【感想・ネタバレ】記憶屋のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1つの消したい記憶のために全部忘れて、
それらの記憶を形作る時間を共有した人間は、
忘れられた側の人間はその人の中で殺されるようなものなのに。
その全てと引き換えにしてまで、
記憶を消すことは正しいことなのか。
.
ラストが切なすぎて本を閉じて、数秒後に涙が溢れた。
善か、悪か。正しいのか、間違いなのか。
心が揺さぶられて、考えさせられる
そんなミステリーホラー小説。(言うほどホラーではない)
一度読んでみてほしい一冊!

0
2024年03月28日

Posted by ブクログ

「嫌な記憶を消して欲しい」こう思ったことは数え切れないくらいあります。

もし現実世界で記憶屋がいたら、記憶を消してもらっていたかもしれません。正直羨ましいと思いました。

ですが物語を読み進めていくうちに「記憶は自分だけのものじゃないんだ」と気づきました。
そして、良い記憶も嫌な記憶も自分を成長させるために必要なもの。未完成のパズルを埋めるための1ピースと同じくらい大切なものなのだと気づきました。

この作品を読み終えた後に自分の過去を振り返ってみると「あの時のアレがあったから今の私があるんだ」と嫌な過去に対してもしっかりと向き合えるようになりました。

このような素敵な作品に出会えて本当に幸せだなと感じました!
これからも私の人生は山あり谷ありの人生だと思います。それでもこの考え方はずっと大切にしていきたいです!

0
2023年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の衝撃が強い作品。ホラーというよりも青春小説。

ちゃんと自分で立ってからじゃないと人と向き合うことはできない。誰かに寄りかかって生きていくことはある意味幸せかもしれないけれど、それでは本当の幸せは手に入れられない。「この人なしでは生きられない」はダメ。

頼られて嬉しいなんて、ただの自己満足だった。
人を助けるって本当に難しい。人を助けるって考えているからダメなのかも。いい影響を与えたい、と考えた方がその人のことを真剣に考えられそうだ。

受け入れがたい現実を突きつけられた感覚って強烈だ。

何事もケースバイケース。絶対悪や完全なる正義は存在しない。場合によっては悪と見なされるようなことが善になる場合もあるし、逆もしかり。全否定はいけない。あくまでも自分の行動基準として正義は持っておくべき。

オンオフのはっきりしている人って魅力的。プライベートはプライベートの話をしよう。仕事のときは仕事の話をしよう。集中するときは集中しよう。

やりたいことは今すぐやろう。イベントを楽しもう。自分でイベントを作ろう。どうせ死ぬのだから、人生は楽しまなくては!

優しくするだけが優しさではない。率直に自分のなりたい人間を常に意識して行動し、価値観を築き上げ、それに照らし合わせて意見を述べる、これが相手に響くかどうかはわからない。でも自分の言葉にして伝えられる人は強い。強い人間に人は憧れる。そして信頼される。結果的に人を助けることに繋がることもある。

弱音を吐かない。人のことを想うなら、弱音は吐くものではない。周囲に良い影響を与えないから。愚痴もいらない。周りの人が自分の言動によって幸せになれているか考えろ。

再出発せよ。

言葉で上手に生きる。大事な部分は多く語らない。読み取れ。でも、言語化はしておく。語ろうと思えば語れる、でも語らない。言葉足らずにはならないようにしよう。自分のことも大事だけど、周囲の人も大事。適切な距離感で人と関われるのは素敵なこと。

自分の都合や想いよりも、大事にしなければならないことがある。

凸凹が合う人って必ずいる。

黙っていれば得をする人っている。

自分の想いに応えられないのは相手のせいではない。相手の想いに応えられないのは自分のせいではない。運命が合わなかっただけ。

大事なのに、恋愛感情が沸かないときってある。特別でも、恋愛関係ではない場合がある。ビビッとくるか、そうでないか。誰のせいでもないのだ。
自分を友だちとして返してあげるって難しい。でも、相手を想っていることだけはわかる。わかってほしい。

自分の選択が間違っていたら、それは未来に繋げたら良い。失敗ではなく未成功と捉えればいい。人間は選択を間違う生き物だ。

痛みは徐々に薄れていく。なかったことにはならないけど

守ろうなんておこがましい。人はそんなに弱くない生き物だ。

もしかしたらまたうまくいかないかもしれない。でも、もしかしたら今度は上手く行くかもしれない。何度でも馬鹿みたいにトライし続けてしまうのが人間だ。

0
2023年01月08日

Posted by ブクログ

他人の忘れたい記憶を消すことができる「記憶屋」。

憧れの先輩杏子の、自分との記憶が消えていることに「怖さ」を感じ、遼一は真相を探り始める。

性癖というか、僕は子供の頃から、太い幹のような「着想ありき」の不思議な話が大好物。50歳を超えた今も全く同じ。

逆に、論理性が高かったり複雑すぎると簡単にオーバーフローする。

この作品は最後までワクワクし通し。

好みにピッタリ。

まーちゃんさんの高評価で手に取りました。

「そして扉が閉ざされた」に続き、非常に面白かったです。

著者、弁護士されているんですね。

ありがとうございました。

0
2021年09月19日

Posted by ブクログ

私も何度も、過去の記憶消してほしい。記憶屋が本当にいれば…と思いながら読んでたけど、記憶から外された側、記憶を消す側の気持ちまでは考えてなかった。
辛い記憶に立ち向かう…努力する!
(勿論忘れた方がいい記憶もあると思います。)

0
2024年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遼一が事実を知った後に真希が今後力を使わないような未来が揶揄され終わるものかと思っていたので最後の結末に驚いた。真希なりのこれまで背負ってきた事への償い方なのだろうか。だとしたら真希がどうしようもなく救われない独りぼっちの存在になってしまうので悲しい。
記憶を消すことは逃げの選択であり苦しい思い出も抱えて生きていく事こそ美徳だと私は思う。辛い経験があったときに、記憶屋に頼らずとも忘れようとする選択肢を取りがちな自分に対し後ろ指を刺されている気持ちになった。これからそういう経験があった際に忘れる選択肢を早計に取らず、向き合おうとする人間でいたいと思う。

0
2024年05月19日

Posted by ブクログ

タイトルが面白そうなので買いました。
内容はとても読みやすく、展開のテンポも良くおもしろかったです。記憶を消すという記憶屋を軸に物語が進んでいく中で、さまざまな展開があり良かったです。もし自分が消して欲しい記憶があったらどうするんだろう。。。

0
2024年02月27日

Posted by ブクログ

 正しいというだけでは救えないものと、傲慢さが大切なものを見落としていくことを改めて感じた作品でした。
 忘れたい記憶を消してくれるという都市伝説『記憶屋』。大学生の遼一の身近な人たちがその記憶屋によって記憶を失い、さらに遼一は望んでいないのにも関わらず記憶を消されてしまう。物語は遼一が記憶屋の正体に迫っていく過程で出会う記憶を失った人々とその周縁人物たちの話で構成されています。
 遼一のスタンスは「どんな記憶でもその人を構成するかけがえのない一部」だからこそ、忘れてしまうことで周囲の人が寂しいと感じたり当人も忘れたと知ったら辛いから消すのは反対というものです。たしかにそれは正しいなと思い、読み始めた自分もやっぱりそのスタンスに近かったです。
 ただ、物語が進む中で登場する記憶を消してもらった人々やその周縁人物たちの語りを聞くとこの正しいなと思えるスタンスが常に良いとは思えなくなります。その記憶がトラウマになったりしてその人の今後の人生を失うようなものに繋がったり、心の支えとなるような日常が崩壊してしまうようなものもあります。そう考えると辛い過去を乗り越えるというのはとても耳障りが良く正しいことではありますが、それができない人にとってさらなる追い打ちをかけるような言葉でもあります。
 とくにそれが目立つのが、遼一が想いを寄せている杏子の夜道恐怖症を治そうとする場面です。杏子は過去に痴漢にあったトラウマで夜道を出歩けなくなっています。そんな杏子の問題を治そうと遼一が奮闘をするのですがうまくいかず、杏子は記憶屋を頼ります。遼一は記憶を消さずとも自分が一生懸命協力するから消さないように頼みますが、これは遼一の傲慢であるように思います。人は白馬の王子様やヒーローではないので、奇跡の力で問題を解決できるわけがない。だけどもこのときの遼一は本気で自分の力でなんとかできるという思いが強いように感じました。そのことを遼一は『頼られて嬉しいなんて、ただの自己満足だった。結局何もわかっていなかったのだ。無神経なナイト気取りを、今さら後悔する。』という風に悔いています。
 現実でも悩んでる人にやたらアドバイスをする人がいますし、自分もそういう経験があるのでわかるのですが、遼一のように後悔します。本当に悩んでる人にとって自分たちができる大切なことはただ傾聴するだけだったりしますし、逆に傍にいないことだったりします。こうしてあのときはこうすればと振り返れるのも記憶あってのことですが、なによりも精神的に少し成長するまで年月を重ねたからかもしれません。この成長するまで先延ばしすることの必要性も高原弁護士という登場人物のパートで感じられます。
 時が解決してくれるというよりも時を経て解決できるようになるが、記憶屋のいない現実では大切なのかもしれないと思いました。傲慢さで誰かを傷付けるよりも、成長するまで生命を延長できるように寄り添うのが肝要なのかもしれないと読後の感想でした。

0
2023年10月08日

Posted by ブクログ

これは良い! 記憶を消し去ってしまう謎の存在、「記憶屋」。主人公はその真相を追い始めるが。
ミステリ的な展開と都市伝説的なホラー要素の相性が抜群に良いのだろう。切なくなるような展開も物語にマッチしていて非常に良い。もっと早く手に取るべきだった!

0
2023年09月02日

Posted by ブクログ

記憶を消す都市伝説の怪人、記憶屋。
記憶屋なんて存在しないと思っていた大学生だったが、周りには不自然に記憶を失った人々が存在した。大学生は真相を探り始めるが…。
ミステリー色の強いホラー。
怖いとか恐ろしいというよりも、哀しくてや寂しい小説だった。

0
2023年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 記憶を消したい人、忘れられて残された人、それぞれの想い、葛藤を深く感じた作品だった。ラストの真希の涙は読んでいてもの凄く辛かった。 

0
2022年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

都市伝説が好きな私は、都市伝説が実在する世界観にみるみる引き込まれていった。まさか記憶屋がこんなに近くに居たなんて…!真相に近づくたびに記憶屋が迫ってくるような恐怖があったけれど、最後はしっかり感動できた。記憶って改めて考えてみると、曖昧で信用出来ないようなものだと思った。

記憶を消すか消さないかということについて話し合ってみたら面白そう!

0
2022年02月12日

Posted by ブクログ

友達から凄くお勧めされて読んだ一冊!

記憶を消して幸せになる者、忘れられて苦しむ者、どちらの考えが正しいのか

私はどんな記憶だったとしても忘れたくないし、忘れられたくない派だと読んでて思いました

0
2022年01月24日

Posted by ブクログ

忘れたい記憶を消してくれるという都市伝説の怪人「記憶屋」をめぐる物語。ホラー文庫とありますが、ホラー目当てで読んだ人はちょっと違うなってなって評価はあまり高くないのかなぁ。個人的には展開が気になるし、1つ1つのエピソードもしっかりしててよかった。

結末はちょっと切ないけど、こうするしかないんだろうなという感じ。読みながら思ったのは、もし記憶屋がいるなら自分も頼ってしまうかもしれないなぁということ。忘れたい記憶を消したいというよりは、自分の記憶を消すことで、相手にとって忘れられない存在になれるんじゃないかなって理由。

自分にとって忘れられない記憶なのに、記憶の中の相手からその記憶が一切なくなってしまうのって、めちゃくちゃキツいと思う。ある意味これが1番の復讐じゃないかなと思ってしまった。やっぱり自分こわい。

0
2022年01月13日

Posted by ブクログ

消したい記憶を消してくれるという都市伝説「記憶屋」をめぐる物語。

消したい記憶を消すことが良いことなのか悪いことなのかを読み手が考えさせられる本でした。

0
2022年04月28日

Posted by ブクログ

記憶を消したい本人と、消された本人以外の悲しさを幼馴染という立場で表現している。記憶という断片が人によってどのような解釈で捉えられているのか、そして必要なのかが分かりました!

0
2024年05月19日

Posted by ブクログ

最後すごい怖かった…そこは自分のエゴを押し通しちゃうんだ……!???ってなった、泣ける要素はよくわからなかったです…めちゃくちゃホラー…

0
2024年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

辛い記憶を消してくれる存在があれば頼りそうになる。
ただそれに関わっていたら自分の存在も全てその人の中から消されてしまう。存在を消された遼一が記憶屋の正体に迫っていく。
記憶を残したままトラウマを克服して立ち上がるということも大事だが、向き合うことだけでも苦痛の人間もいる。耐えられる基準は人によって違うので、正論や綺麗事だけの問題でもない。何か終始モヤモヤした気分だった。

0
2023年10月10日

Posted by ブクログ

サクッと読めてキュンとなるのが良いね。

恋愛ものは基本的に苦手なんだけど、これはどれもがみたいなのでこのぐらいが一番良い!

この展開の後の続編は楽しみだな。

0
2023年08月24日

Posted by ブクログ

消したくなるような悍ましい過去がいくつかあります。けれど、なぜかそれを本当に消したいとは思わず生きてきました。その理由が今更ながらにわかった気がします。そして人生というものの意味や儚さ空虚さを嫌というほど考えさせられて少し辛くなってしまいました。それも必要な経験なんでしょう。きっと。

0
2023年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テンポもよく、読みやすい。最初は主人公の話で、章が変わるごとに記憶屋に記憶を消される人が変わり、最後にまた主人公の話に戻ってくる。

主人公の、どんなに辛い記憶でも、その人を作っている一部なのだから消すべきではない、という考えが心に残る。この言葉を聞けただけで、この本を読んでよかったと思った。

0
2023年04月06日

Posted by ブクログ

 織守きょうやさん、初読みでした。本書は、忘れたい記憶を消してくれる「記憶屋」の話です。映画化にもなり、続編も出ているようですね。
 ホラーかミステリーかのカテゴリーはさておき、記憶と忘却を中心に本作を語ろうとすると、比較的若い世代の人とある程度人生経験を積んだ人では、評価が分かれるような気がします。いや、でも記憶の意図的な消去の是非は、年齢・性別・立場は関係ないか‥。

 意図的な記憶の消去に疑問をもつ主人公は、身近な人の記憶の変化に「記憶屋」の存在を意識していきます。恐怖心を次々と煽り、予感・予兆を高め、いざクライマックスへ‥、ん? あれ? ラブストーリー? 切なさ全開青春もの? と、戸惑いを感じたのが本音でした。(決してホラー作品としての是非を問うているのではありません)

 以前読んだ吉田篤弘さんの著書の<人は進化の過程で、快く前へ進むために「忘却」を身につけた>という一文が脳裏に浮かび、また、<「時間」も必要だ>と伊集院静さんが書かれていたなと、これまた思い出していました。人には、欲と執着が付きものですね。
 人は、記憶に留めるべきか否かを、ゴミの仕分けのように頭の中で選別してるんでしょうね。テスト勉強などの必要感のない短期記憶が、さっぱり頭に残らないのも頷けます。
 しかしながら、「人生には、忘れてしまいたいけれど、決して忘れてはならない記憶」というものがあるのも事実だと思います。
 記憶と忘却について、改めて深く再考させてくれる物語でした。

0
2023年01月12日

Posted by ブクログ

02月-10。3.0点。
記憶を消す「記憶屋」。都市伝説だと思っていたが、主人公の周囲に記憶を消してもらった人が複数いて。。

読みやすい。ホラーと言うより青春モノ。シリーズ化されているようだが、どうやって続編にするんだろう。

0
2022年02月13日

Posted by ブクログ

これ、ホラー文庫なんだね…
全然ホラーっぽくはないです。
ライトノベル的だし、いくつかあるエピソードも、ただ話を長くしちゃっただけに感じてしまった…
ただ、この本はシリーズ化されているようで、この先どんな展開になっていくのかは気になりますけど。

0
2021年12月28日

Posted by ブクログ

ストーリー、テンポ、読みやすさ、いずれもちょうどよく、好みの感じでなかなか楽しめた
オムニバス風のため短めのストーリーにもかかわらず、登場人物の個性がよく表現されており、心情も伝わりやすかった

これくらいでちょうどいいんだよなぁ、っていう感じ
ちなみに角川ホラーではあるが、これはホラーではない

記憶を消して忘れることが正しいことが、それを乗り越えていくのが正しいことか…
何が正解かは分からないけど、考えてしまうな

俺は記憶消したい派かなぁ
あの時の失敗が小さなトラウマになって…みたいなのが多い気がする

映画化しそうな…と思ったらもうしてた
なんなら続編も出てた

終わり方がよかっただけに、続編は消化不良になりそうな気がするな
まぁ機会があればかな?

0
2021年11月21日

Posted by ブクログ

記憶を消したい本人が合意の上で、記憶を消してくれるのなら「記憶屋」って良いんじゃないの?(・_・?)と思ったけれど、記憶を消す方も記憶を消された人の回りの人達も、しんどいなぁ(--;)一番しどいのは「記憶屋」か?(T-T)

0
2021年11月09日

Posted by ブクログ

ホラー小説大賞の読者賞とのことで読んでみた。皆さんの書評では好評のようですが、文中にもあるように「考えは人それぞれ」というように個人的には主人公の遼一の考えや行動に同意しづらかったので、読み進めるのに時間が掛かった。記憶屋に縋る人にとっては苦しい思い出であり、記憶を消すことで立ち直れるのなら、それも有りと思うのだが、遼一の考えは付随して自分との思い出を消されたことによる逆ギレのようにも思ってしまう。一人突っ走る遼一の言動やホラー仕立てということもあり、読んでいて寒々しさを感じる。最後に幼馴染との遣り取りがあり、想定内ではあるが落ち着くところに落ち着いた感がある。
続編も買ってしまったので、暫くしてから読もう?

0
2021年10月26日

Posted by ブクログ

なんとなく心温まる系かと思って読み進めていたら、(ホラーに分類されていることは知らなかった)途中から、あれ、そっち系なのか、と気づいた。

結末と記憶屋の正体は予想通り。
でもそれでも、つまらないとは感じなかった。
記憶屋を探す、遼一の言葉も、記憶屋の言葉も考えさせられるし、色んな考え方があるよなーって思わせられた。

0
2021年09月19日

Posted by ブクログ

いちおうホラーに分類されていたけどファンタジーっぽい気もする。記憶を消せる「記憶屋」を主人公が探す物語。結末は予想通りで特にひねりもないが、ちょっと切なくなるようなお話。

0
2021年09月05日

Posted by ブクログ

ホラー、という分類になっているが、これはファンタジー。
途中から記憶屋の正体が見えてくる。
ずっと記憶屋の存在を否定してばかりいる遼一にイライラした。
記憶屋、遼一とは違い、ツラい忘れてしまいたいことを根こそぎ忘れさせてくれる記憶屋の存在、私は有りだとおもう。

0
2021年07月01日

なんでこれが高評価??

とにかく文章が下手すぎる…
中学生が書いた文みたいに稚拙で、わかりにくい言葉遣いばかり。

「手元でした、椅子をひく音と重なるように、悲鳴が聞こえた」
という文なんて何度読み返したか…表現が悪すぎる。

句読点が多い。

記憶やについて、だらだらとなんども同じ考察ばかり書いている。わかったから、しつこい!と思った。

しかもストーリーもくだらなすぎる…

ホラー対象が読者審査員に移ってからここまで酷いものになるとは…
わたしのホラー作品も角川から出てるが、わたしのほうはこんな駄作でもなければ文章力が下手なわけでもないので、こんな駄作でレベルの低い作家は認められない。もっとましな作家がいただろうと思う。コネを疑ってしまう。

0
2016年11月14日

「小説」ランキング