感情タグBEST3
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原田さんの作品ということで購入。
タイトルと漫画家とのコラボから、恋愛小説の漫画版と思ったが全く違う「米:コメ」作りの話だった。
日本農業新聞で連載することになった原田さん。その参考として農業体験を試みることに。ちなみに、連載の方は『生きるぼくら』で既に読んでいて、引きこもりの主人公がコメ作りで立ち直る感動的な話しだった。
この始める時期が劇的な時期で、2011年2月からで、震災当日も信州の農場に行く予定だったとか。震災後も描かれているが、コメ作りが主なので震災は抑え目。
自分自身、コメ作りは実家が農家だったし、家を出て半世紀ながら、都会のど真ん中の公園ボランティアで田んぼも畑も作っていたので、作業が良く分かる。
原田さんも漫画家のみづきさんも、楽しんでコメ作りをしているのが伝わってきて楽しく読めた。
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マハさんの取材に対する意気込みが伝わります。
お忙しいのに、本当にお疲れ様です。
最初に、「お米の都合に合わせてください」のお断り。
当然ですね。自然相手ですし、都会の人は仕事を優先しがち。
それだけに、お金に代えられない喜びがあったはずで、それはこの本から痛いほど伝わってきます。
田舎の自然、甘露水、そしておいしいお米。
日本人でほんとうによかったです。
最近はお米がほんとうにおいしくなりました。感謝の気持ちを忘れそうになりますが、農家のみなさん、ありがとう!
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直接は関係ないですけれど、炊飯器メーカーの努力も。
お米のおいしさは、日本人の心・魂ですよ~
大切にしたい。
お金を出せば買えるようなものではないです。
ちょっと旅行に来て、文化を感じようとせず、お金の力で炊飯器を買って帰って何がわかるんでしょう。。。
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ラブコメ=ラブ米のこと。日本農業新聞に小説の連載の話が舞い込んだこと、東日本震災をきっかけとして、米作りをすることにした作家・原田マハさん。そして、漫画家のみづき水脈さん。それぞれの連れ合いも巻き込み、稲作が始まる。苗床作りから米の収穫までの体験記。原田マハさんが、前半でエッセイ風に文章を、後半はみづき水脈さんが漫画で、それぞれ体験記を描いている。
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作者による稲作体験記。八ヶ岳の麓で自然農法により米作りをするプロセスが、作者が体験した記録として、生き生きと伝わってくる。また、同じ米作り体験をしたみづき水脈さんによるマンガも、イメージがよく伝わってきて良い。
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「生きるぼくら」という小説の作成裏が描かれた本。米作りをテーマにした小説を書くために、自ら米作り、しかも自然農を体験する原田マハさん。バイタリティに溢れている。
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自然農法でのコメ作りにチャレンジした著者とその仲間の1年間の米作りエッセイ。
私も米作りやってみたいが自然のスケジュールが優先して1年間縛られるのは結構難しい。