【感想・ネタバレ】数学ガールの秘密ノート/ベクトルの真実のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

重りの例よりも力を体感的に伝えられる例の方が初心者には良かったのかなと思いましたが、ストーリー展開はさすが。

*****
やっぱり自分で考えて考えて考えなくちゃだめかな。自分なりの納得の仕方というのがあるみたいなんだよ。完全な間違いは『それは違うよ』と先生が教えてくれるかもしれないけど、『そういうことか!』と納得する最後のステップは、必ず自分の中にある。先生の話はきっかけにすぎなくて。(p.185)

0
2020年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

他の人のコメントにもあったけど、内積の説明が良かった。
授業だと、内積の定義は与えられても内積が何を表現しているのかを説明してくれることはあんまりない。

内積一定は直線の軌道を描く、を理解できただけでも読んだ価値あった。

0
2020年07月11日

Posted by ブクログ

秘密ノートは簡単なのであまり好きじゃなかったのだけど
関数空間とか出てきて驚いた
数学ガールは侮れない

0
2020年02月25日

Posted by ブクログ

ベクトルの足し算、引き算、そして掛け算(内積の話)。内積って、分かったような、分からないような。ミルカさんが登場して「関数空間」って出てきた。う〜ん、関数の内積か。

0
2018年10月19日

Posted by ブクログ

初めての「秘密ノート」シリーズ。
中学生向けなのでかなりやさしい内容。やさしいとは言え、小学校低学年のウチの娘にはまだ早いかもなぁ。。

ベクトルが、「平行移動で一致するものを同一視するという同値関係で、始点と終点の全組み合わせ集合を割ることで定義される。」
「内積一定の条件から直線が生まれる。」
「関数空間を考えれば、内積から関数の大きさ、関数のなす角度が定義できる。」
辺りがハイライトだった。

定義から丁寧に演繹する説明が相変わらず気持ち良かったです。

0
2017年09月07日

Posted by ブクログ

このベクトルの回は他のものに比べてわかりやすい。計算が簡単であること、図形で表せること、その図形が比較的簡単であること、が理由。ただ基本を理解するにあたって、いくつかの根本的な疑問が話されている。ひとつはベクトル同士の足し算をするときに、便宜的にグラフ上で考えるに当たって、ベクトルを動かしてしまってもいいのかどうか。これはベクトルが大きさと向きを表すものであるから、いいという結論となっている。次に普通の計算でマイナスとマイナスのかけ算がプラスになることがうまく理解できなかったのと同じように、逆方向のベクトル同士の掛け算でもマイナスになること(ただしマイナスのベクトルではなく数としてのマイナスになる)。これはベクトルの基本である内積の性質を考える途中で話される。ベクトル自身は数学の中では少し特殊な位置付けにあるように思う。内積という定義自体から特殊な感じを受ける。ベクトルが重力を考える物理の中で使わざるを得ない概念だから。そうした普通の数との違いはあるものの、複数のベクトルを考えるときには数式として表せるという都合のよさが明らかになる。 最後にテトラちゃんが考えていた円に接する直線の方程式の問題は難しいと思う。

0
2017年01月02日

Posted by ブクログ

主人公の丁寧なやりとりが心地いい感じです。
学生時代から時間が経った今だからこそ分かることも増えてきた気がします。

0
2015年12月28日

「学術・語学」ランキング