感情タグBEST3
Posted by ブクログ
発売当時に読んで良い印象だったので、読み返しました。
最近、人生上手くいかないな、このままでいいんだろうか、などと考えている時間が多く、本棚のタイトルが目に入り再読した。
印象に残っている言葉は、
・死んで無になってしまう以外の生き方はちゃんとある→なにかそう思えるものをこれからでも見つけいきたいと思った。
・被投的投企→死すら選択可能な行為(武士道)。生まれた以降の人生は、自分で自分の未来を掴み取っていくことができる。(できるというのは、100%確実ではないが可能性があるということと解釈)
・一瞬、一瞬と積み重ねて一生となるのだ。一般の人は、ここのところを間違って、別に人生があるように思い、それを尋ね回って、これに気づく者がいない→納得。ここ最近、今を大切に生きることが大事だと思っていたところ。なかなか難しいが、意識していきたい。
・もし喜びを感じる瞬間が訪れたとすれば、それは過去の肯定をも意味する。なぜなら、現在をつくっているのは過去のいろいろな出来事の蓄積であり、様々な苦難がこの現在の一点に流れ込んでいるから→昔よく思っていたこと。本書を読んで思い出した。今の人生が冴えなくても、未来に喜びを感じられるよう、期待を持って心前向きに生きていこうと思った。
Posted by ブクログ
人は必ず死にます。しかもその時期は誰にも
分かりません。
しかし誰もがその現実、事実に正面から向き
合うことはなかなか出来ないのが現状です。
この本は、過去にそういった来るべき「死」
に対してどう向き合った人の生き様を知ること
により、死生観を学べる一冊です。
Posted by ブクログ
斎藤孝が、古今東西の偉人の文献を読んで、死生学をどうとらえるかを書いた一冊。
文字通り、死に方から生き方を学ぶという感じで、非常に参考になった。
Posted by ブクログ
人間という存在にはいずれ死が訪れます。それを踏まえたうえで限りある生をいかにして生きるかという根本的な問いについて古典の名著を参考、引用して整理していく内容です。
何百年も前の本に書かれていることは、今も昔もひとは変わらないんだなあ、と思いました。
Posted by ブクログ
生と死を考えるためのブックガイド(古典および、筆者自身の過去作品の紹介も)。時折筆者の死生観が披露されるが、日本人としての正統にのっとっているので、スンナリ受け入れられた。