【感想・ネタバレ】モアザンワーズ (1)のレビュー

恋愛ではない関係で、淡々とそばにいる美枝子と槙雄。そんな二人の前に現れた、永慈。意外にも惹かれあったのは男同士で、やがて恋人となり、美枝子と3人で自然と一緒の時間を過ごすようになる。しかし現実は厳しく、このカップルは家族の反対を受け、別れを強いられてしまう。「この二人が、ずっと一緒にいられますように」、と願った美枝子がある提案をする。そしてその結果…。
よくある、奪い合って胸キュンの三角関係の恋愛物語では全くない。同性愛、友情、青春…。様々な要素が入り混じっているのに、いたってピュア。シンプルな線で描かれた主人公たちは、青春まっただなかの本音を語らない。その分、読者は想像する。「モアザンワーズ」というタイトルは、言葉では簡単に説明できない、深い深い愛情を描いた本作にとてもふさわしいと思う。
読み終わったら、後日譚であるBLマンガ『IN THE APARTMENT』も必読!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

IN THE APARTMENTを読んで「妹尾!お前過去凄まじすぎるぞ!!もっとちゃんと教えろ!」と思っていたのでモアザンワーズの存在を知ってホッとした。これで読める~。

さて、少数だろうけど、美枝子みたいなタイプの女子は存在する。
でも仲良い女同士でワイワイしてる大多数の人間(私もそうだ)は美枝子みたいな子とは仲良くなれなかったし、合わないと感じていた。
でもこの作品は美枝子目線で話を進めているから、美枝子がすっと心に入り込んでくる。
美枝子の感情、美枝子の悩み、美枝子のモヤモヤ。そして美枝子の可愛さ。
高校生の少女だからこそのそれらが痛くてくすぐったい。

しかし、マッキーと永ちゃんで出来上がった関係は三人の間で変化をもたらす。
いや美枝子は誰とも付き合わんのかい!と思うけど、美枝子が自身の「女」を受け入れてないうちはどうにもならないんだよなぁ。美枝子自身の問題なんだよなぁ。
しかしマッキーは分からん男である。くらげみたい、って言ったら怒られるだろうか。永ちゃんはかわいい。

0
2016年12月29日

Posted by ブクログ

ただのBLのストーリーではない
愛おしいと思う気持ちは 男女ではなくて人と人なんだと言うことを思い知らされた気がした

1
2022年10月16日

購入済み

ふわっと可愛いマンガなのにたまーにダークなところもあって面白かったです。女の子目線の男の子カップルの今後が気になります!

0
2021年10月08日

購入済み

「IN THE 〜」読破後購入

「IN THE APARTMENT」の妹尾の過去が、
今作で語られています。美枝子目線で。

読み終わった後、まず思ったのは、
「IN THE APARTMENT」を読み終わってから
今作を読んでよかったな…ということです。

時系列的には逆になるのですが、
今作の結末を知っているからこそ、
「IN THE APARTMENT」で妹尾の未来にも光りが
あることを知っているからこそ、
最期まで見守るように読み終えられたかと思います。

「IN THE APARTMENT」と「モアザンワーズ」
どちらから読んだ方がいいのか迷われている方。
ネタバレなしで時系列的に読みたい方は、
「モアザンワーズ」から先に読む方が良いかもしれません。
正規(制作発行順)に沿って読みたい方は、
「IN THE APARTMENT」の過去編として
後から「モアザンワーズ」が出ているので、
「IN THE APARTMENT」から先に読むことをお勧めします。

#切ない

0
2021年09月20日

ネタバレ 購入済み

作者さん買いです(^^)
先に「SUPER NATURAL」と「IN THE APARTMENT」を読了済です。

1巻はすごく楽しかった〜セリフの掛け合いも良かったし、ノリもサイコーでした。
永慈の姉やその友達もすごく良い味を出してて、読みやすかったです。
ただ1巻目から永慈だけは苦手(-_-;)

榊さん…まさかあの榊さん?と思ってたら、あの榊さんでした(笑)

0
2020年01月13日

Mo

購入済み

私は作者さんの作品は面白いと思いますがこの作品だけは受け入れられませんでした。BL好きにはおすすめできないです。ほんと辛すぎるし。

0
2024年03月26日

購入済み

う〜ん…

『IN THE〜』を読んでからのレビューです。妹尾の過去、あまり気持ちのいいものではないなぁと…ためらいつつも読んでみたのですが、やっぱりワタシにはう〜ん…とゆー感じでした。登場人物、皆いい人。だけど何かモヤっとする。妹尾の立場に寄り添ってしまうからですかね。コレが正解だったのかなぁ…?

#切ない

0
2022年09月18日

Posted by ブクログ

なかなか不思議なペースで進んでいく、独特な空気感と、押し付けがましさのない魅力を持った登場人物たちが面白いテンポで進んでいく。
続きが気になる一冊。

0
2016年08月23日

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