感情タグBEST3
Posted by ブクログ
そもそもの経済の意味や、日本の借金の話などについて、かなり基本的なところから丁寧に説明している1冊。
「うまい話はない」「先のことは誰もわからない」を前提に、賢くお金と付き合うための具体例がいろいろと紹介されています。
金融に関する商品も多数紹介されています。
素人が手を出すべきではないものがある、といったことを述べつつも、各商品には、それぞれ意味があり、否定すべき存在ではない、という姿勢で書かれており、お金に関する絶妙なバランス感覚には、ただただ感服です。
Posted by ブクログ
超初心者の自分にもスラッと読めて、大変
勉強になりました!
例えば、国の借金は国民一人当たり800万位のくだりをよく聞きますが、そうではない。
ギリシャのように破綻する可能性は少ないことなど、眼から鱗!でした!
Posted by ブクログ
まさにタイトルに偽りなし!
最初から最後まで、難しい用語が出てこなかったのは狙い通りなのでしょう。
経済について、難しい用語を並べて難しい学問のように説明・解説するのはよく見られますが、この本書では、「経済に興味のある1年生」に向けて書いてあります。
もちろん、株式や経済について多少の知識がある人にも『この教え方は伝わりやすい!』と思える箇所がいくつも登場します。
【例】
(投資と投機の違い)
(為替からFXは儲かるのかについて)
(税金から国家破綻の可能性について)
38年間、3万人以上の顧客に相談やセミナーを通じてお金のアドバイスをしてきただけに、表現がうまいなぁ~と感じるのも多々。
読み終えても、手元に置いておきたい一冊です。
Posted by ブクログ
まぁ超基本でした。
経済と経営を織り交ぜて話してくれるから
理系の私にはとても分かりやすかった。
確認という姿勢で読むのはアリ。
しかし金融は本当に興味持てないな…
Posted by ブクログ
30歳を迎え、恥ずかしながらこれまであまり考えたことのなかったお金の仕組みについて考えるようになりましたが、どうやって考えればいいのかも分からず…
そんな時にたまたま見つけて読んでみました。
お金の流れ、国内外の経済の関係、「投資」と「投機」など、メディアで薄っすら聞いたことがあるかな、という内容が分かりやすく書かれています。
資産運用を始めるにあたって、背中を押してもらえたような気もしています。
「経済って難しいなぁ」と思ってる方にこそ読んでいただきたい本でした。
Posted by ブクログ
消費、投資、金融、貿易、財政のこれだけはという基礎知識を、専門用語は解説付きにしながら、専門用語抜きで平易に説明してくれる。
世の中においしい話はない。先のことは分からないからこそ、情報を集めたり、リスクを分散したりする。
庶民的生活感覚の中で、誤解が多いこと、知っておくべきことをきちんと指摘しているように感じた。
16-114
Posted by ブクログ
自分は経済学的な感覚に疎いので、これくらい易しいレベルから書かれていないと実感が湧かない。
非常に分かりやすく、なるほど、経済学的にはこういう批判があるのか、と納得できた。
投資と投機の違いを知った。特に投機について、悪い印象があったが、経済活動として意味があるものであること、ただし初心者にはやはり難しく、偶然性によるところが大きい、と。
お金の勉強の1冊目として適する。
Posted by ブクログ
お金の1年生にはちょっと難しい言葉もあったけど分かりやすく書かれた良書。未来は誰にも分からない、世の中にうまい話は無い。は、覚えておかないといけないし子どもにも伝えていきたい。
Posted by ブクログ
基礎的なこと。
でも、知らないことや、なんとなく知っているということが多い私には為になった。
投資と投機の違い、国の借金を家族に当てはめて説明していたのはわかりやすかった。
Posted by ブクログ
わかりやすいにもホドがあるを目指している割に、日常会話ではおよそ使わない言葉をさらっと説明もせずに出すことがあるので手放しで勧められない。
イラストはシンプルで可愛いが、本文デザインの用語解説と人物解説の挟み方はゴチャゴチャしてよくないと思う。
あとエピローグ3の「お客様は神様じゃない」は、元の言葉が商売のことだと勘違いされやすいので、経済に全く関係ない三波春夫の芸の道の敬虔な考え方だということを書いておいてほしかった。
サンクコスト、情報負荷、後悔回避、利用可能性ヒューリスティックは、挙げられた例と自分の経験を照らし合わすことができたので理解しやすかった。
でも大体は身近じゃない言葉が多いから頭がこんがらがるよ。
Posted by ブクログ
かなり基礎的なところのようだが、何回も読んで理解して行くかんじ。 ただ、概要レベルでなんとなく理解はできるので最初の1冊目として読むのは有益だと思う
Posted by ブクログ
「自立」と「自己責任」が求められる時代、そんな時代の変化に取り残されたり、損をしたりすることがないように、経済やお金の基礎知識を得ることは欠かせない。
Posted by ブクログ
基本的な事を分かりやすく、読みやすく書いている本なので、一読する価値はあるかな。
よく言われる財政の国民の借金。個人的には借金じゃなくて株式投資と同じだから、真逆なのでは?とずっと思っていたのだが、この本でもその捉え方を肯定的に扱っていたので、捉え方なんだなと思った。
為替レートについては分かりやすい例で、勉強になった。
Posted by ブクログ
経済コラムニストの著者が人生において大きな損をしないための経済の基本のしくみについて書いた一冊。
機会費用やサンクコストなど経済学で基本となる知識や用語を自分たちの生活や社会に当てはめてわかりやすく解説されていました。
また消費や投資といったことや日本の財政のことについても書かれており、特に日本の財政の現状については誤解していた部分もあったので勉強になりました。
生きていくうえで必要となる経済の知識をわかりやすく身に付けることのできる入門書であるとともにこれからの社会でどのような心構えで生きていけばいいかということも本書で学ぶことができました。そして、日々の行動が経済学の知識で一段上の行動をできるようになるとも感じました。
Posted by ブクログ
タイトル後半部通り、経済とお金に係るベースメントを広く浅く網羅している。ただ、踏み込んだ説明を積極的に省いているせいでかえってわかりにくいような部分もあった。そこまで「1年生」の特性を忠実に再現しているとすれば見事であるが。