感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「マネジメントの巨人」、ピーター・F・ドラッカーの入門書である。個人的には、ドラッカー関連の本を読むのは、「ドラッガーの遺言」に引き続き、2冊目である。この本はドラッカーの全体像を端的かつ明瞭に分かりやすく説明している。また、図も多用しているので、理解しやすかった。以下、本書のポイントを以下に記しておく。
・人は自分の価値観に従い、自分の強みで社会に貢献する責任があり、それが本当の幸せである。
・少子高齢化は、重要かつ確実に予測できる唯一の環境
・競争に勝つ方法はだた一つ、選択と集中である
・事業は、顧客の問題解決への貢献である
・リスクを理解すると、リスクがリスクでなくなる(リスクに気づいていないことがリスクである)
・他社の力を利用して、商品開発や市場開拓をする
・成果をあげるのは、強みを最大限に活用したとき
・上司に貢献するのが、部下の仕事である
Posted by ブクログ
・ドラッカーの全体像(多分)を凄く体系的に知れるのが良い。
・これでまず全体像掴んでから、ドラッカーの書籍に入ることで理解が深まるのでは。
・自分の興味のある分野を知れるので、どのドラッカー本を読んだらいいかも決められる。
・ドラッカー自体の書籍をきちんと読んだことがないからなんとも言えないけど、
各情報要素ごとに体系的に書かれているので、本書だけでも大分ドラッカーの教えを学べるのでは。
(これは今後ドラッカー著書を読んでみて再評価予定)
Posted by ブクログ
ドラッカー入門の入門としていいと思います。
ドラッカーは繰り返し読むことで少しずつ理解できる気がします。これこそ古典ではないでしょうか。
以下メモ
・人は自分の価値観に従い、自分の強みで社会に貢献する責任があり、それが本当の幸せである。
・考えることが仕事の本質になる
・情報が中心の世界になる
・ノウハウが仕事のベースになり、高度の競争社会になる
・勝ち残る方法は、強みの分野を選択し、それに経営資源を集中的に投入すること。他社にできないことが、自社にはできる独自化と、他社でもできるが、自社の方が上手にできる差別化が必要
・強みに集中する
・生産性を上げる
・優秀な人材の確立は3乗分の1になる
・イノベーションのためにやるべきこと
→トップに立つことをねらう
→分析からはじめる
→簡単なものにする
→小規模にはじめる
・イノベーションのためにやってはいけないこと
→利口であろうとしない
→多角化させない
→現在のイノベーションをねる(現在困っていることで将来も困るであろうことをねらう)
・成果を上げる能力のつくりかた
→貢献への決意
→3つの成果の理解
→外部への貢献に焦点
→強みを基準にする
→選択と集中
→成果を上げる意思決定
そしてできるまでやりぬく
・強みを活かす4つの方法
→強みを知る
→得意な仕事の仕方を知る
→得意な学び方を知る
→価値観を優先する
+致命的な弱み以外は無視か後回し
・時間管理の4つのルール
→時間は何に使われているか記録に残す
→浪費の原因を整理する
→時間をひとまとめにする
→非生産的なものを捨てる
・上司をマネジメントする
→上司の仕事を理解する
→上司の強み・弱みを知る
→上司の癖を知る
Posted by ブクログ
ドラッカー本へ入門するための手引書。この本を読むことによって、ドラッカーへの興味と理解度が分かって、読みたいドラッカー本が分かる。
手引書の役割以外にも、ドラッカーを学ぶと身につく能力や、マネジメントについて書いてあって、
ドラッカーを学ぶと身につく能力としては、認識力、構想力、構築力、運営力を挙げていて、この能力を持つことで、自分の長所を生かせるように成長できると述べている。
また、マネジメントとしては、広く浅く触れられていて、思わぬ気付きがあったり、部分としては、要点が述べられていて、うまくまとまっている。
目次
序章 ドラッカーを学べ
第一章 ドラッカーの基礎知識
第二章 環境
第三章 戦略Ⅰ
第四章 戦略Ⅱ
第五章 組織
第六章 目標管理
第七章 狭義のマネジメント
第八章 イノベーション
第九章 自己実現
Posted by ブクログ
ドラッカーの著書を読むに当たり
自分が何を読んだらよいか?
どの書籍に何が書いてあるのか?
ドラッカーの教科書と言える書籍。
この書籍を参考に
自分がドラッカーから何を学ぶか
考えることができる
手元に置きたい一冊です。
Posted by ブクログ
マネジメントの父、ドラッカーについて、
初めて学ぶ人向けに書かれた本。
ドラッカーが提言している内容を
図を使いながら簡単に説明しています。
見開きで右側が説明、左側が図解といった構成になっていて、
図解を見るだけでも、それなりに分かるように書かれています。
本質まで突っ込んだところを理解するためには、
実際のドラッカー著書を読む必要があると思いますが、
概要を知るだけで良い、触りだけ知りたい、
何よりも活字を読むのが面倒臭いって方には
オススメの本です。
たまにですが、説明と図解がアンマッチなページもあるので、
適宜説明文も読みながら理解していくと良いと思います。
リーダーの条件は、
「やるべきことをやっている」ことだけなのには、
とても驚きましたし、非常に納得感がありました。
Posted by ブクログ
【こんな人に読んでもらいたい】
・経営学部、経済学部、商学部の人
・起業を考えている人
・就職活動している人(会社とは何かがわかるのでかなりオススメ)
【持っていると良い知識】(理解の手助けになる)
・特になし
Posted by ブクログ
ドラッカーの本を読むにあたり、全体を把握しようと読んでみました。
体系的なのかどうかはわかりませんが、非常に平易に書かれていて、サッと網羅するにはいい教材となりました。
これからドラッカー本人の著作をかじってゆこうと思います。
Posted by ブクログ
ドラッカーを自分の状況に置き換えたら‥
無理矢理な部分も出てくるけれど、
それはそれで面白い。
次は、エッセンシャルに挑戦??
気付けば英文のドラッカーとか、
読んでそうだな。わたし。
Posted by ブクログ
ドラッカーのエッセンスを1冊に凝縮してある。確かに図解を用いてこのようにまとめるというのは、自分がアウトプットをする手本かも。
相手にとって分かり易く説明しようと、著者もこころがけており、ドラッカーのまとめノートのよう。ふとドラッカーを気になって復習する本としては最適。
Posted by ブクログ
ドラッカー氏の本を読んだことがない人であれば、ドラッカー氏の主張を俯瞰できるので、よいのでは。
ただ、ドラッカー氏の本を読んだことがある人は(一冊でも)、全く読む必要がない本。読者が限定される本だ。
Posted by ブクログ
参考になったのは以下の2点
①強みを知る
└よくやった仕事は何か?
└良くやれそうな仕事は何か?
└より良い仕事をするために身に着けなければならないものは何か?
②ドラッカーの学習マップ
もしドラと「プロフェッショナルの条件」を読んだだけだが、若干この書籍だと浅くてドラッカーを体系的に知ることはできないように感じた。
本著者の解釈かつ入門編としての簡略化されているため、しょうがないのかも。
本書を読むなら、巻末にある学習マップだけ読んで、ドラッカーの書籍を読むのをおすすめしたい。
Posted by ブクログ
各項目が見開きで文章とチャートにまとめられていて読みやすい。しかし、文章を1ページでまとめたために、簡潔すぎて「別にチャートは必要ないんじゃないか」と思うことも……
Posted by ブクログ
入門であれば、まずは一気に全貌をつかめると思い手に取った。しかし、既に何冊か読み終えていることもあって、物足りなさだけが募った。
買ってから読むまでに時間を置きすぎてしまった。
Posted by ブクログ
ドラッカー関連の本にしては、図が多く、とても簡潔にまとめられていて、はじめての人でも読みやすいと感じました。
分かりやすく、簡潔に書かれている分、情報量はやや少なく感じる部分もありました。
Posted by ブクログ
ドラッカーの入門書、という事で見たけども、むしろこの本は、ドラッカーってこんだけの事をそれぞれの本の執筆当時には著していたんだよ。という意味でものすごいインパクトがあると思う。
これらを踏まえて、それぞれの興味のある著書を読むと、よりリアルに、より心に響くようなドラッカー読書法になるんじゃないかな。と思った。
非常に感動。おもしろい。
Posted by ブクログ
流行のドラッカーということで、でも本当は同じ題名の違う本を買う予定だったのに、間違えて買いました。
入門だけあって、全項目さらっと書かれています。
その中でもいくつか気付きはあったのですが、読んだだけでは役に立ちません。
これから、他の本を読み進めて、そしてよく考えて、何より実践して、というステップが必要なのだと認識できました。
継続的な改善ですね。
図解は確かに見やすくて、興味を刺激されました。
Posted by ブクログ
今まで何度もドラッカーの本を手に取る毎に、棚に戻していたものの
これなら!と思い購入してみました。
見開き右1ページが文章で、左1ページが図解という構成なので、読みやすく
図解で頭にも入りやすい。
これを読んだ後に、本格的にドラッガーの本を読んでみるのも良いかも。
Posted by ブクログ
今の仕事と、なかなかシンクロ出来る部分が少なく、経営に関しては専門的知識がなかったのでわかりづらかった。もう一度読みたい本。次は落としこんで活用できるようにしたい。
Posted by ブクログ
ドラッカーの本から広く浅くいくつかのエッセンスを取り出して図解したものです。
確かにこういうことが書かれてあったな、と思い返すにはよいですが、きちんとドラッカーを楽しむにはやはりそれぞれの著作にあたるべきでしょう。
著者プロファイルを見ると、40歳で独立して、42歳で大学院に入学して、そこから目標管理を論文テーマで扱ったことからドラッカーに傾倒した、とあります。本文でも中小企業診断士試験は5回落ちて6回目で合格、とあります。きっと苦労人というか苦労ができる人なんだろうなあ、と思います。(もしかしたら資産家の息子だったりするのかもしれないですが...)