【感想・ネタバレ】人生を変える行動科学セルフマネジメントのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

できなかった自分を受け止める。
そこから仕切りなおす

もっとも効果的な報酬は褒めること
行動をとにかくつづけ、自分はできているという
達成感を得られれば、その行動は自発的に継続できる
→習慣になってしまえば苦も無く継続できる

人はいつからでも買われる。

自分を変えるというのは今の自分の否定ではない。
今の自分からの成長
今の自分を嫌悪しない。

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2015年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 あまり期待しないで読みましたが(←かなり失礼(笑))、これはいい!
 時々読み返したい良本。本当に人生を変えるかもしれない。
 コードギアス並みに、いやコードギアスに次いで私の人生や考え方に影響を与えた本。勇気と行動力をもらい、何より結果を出していく事が大切と再度わからせてもらった。
 これを読んでる最中からもう心の方向性が良い方に変わってきて、また少しずつ言動や行動を起こせるようになった気がする。

 感情ではなく行動していくこと、行動の積み重ねが結果であること、行動と意志や感情は別であること、などが書かれていて、勇気をもらい、またあまりくよくよと落ち込んでも意味がないことがわかり、読んでいてすっきりした。
 認知のゆがみについても少し記載があり、「〝事実は○○だった”ということがあるだけ」、という下りには妙に納得。結局感情を戻してから行動しようとするといつまでも行動できないし、ネガティブな状態であることが足かせ(理由や言い訳)になって前に進めない。「調子が悪い」「気分が低迷している」を言い訳にしていないか、自分自身振り返ってみる必要があると思った。
 鬱であろうが行動できるし、鬱でなくても行動しない時もある。結局行動に移していくことが大切だと感じた。
 とくに最後のページには勇気と自信をもらいました。自分でもできる、やれるかもしれない、やってみようと感じました!


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以下、個人的に気に入った本文の引用やまとめなど。
いいと思った文を書き留めていったらかなり長くなってしまいました(汗
以下長文注意です。

 あなたがすべきなのは、事実に正しく目を向けて、小さな行動を起こすことです。行動には一つのウソもごまかしもありません。
 本書ではもう一つの重要な側面、ゆがんでしまっている認知から抜け出すことも取り上げています。自分をコントロールできないで苦しんでいる状況を、行動によって変えていこう。
 行動ならいい点も悪い点も、改善すべき点も見えます。改善策が功を奏したかどうかもまた、行動を肉眼視することで判断できます。人としての意志や感情に期待しすぎない事。
 意志は極めて頼りないものであり、大事なのは行動なのです。どんな大きな目標も、小さな具体的行動の蓄積によってのみ達成できる。
 その場の状況を正しく判断し、やらなければならないことをいくつか設定する。そして、その中でまず最初に何をすべきか、優先順位をつけて実際に行動に移す。うまくいかないことがあれば、その原因を考えて的確に対処する。
 人間は感情を持つ生き物であり、行動は感情に影響を受ける、「認知のゆがみ」がある。気になる異性がいる時は、合理的に考えればできるだけ好感を持てる態度で接するべき。それしか方法はないとも言える。ところが多くの人が気に障ることをしたり、つんと澄まして通り過ぎたり。恥ずかしいという感情や、相手に対する勝手な思い込み、ネガティブなマインドトークがそうさせる。
 言葉は、それを発した人の思惑とはまったく違った一人歩きを始めます。
 事実以外は考えないでいい。
 そもそも部下を全員、意のままに操るなんてことはできない。→コミュニケーション不足が今の事態を引き起こしているのでは→だったら、これからはもっと部下と話をするようにしよう。
 怒りという感情は、周囲がつくっているのではなく、間違いなく自分がつくり出しています。自分が他人にどう扱われているかということへの執着の違い。「もっと自分を大切に扱ってほしい」という気持ちが強い→怒りも強くなる傾向。
 自分の怒りの原因が自分の外にあるととらえることは、自分という人間が、周囲の環境や他人の言動に左右されているということに他ならない。自分と言う車のハンドルを握っているのが他人なのは面白くない事だと思わないか?
 マイナス感情の本質を見るのを避け、その解決を外に求めても無意味。願望はごくまれに叶えられることもあるが、自分の思惑どおりにはいかない。他人の考えることは自分とは違う。自分自身の行動によって改善していかない限り、マイナス感情から解放されることはない。何かのせいにして、大切な今を自分軸で生きられないのはつまらないこと。過去を悔んだり、未来への不安に縮こまったり、周りの環境を恨んだりするのはやめる。
 自分軸で生きていない→真の幸福感を得にくくなる。
 人との対比で自分の人生を語っている→自分の人生と向き合う事を邪魔する。自分軸で人生を捕えられず、いつも誰かとの比較に頼る→変わろうにもどう変わっていいかわからない。
 「自分にとって何が幸せなのか」「どんな自分になりたいのか」が自分軸で具体的に描かれていなければ、いつまでたっても不満ばかりが目につき、不幸感が募っていく。漠然に幸せになりたい→永遠に幸せになれない。曖昧な願望を口にする人ほど、現状に不平不満を言い続けるだけで、それらを解決するための行動はとらずに終わる。(どういう行動をとればいいのかわからない)。
 寝る前に振り返り、良かったことを3つ書く。ネガティブな認知のゆがみに陥ることも少なくなる。出来事や行動のいい部分を意識できるようになる→更なる成果に向けて積極的に動ける。精神的な効果とともに、有益な行動が増える実利的効果が大きい。
 0か100か、ではなく23だったり74だったり。その数値を明確にすることが大事。その数値をきちんと見据えて評価する。23だったのなら、あと77必要なのだ、と。
 成功か失敗か、ではなく、「6つできたけど4つできなかった」という事実に基づいた正確な認識をすればそれでいい。
 人生という日は今日と言う日の積み重ね。「苦労」した日が続いた1か月は、苦労の一か月。その一か月が続いた1年は苦労した一生。まだ見ぬ未来に価値を置くのでなく、今を充実させる一日一日を積み重ねていくこと。
 ストレスの発生は出来事と直結してると思われがちだが、しかし実は「出来事→個人の認知→ストレス発生」というように、その人が出来事をどのようにとらえるかという「認知」が間に入る。この認知がゆがんでいると、些細な出来事を過剰にネガティブにとらえ、自分で勝手にストレスを増大させてしまうことがある。認知のゆがみはネガティブな人に起きるだけではない。人の感情は常に一定ではなく、普段は前向きな人でも、疲れていたり余裕がなかったりするとイライラ、鬱になり普段の認知とは大きく違った否定的なとらえ方をすることがある。「悪く言ってるのではないか」「嫌われたらどうしよう」「相性が悪い気がする」人は妄想でネガティブワールドを作り上げる。そのうち、現実に起こっていることと妄想の区別がつかなくなり、妄想こそが事実と思いこむ。すると世界は不安や嫌なことだらけになる。
 現実を見て行動を起こす。これがどんな問題も解決する唯一無二の方法。
 原因はたった一本の煙草にある。だとしたらこれからは喫煙者の隣には座らないなど、もらいタバコができない環境を整えればいいだけの話。…勉強しているときに、ベッドがある環境に自分を置いているからいけない。感情的にならず論理的に。主観的でなく客観的に。抽象的でなく具体的に。
 ときには「やりたくない自分」を認めるのも大事なこと。「自分なりに色々やってはみたけれど疲れた。今は何もしたくない」これも重要なメッセージであり、耳を澄まして聞いてあげる必要があります。「あなたが何を成し遂げたいか、どう変わりたいかは、今のあなたが決める」世間の価値観や流行を基準にして、「○○すべき」と思う事はない。あなたが、これまで本当に満足いく人生を実感できていなかったとしたら、そうなれるような行動がとれずにいたからです。
 自分のものではない価値観に縛られ、人生を複雑にするのはやめましょう。本当は何がしたいのか、本当はどうしたいのか、そのシンプルな問いを大事にしてください。
 小さな行動を積み上げることこそが、遠くの目標に到達するただ一つの方法です。
 「優先順位」よりも「劣後順位」を念頭に置く。何を取るかより何を捨てるかを先に決めた方が効率がいい。劣後順位なら、できない分は先に捨ててしまう。残ったものに順位づけ→非常に明確で動きやすくなる。そもそもやる必要がないことを抱え込み過ぎ。得る所の少ない会合などに大切な時間を使っていないか。劣後順位で物事を判断→余計な物を簡単に手放していける。「捨てていい」項目に未練を残す必要はない。自分の時間を最大限有効に使わなければ、目標を達成することも、自分を変えることもできない。
 「時間ができたら○○しよう」と思っていても仕事はいくらでも発生する。結局楽しい時間を持てないまま走り続けることになる。だんだん不幸感や被害者意識が強まり、燃料切れを起こして立ちいかなくなる。自ら厳しい状況に置いていたにもかかわらず、目標を達成できずにいたし、ずっと辛い思いをしてきた。もっと自分を楽しませてあげる.
 まず小さなことから始める→そんなんでいいの?→続け積み重ねるうちにやがて大きいことができるようになる。
 「時間ができたら○○しよう」と思っていても仕事はいくらでも発生する。結局楽しい時間を持てないまま走り続けることになる。だんだん不幸感や被害者意識が強まり、燃料切れを起こして立ちいかなくなる。自ら厳しい状況に置いていたにもかかわらず、目標を達成できずにいたし、ずっと辛い思いをしてきた。もっと自分を楽しませてあげる。(一日○分はかならず○○する、or○○の時間、自分の時間、と決めてしまえば?アニメや読書の時間、と。)
 まず小さなことから始める→そんなんでいいの?→続け積み重ねるうちにやがて大きいことができるようになる。
 何度も述べたように、行動科学セルフマネジメントでは無理をすることは禁物。一日5分でいい、それで成果が変わる。5分で変わるわけない、と思うのは間違いで、小さな行動に成功し、それを積み重ねていくことは確実にいい結果をもたらします。5分を1か月続けられたら、あなたは確実に変わる。
 一日5個、一年で○個、5年で…。そうなっていないとしたら、どこかにミスが起きている。それを探す。ミスが見つかったらそれに対する後悔や落ち込みは厳禁。ミスがあったという事実だけに着目し、それを正せばOK。
 明日から3つのことをやろうとするぐらいなら、ハードルを下げて今すぐ一つのことをやりましょう。達成感を感じ、できたと喜び、自分自身を認めてあげる。その瞬間、あなたは変わりだす。世間の価値観ではなく自分軸で(行動や目標達成などを)決めることが出来た。行動が、すごく小さなものであることを受け入れることができた。ここまでできたら、あなたは何だってできるし、いかようにも自分を変えていける。

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2014年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

p93 過去は存在しない、今にフォーカスする
p94 自分をラクにする認知=目の前の事実に即して冷静に判断することで成立する
p98 仕切り直しというほうとうを抜くときに認知を歪めないようにする
p122 MORS
Measured/Observable/Reliable/Specific
p144 自分という人間の価値を自分自身が認めたい という願望が自分を変えたいの本源なのではないか

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2022年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

○行動分析学の実務者である石田淳氏の著作。
○行動分析学の観点から、実生活における人間の行動の意味や因果関係について触れつつ、よりよい行動を行うための方法について解説。
○ある種の自己啓発本としての側面もあるが、行動分析学の観点での指摘は分かりやすい。

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2013年10月04日

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