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Posted by ブクログ
謎解きが2段階になってきて、さらに面白くなってきた。桃子が成長していくのとあわせて、周りの時も進んでいくから、当たり前だけど、寂しく、進まないで~と思ってしまう。
さてもさても…
本シリーズを読み始めたのは59、主人公・愛坂桃太郎がヒロイン・桃子(0才)と出会った歳と同じ。ゆっくり読み進めていたので、今巻を読んだ時点で小生は61才なのだ。
だが、まだ隠居してはいない。現役で、末っ子を養っていたりする。孫はいない。
そんな小生だが、最近、桃太郎が桃子ちゃんを生活の中心に据えて生きている様に、納得し始めている。まぁ、幼少時から赤子をかまうのが好きな、根っからの子供好きなので、要するに子供が出て来るハナシは以前から好きだったのだが、「孫」が格別という感覚はまだ無かったのだ。
だが、自分の子供達が全員まだ独身とは云え、今は孫の顔が見たくてしょうが無い。
老人が赤ん坊をやたらと可愛がるのは、老化の一環として、脳細胞が壊れる際に生ずる快感物質の影響だという説を、どこかで読んだ。
どうやら小生も、いよいよ老人と成り果てつつある様なのだ。
さて、それはさて置き、前巻から登場の拷問師・啓蔵。長屋の住人だが、なかなか味のある人物である。桃太郎が大きな事件を解決する際に、重要な役回りを演じそうだ。