶん柏木イクと同世代ぐらい(現在50~60歳ぐらい)の読者であれば、懐かしさなんかも加わって感慨深いところがあるのかなーと想像するけど、私の歳(30半ば)ぐらいだと表題の海外ドラマを含めて当時の描写全般にあまりピンとこなくて、それほど楽しむことができなかった。イクの父親のキャラクターが独特で面白かっただけに残念。

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2016年01月31日

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