【感想・ネタバレ】メイカーズ進化論 本当の勝者はIoTで決まるのレビュー

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Posted by ブクログ

何かで「2015年読んが本でオススメ!」と書かれていたので、買ってみました。IoTという文脈の本を何冊か読みましたが、その中では一番しっくりきました。その中でも「IoT=モノのインターネットは誤訳である」が一番共感。

普通に考えて、この訳では訳になってないし意味になってない。。。笑
本書では「モノとコトのインターネット」と書かれていましたが、ようはこれまではただの「箱」だったものがインターネット(つまり、ほとんどの場合はWi-Fiを搭載している)と出会うコトで進化を遂げる活動のことなんだな!と。

国内外の事例が具体的に紹介されているので、とてもイメージしやすいです。さて、僕だったらどんなネタを考えようか?やっぱり茶筅にジャイロスコープをつけて、抹茶をおいしく点てる方法を指南することかな?笑

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2018年04月04日

Posted by ブクログ

IoTの概観を知るのに良い一冊。「なぜモノづくりにスポットが当たっているのか?」という問いに対して答えてくれる。要因として、⑴クラウドファンディングによる資金的な問題の緩和、⑵モジュール化・3Dプリンターという開発環境の劇的な改善、の2つが挙げられている。そして、サービス化による新しいビジネスモデルの構築がIoTのポイントである点について最後に触れられる。それらに関心のある人は読んでみてはいかがだろうか?

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2016年12月09日

Posted by ブクログ

IoT-Internet of things -すなわち、モノゴトのインターネット。モジュール化、3Dプリンター、インダストリー4.0によって、IoTは現実のものとなりつつある。物を所有する、という時代から、モノゴトを買う、という時代がやってくる。例えば、車を所有しなくてもA地点からB地点に移動できるならば構わない。つまり、「移動する」というモノゴトを買うのであって、必ずしも車を買う必要はない。ドリルを買う人間はドリルが欲しいのではない。ただ、ドリルを使って穴を開けたいのだ。
また、クラウドファンディング、非言語、グローバルニッチなど、新たな試みも数多くでてきている。snsで世界中では様々な人々が繋がり、あらたなニーズも生まれ始めている。ビッグデータを活用し、今こそ新たなものづくりが始まるのだ。

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2016年04月16日

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3Dプリンターの出現の何がすごいのか良くわかっていなかったのだが、モノづくりが容易になるというより、モノづくり→稼ぐことが容易になるという点がとても興味深かった。試作品作りのスピードが早くなることでより早く良い商品開発が出来、さらにクラウドファンディングを使えば魅力ある商品を人々に知らしめ稼げるチャンスができる。モノづくりやビジネスのあり方そのものが大きく変化していく予感が感じられる本だった。

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2016年01月26日

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モノが売れる&モノが作れる⇒モノゴトで稼ぐ
いまのものづくりに何が起きているのか、非常に分かりやすく説明してくれる。

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2016年01月19日

Posted by ブクログ

著者がなぜIoTにこだわるのか。それはモノづくりを3つの世代に分けてる点で理解できる。すなわち、従来の「企業によるモノづくり」の第1世代。モジュールと組合せによって可能になった「個人によるモノづくり」の第2世代。そして、モノをつくって「つながる」第3世代。これこそ「モノゴト化」と定義したIoTによって実現可能となる。メイカーズのトレンドを体系的に理解できるのも嬉しい。「グローバルニッチ」や「シェアファクトリー」の考え方は、第3世代に対する企業あるいは組織としての在り方のヒントにもなりそう。

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2016年01月04日

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「機械との競争」ではないが、結局汎用的な家電製品についてはモノづくりに人間の力が要らなくなってきたということかも。人間が関与するなら創造性が必要で、そういった製品はマスプロダクトには向かないよということ。

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2015年12月24日

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・DMM.make AKIBA 行ってみたい!出張等で行った時には是非!! (多数の会社が入ってる通常の仕事場なので突然行って見れるか否かは不明)

・居酒屋でのIoTとして笑顔の数を自動カウントしてそれをKPIに利用。いいねいいね。

・Arduino+人感センサを玄関に置いて天気情報知らせるかな、防犯目的に変な時間には警告することもできるし。

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2015年12月17日

Posted by ブクログ

日経新聞で紹介されていた本で、気になっていたので読みました。
本書のテーマは、「新しいモノづくり」。
「新しいモノ」づくり、そして新しい「モノづくり」です。

モノづくりを支える環境が、昔と比べて随分変わりました。この変化によって、モノづくりの手法が変わってきていると著者は言っています。
クラウドファンディングによる資金調達、モジュール化、3Dプリンタなどなど。
作ってから売るから、売ってから作る時代へ。どんな部品をどうやって組み合わせるかのセットアップが重要な時代へ。
さらに、これらの新しい手法によって生まれるモノ自体も変わってきているらしいです。
モノから「モノゴト」へ。単なるモノではなく、モノがサービスに繋がっていく。

昨今話題のIOTですが、モノがインターネットにつながるという意味合いは、それは違うだろと筆者は嘆いています。
たしかに、つながったから何なんだという感じです。
モノがインターネットにつながるだけなら、別に新しくもないし、面白くもなんともない。
そうではなく、モノがインターネットの世界に参入することで、新しいビジネス・新しいサービスが加速度的に増えていくということが重要で、そこに未知数の可能性があるということなのですね。
IOTという言葉に広がりを感じられるような内容の本でした。

3Dプリンタだけではなく、とてもマニアックな需要に応える製品が多数紹介されていて、面白かったです。
これぞモノづくり。大企業の製品にはない情熱を感じました。

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2015年12月13日

Posted by ブクログ

ものづくりのビジネスとテクノロジーは、クラウドファウンディング、3Dプリンタ、モジュール化など大きく変わっているとして著者自ら立ち上げたDMM..make AKIBAでの実例に海外の事例も織り交ぜて解説、そしてIOTは単にモノがインターネットで繋がってスマートになるではなく、ことづくり(サービス)を指向せよと激を飛ばすホットな一冊です。著者があの六本木AWABARの経営者だったとは驚き、また、そこでのセンサーを使った客の滞在時間や笑顔と売り上げの相関などのIoTの実例ははとても興味深かった。

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2015年10月18日

Posted by ブクログ

既存のモノづくりをさらに進化させるための様々なヒントを与えてくれる。

いわゆる伝統的な職人ばかりを評価する今の日本の風潮には違和感を感じる。本書で主張しているように「売る」ことによりスポットを当てるべきと思う。

IoTやインダストリー4.0等についても実際の開発途中のアイディアを例に説明されており、今後どのような便利なモノが出てくるのかワクワクさせられる。

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2017年06月15日

Posted by ブクログ

現在のモノづくりにおける変化:それはモノが売れる、物が作れる、モノゴトで稼ぐの三段階に集約される
モノはデザインと機能という非言語で出来ているのでグローバルとなりえる
マニュアル化されていない経験知や暗黙知の共有を促すのがメイカーズの集まる場が存在する意義
モジュールとそこに搭載されているSOCの2つがモノが簡単に作れる現在の状況を生み出した

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2016年05月04日

Posted by ブクログ

最近話題のIoTを知るのにとっかかりとなる本。
それほど長くないのでさくっと読めます。
DMM make.AKIBAに行きたくなる。

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2016年01月08日

Posted by ブクログ

DMM.makeの総合プロデューサーであり、さくらインターネットの共同ファウンダーである著者が、DMM.makeでの経験も踏まえて、モノづくりとIoTの世界を網羅的に解説した良書。

ここでのポイントはモノづくりとIoTの世界を、「売れる」・「作れる」・「モノゴトで稼ぐ」の3つの位相でシンプルに表現している点にある。3Dプリンターのようなモノづくりのテクニカルな位相から考えるのではなく、それがニッチなニーズに対しても少量から製造可能になることで「売れる」ということこそ重要な変化であるという点は、本質的であるが、気づきにくい重要な点だと感じた。また、人々がお金を払いたくなるのは、モノ単体の機能的な価値に対してではなく、IoTで実現できる「体験」に対してであるというような「モノゴトで稼ぐ」ビジネスモデルの解説もわかりやすい。さくっと読める良書。

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2015年11月19日

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