【感想・ネタバレ】娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記のレビュー

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Posted by ブクログ

残念ながら数年前亡くなってしまった砂川啓介氏の本。
妻、大山のぶ代への愛が溢れすぎなくらいに愛してたんだろうなぁと。
元気な時も介護が必要になったときも
色んな嫌なこともいいこともあって、発表するのにすごく時間がかかったことや
老老介護の現実を思い知らされた感。
自分の親や自分がいざそうなったとき
身近で介護が必要になったときにさて自分はここまで強く生きれるのかと
かなり考えさせられた。
認知症にならずにずっと元気で長生きって本当に難しい
ドラえもんは未だに大山のぶ代さんの声の方が好き

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2018年06月08日

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先日観た「アリスのままで」のアリスの生活がここにあった。
私は子どもが生めなかったが、2度の妊娠と子供を失った辛さは想像以上だろうと思う。そして老老介護の現実。これも他人事ではない。
子どもを授からなかったけど、子育てを経験したい夢が頭の片隅にあって、いずれ叶う気がしているのだが、介護という形での経験が一番現実的だ。親かもしくは夫か・・・。

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2016年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラえもんの声優大山のぶ代さんが認知症になったというニュースは覚えていたが、どんな人でどういう人生を歩んできたか全く知らなかった。砂川さんが大山のぶ代さんと結婚する頃から現在に到るまでの人生と、認知症になった妻のことを公表できずに一人抱え込んでいる様子や、あるきっかけでそのことを公表してからの人生と、苦悩や価値観の変化がリアルに伝わってきた。
夫と妻の形はいろいろあるけれど、あらためて夫婦のあり方について考えさせられるきっかけになった。大山さん・砂川さん夫婦のように一緒に過ごせる幸せを噛み締め、できる限り共に時間を過ごしたいと思った。

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2017年09月20日

Posted by ブクログ

ドラえもんといえば、大山のぶ代さんですが、そんな大山のぶ代さんが認知症になり、夫の砂川さんが介護に奮闘した話や、大山のぶ代さんへの思いがまとめられています。
色々と辛い気持ちになり、老老介護の現実がかかれた一冊です。

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2017年05月23日

Posted by ブクログ

胸が締め付けられる本でした。冒頭の手紙ですでに涙がボロボロです。いつかは迎える現実として覚悟の受皿が少しできた本でした。大山さんは二人の子供を早くに亡くしており、もし子供が無事に育っていれば家庭に入っていたらしい。すなわちあのドラえもんは誕生しなかったことになります。その息子同然であるドラえもんの記憶すらも喪失していると知り、大山のぶ代のドラえもん世代としては人が壊れていく様が非常に心が締め付けられました。認知症や介護というのはまだまだ知らない現実がありますが砂川さんの勇気ある一歩は立派だと思います。
ただ、砂川さんは出版される以上叩かれることも想定してるはずなので叩かせてもらう。この本では終始あんなに頭が良かった妻が何故認知症になったか分からないと言っているが、大山さんは糖尿病を放置した上にヘビースモーカーである。昔から認知症にならないために脳のトレーニングを実施したとあるがそれ以前に改善すべき点があるだろ。そうすれば今の現実は存在しなかったかもしれない。

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2016年04月29日

Posted by ブクログ

大山さんといったらドラえもん。
ドラえもんといったら大山さん。
それ以外は何も知らなかった。

今の日本、認知症になる人が多い。
大山さんもその1人に。
砂川さんの愛情溢れる介護に、感動します。

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2016年02月15日

Posted by ブクログ

この本を読んで、3つのことを知りました。
ボケないためのゲームはききめが無いこと、認知症を隠していると著しく交際を制限することになり、結局患者のためにならないこと、役者のマネージャーは(人と場合によるのでしょうが)が介護までするのかということ。
想像した通りですが、一番大変なのは、パートナーのボケを認める(受け入れる)ことですね。ボケて行くというのはだんだん別人になって行くこと。愛した人がだんだん消えて行く感じは、読んでいてもつらいから、著者の苦しみはいかばかりかと思います。
妻としての人格を失った夫人を娘として受け入れる。それは知恵であり愛情であり機制だと思います。
著者と夫人が穏やかに幸せに過ごせるよう祈ります。

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2016年01月05日

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