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漫画家志望者必読！
漫画業界を舞台にした漫画というと、バクマン。が真っ先に挙げられるが、こちらはアシスタントから見た漫画業界の話。
誇張はあるにしても、極めてリアル。
漫画家の先生、同僚アシとの人間関係。
漫画を舐めているアシや漫画家をバッサリ切っていくのは爽快だ。
嫌味なライバルと、仕事を口実に先生そっちのけで決闘を始めてしまったりと、時には暴走してしまうが、本当はお互いを認めあっている。
息抜きに遊びに誘ってくれた後輩アシにいじられたりと、ウブなところもある。でもその休みの経験をヒントに、挑戦したことのないジャンルの漫画のネームを作ってみたりと、鋼鉄のメンタル。
ライバル曰く「昔の（主人公の）ネームは酷かった」。それは後輩も認めるほど。それが３年でチーフアシになれてもおかしくないほどの成長ぶり。
果たして出したネームの運命はいかに？
そして彼女は連載を勝ち取れるのだろうか？
漫画家志望者は、ぜひこれを読んで現実を知っていただきたい。
おまけページに、作画のテクニック、ノウハウがあるが、これは初心者には少し難しいかもしれない。
Posted by ブクログ
漫画業界をアシスタント側の立場から見たコミックエッセイシリーズの一巻である。全二巻構成で、元々は同人誌として発表された内容の連載版のようだ。ちなみに同人版もこの巻に収録されている。
業界物としても読めるし、漫画業界を目指す若人へのアドバイス本としても有用な一冊だろう。
様々な漫画家の姿・漫画製作の現場が描かれる一話完結式であり、ライバルキャラを描くなどストーリーの体裁が整えられている一方で、技術的な側面にもかなり触れているのが特徴的である。
正直、技術的な側面については評価の仕様がないのだが（絵を描かない人間なので）、興味深く読ませていただいた。裏表紙に描かれているような「ペン先復活の方法」などは、現場で求められる基礎知識だろう。
面白く読ませていただいた。星五つで評価したい。
題材は面白いけど…
作者さんの体験なんだろうけど、なんで女性キャラにする必要があったのか、本編で暴言が出てきますが
女性キャラが言うのでますます読んでて不快になります。
２巻に期待…できるかなぁ
言ってることは正論だし、志も高いけど、まぁ好きになれませんよねこの主人公は。
とはいえまだ漫画家になれない自分への葛藤がまるで無い、元アシ仲間や姉にそれをつつかれる場面はあるが妙にさらっとしてる。不気味なくらい楽観的で自己完結しちゃってるこの主人公こそ1番成長から遠いのでは?
過去にあった出来事を元に不満をぶちまけたい、愚痴りたいってだけの漫画、という印象でした。
シリーズ作品レビュー
