【感想・ネタバレ】世界の終わりと夜明け前のレビュー

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Posted by ブクログ

浅野いにお氏の『世界の終わりと夜明け前(2008)』を読み直してみた。 多分、1年振りに。 この短編に出会ってから、10年以上振りに漫画を読むようになったんだよな。 収録されている・・・「東京」は・・・いつ読んでも泣ける・・・・

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2019年08月21日

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絵が上手い。1コマ1コマ映画みたい。
「夜明け前」、展開が面白い。
父親が突然失踪する「日曜、午後、六時半」も好きな作品だ。

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2018年02月03日

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浅野いにお作品って、なんでこんなにクソッタレな風景を愛おしく感じさせるんだろう。
閉塞感のある生きづらさに満ちた世界で、何の変化もなくて、死にたくなるけれども、ふと、何か見方を変えることによってなにか肯定される感覚ってのがあるんだと思う。

五年後の自分に手紙を出して、五年前の自分に手紙をだしてみる

漫画家の話がすごく共感できた。

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2012年11月27日

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なぜ、こんなにも引き込まれるのか。
大学生のときには浅野いにおの世界観は耐えられず、強く惹かれるのに遠ざけた。
今は何度も読み終わったそばから読み直す。
非日常的ですぐ近くの世界。
これが、とか、どれが、とかなく、好きです。

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2012年02月18日

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『ソラニン』の浅野いにおの短編集。

静かな映画を見ているような作品。

全く関らないそれぞれの短編に登場する「大沢さん」が、この短編集の芯となっていて、最後の短編のラストシーンは、この短編集で語られた「大沢さんの物語」のラストシーンでもある。

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2011年11月25日

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セリフの言い回しや漫画では見えないはずのちょっとしたキャラクターの動き方,走り方や振り向き方といった動作の1つ1つまでが想像できる。

どこか殺伐とした無機質な街や,風景の描きかたも好き。

短編集だけど,それぞれどの話もすくないページの中に良いものが凝縮されてる。

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2011年10月31日

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読んでてドロップキックかましたくなった。できないけど。でもめっちゃ面白かったー。絵うまい、、、どうやって描いてるんでしょ。

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2011年09月13日

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読んでてほんと切なくなる
みんな目を背けてる日常の場面が描かれてることで特有の共感を得ることが出来る本であると感じました
そして言葉に出来ない感情が、読んでいると発見できるかもしれません

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2011年08月21日

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本屋でぶらぶらしてて、表紙と作者と題名がなんだか気になって買ってしまったやつ。読み終わった後の感じが良くて、今もいにおさんのをつい買っちゃうのはそれがあったからかなあ。絵が綺麗でとても好き。

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2011年06月08日

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今から10年前の、浅野いにおの初の短編集。初出は2005年から2008年まで。08年時点で10年のベテランだったらしいから、2018年は20年のベテランである。実はその期間はスピリッツを読まなくなった期間とほぼ重なっているので、この実力派で誠実で、ちょいスケベで、感傷的な作家の心のウチを見たのはこれが初めてだと思う。

表題はどちらも純文学によく使われるタイトルである。内容的には、決してSF的な「世界の終わり」は描かれていなくて、社会批判的な「夜明け前」も描かれていない。若者のモノローグに近い日常が描かれている。しかし、私はだからこそ、やがて描かれるべき「世界の終わりと夜明け前」の出現する緊張感に満ちていると思う。まだまだ若い。まだまだどうやら描かれていないかもしれないが、見守って行きたいと思った。

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2018年08月29日

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コミックでは珍しい短篇集。面白い趣向だ。浅野いにおらしい文学マンガが展開するが細切れのせいかあまり心の中に入ってこない。絵は好きだなぁ。

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2015年06月21日

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仕事の合間に読んだ一冊。短編集なんだけど、すべてがつながっていないようでつながっている、不思議な感覚。浅野さんの作品は生活実態がリアルに描写されているけど、読んだ後前向きな気持ちになれる。買ってよかったです。

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2013年04月14日

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いにお作品を初めて読んだ。
一回目は、うーん。という感じ。
二回、三回と読むうちにだんだんいい感じになってきた。

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2016年01月28日

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なんとうまく表現し難いけれども、色々と頭で考えようがちょっと外の世界に触れてみようが、朝が来て一日が始まる。
そんな日常的な様子を視点を変えて、描いている作品。ドキドキハラハラで読み進めて行くわけではないけれども、空想的な世界に浸って現実離れな物語よりもこういう作品が最近の自分と重なる部分がリンクして引き込まれる(^з^)-☆モヤモヤ感を残しつつも心の隙間を埋めてくれる気がしてなんとな〜くがんばろうっって思える!
吐き出したい言葉の集まりに共感!
人物の絵のタッチが個人的に好みである!

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2013年01月05日

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「東京」と「17」が好きです。

冬になって空気が冷たくなって鼻にツーンってきて
やべえくっそ痛ぇ・・・みたいな そんな感じかなぁ

わけわからん

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2012年11月08日

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正直この人の漫画はださかっこいいオーラに当てられるからあんまり好きじゃなかったんだけど、ださかっこいいもずっとやってたらカッコイイかもしれない。
なんていうかなあ、ソラニンに共通する臭すぎてシンクロするのが恥ずかしい気持ち。ださかっこよさ。でもやっぱださいわ。

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2013年01月16日

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なかなか寝付けない夜
カーテンの向こうがだんだんと明るくなっていき
それを見て、もう朝が迫っていることを知る

何故自分は眠れないのだろうと頭を悩ませ
くだらない思考に支配される

でも、気づけば寝ていて目を覚ませば窓の外は快晴
重い体を無理やり起こしなんとなく新しい一日が始まる。

そんな一日の鬱々とした様子が淡々と描かれる一冊。
何処にも救いはないし誰かの手も掴めない、けれど…
眠れない夜にこの本をそっと開けば
窓から差し込む光にほんの少しでも希望の色が見えるはず。

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2012年02月12日

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ネタバレ

色と匂いがあり、音すら聞こえてきそうなリアルさの絵で淡々と場面が切り替わっていく。
むしろ恐いほど”隣にいる”ライブ感がして、他人の口臭と温度が気持ち悪いと感じるほど。ものすごい技量だ、と思う。
作中の青春漫画家の話がどこまで脚色されているのかはわからないけれど、静かに乾いていく姿がありのまま迫ってくる。
「時代に愛される事をどう思うか」という編集者からののインタビューの質問に、答えなくてはならないのだな、という。

TAGRO氏の描く無常観(生身感がたまらなく好きだ)ともまた違う、自意識の希薄さは、絵の神様のせいか。
熱や言葉の多い漫画に疲れ、映画のように自動的に脳に飛び込んでくる漫画が読みたくなったら、また読みたくなる、だろうか。


全てあるのに何も無い、それは確かに時代の一部なのだろう。そんな風に感じている自分はおかしくない、きっと自然な事なのだという安心を得ている自分に気がつく。
(ここでメタが入る)

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2012年01月30日

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鬱屈した毎日 焦燥感 の中にさす ピンポイントすぎる光 みたいな
過去の延長線上のイマ みたいな
冒頭部分の よくわかんないおばさんみたいな神様が すごく理解できます。

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2012年01月01日

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この方の漫画は、3回くらい読み返さないと?だらけになる。
3回よんだところでも?がきえるわけではないのだけれど。

日常がもやもやで、先がみえなくて、こんな世界いやだ!
って思うけれど世界を変えるほど大きな力を持っているわけもなく。
それがさらにもやもやを生みってネガティブスパイラルの中で
ああ別にそれはそれで自然なことなんだよなあと
そのネガティブ思考を肯定できるようになる、不思議な力をもった漫画。

好き。

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2011年09月13日

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日常でふっとなにかを思う時や不安なことを考える時の、空気というか目に見えないものがこのマンガの中にさりげなく、濃密に存在してる
短編集でそれぞれ主人公は別だけど、中には同じ登場人物が出てきていてその繋がり方が絶妙
でもよく考えてみたらこの繋がり方は結構リアルなのかもしれない

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

浅野いにおの系譜を知りたくて読んでみた短編集。エモいってこういう事なんだろうな。なんて、ちょっと疲れて、それなりに図太く生きられるようになった中年の今、肯定も否定もどこかに置いて目を細めて読んだ。若い人たちにはどう映るんだろう。

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2024年05月16日

無料版購入済み

難しい

哲学のようでそうではなく、癒しの用でもなく、
なんとなく描こうとしているものは伝わってくる気もするけど、
試し読みではよくわからなかった。

#深い

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2024年03月29日

Posted by ブクログ

浅野いにお氏作品は、短編集のが好きだな。
続いてもソラニンくらいの長さが丁度良い。
あまりにも長いといろいろぶっ込み過ぎて、
ドヤ感が出てしまう感じがして。いいけど。

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2023年08月21日

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どこがどういいかは説明できないが、なんかいい
なんか泣きそうになる
ここで繋がってたのかっていう風に短編でも少しずつ繋がりがあって面白かった

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2022年01月31日

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夜明け前 朝イチの会議までに企画書を完成させないと、俺の社会的信用はガタ落ちだ。 無意味に呼び出したらフツー誰でも怒るよね… マジカヨ‼︎ 誹謗中傷の的 才能の枯渇した作家を救うのは我々編集の仕事ですけど 例えば実体験を活かして崩壊した家庭をテーマに更なるヒット作を… クリックして欲しいんかぁー‼︎ 手抜きの人生 サラリーマンはこの理不尽な社会を生き抜く為に神様が産み落とした、戦闘民族なんやでー… 私は使い捨てのオナカップじゃないっつーの‼︎ んじゃあ手始めに次に店入ってきた男にトイレで犯されてやろうか⁉︎ お前がその力を有意義に使ってくれることを期待しているよ。人生はそんなに悪いもんじゃない。生きていればいつかきっといいことがあるさ。…そんなの、ただの気休めかもしれない。事実、世の中は沢山の悪意に満ちていると思う。けれど、幸運や人の優しさも君のすぐそばにきっと隠れてるんじゃないだろうか。少なくとも、朝は誰にでも平等にやって来るから。そこで何を摑むかは君次第だ。 …時間ってのは残酷だ…それでも朝が来る… アルファルファ 大義名分がある 変態のくせに教師って肩書きがあるだけで、偉そうに振舞っているのが納得できない。 この村の高速道路の高架線、見てるとあたし体がゾワゾワするんだよね。この橋は東京にまで繋がってるのに、こんな場所ところであたしは何をしてるんだって。なんかさ、キミのその素朴な感じ、好感が持てる。 僕はなんだか真理に触れた気がした 何か信じられるものがあるって、きっと幸せなことなんだ。 生理的に嫌い お前…その頭、不利だよ? そーゆうこと言うなよ。 日曜、午後、六時半。 さらばモラトリアム。お前はそのまま下流人生真っしぐらっつーことで。 人妻…か。…エロいぜ。 鬱気味の主婦の単なる妄想日記なの。子供ができないってわかってから、旦那との仲も最悪でさ。今月中には離婚届けに判子押すんだ。 …いやね、ここでやり直そうなんつってガバッてやったりしたら、ドラマチックで素敵かもしんないけど、…正直その話、重たすぎだもの。 人のことまで構ってられないよ。自分のことで一杯一杯ですから。…あ、俺、今、自分に嘘ついてねー? 自分のことで必死になったことなんて…今まであったっけ? 素人モンのAVを全国まわって撮影してんだよ。ちょっと怖い目にあってもらって山道に置いてきた。 …あたし達、このままヤな感じに大人になっちゃうのかな? …お前、この頃最低のブタちゃんに成り下がってるらしいじゃん。 俺も、お前がいつまでたっても腐りっぱなしって聞いてるぜ? ちょっと殴らせていただいていいかしら?いいわよ?…殴るんじゃねーの?…僕、痛いの嫌いなんすよ。長すぎた夏の終わりの夕暮れに、「夏の思い出」こんなタイトルが浮かんできた。親父が信じてくれたものが…その物語の中に見つけられるかもしれない…そんな気がした。 あんたももう18なんだからさっさと処女膜破ってもらいなさい‼︎ラジャ‼︎ …ありゃん? そういう動物っぽい力争いってバカらしくてさ 何も生産せず、誰にも迷惑かけず、そして猫のように人知れず死ぬんだ。 大した挫折も知らないでっ‼︎すかしたこと言ってんじゃねーよっ‼︎ この場所だけは絶対に守らないといけない気がしたんだ。僕は…ずっと前から信じられる何かを探してたのかな。…もしかしたら、それは君なのかな。 「帰宅」あの頃思い描いていた理想の家庭はもうここにはない。それでも…私はまだ信じることができるだろうか? 超妄想A子の日常と憂鬱 離婚調停がうまくいかなくて泥沼化 汚い顔ぶら下げて、今日は何処までエロゲーのお買い物ですか⁉︎どーせお前、普段は親元で引きこもってるオナニー童貞野郎のクチだろ⁉︎ネットの中では神様気分っつーアレだろ⁉︎オメーみたいになんの努力もしない奴に限って、ありのままの自分を受け入れてくれとかって言うんだよなぁー‼︎てめぇ何様だ⁉︎子宮の中から人生やり直せ‼︎ ひゃっ染みた‼︎ 休日の過ごし方 外国の玩具の輸入代理店 吉祥寺 仕事以外で電車に乗るのなんて久々だ 17 森川汁子の裏動画 ありゃろぁらっしゃ〜 …バカだね。日本のお巡りさんは優秀だよ? マージかよ。このスケベ‼︎ 素晴らしい世界 朝の小田急線は今日も沢山の無表情な人達を詰め込んで、何処かへ運んで行きます。私もいつか、あの中の一人になってしまうんだろうか? 梅雨の中休みの青すぎる空を見ています。乱筆乱文でごめんなさい。いつかの私へいつかの私より。ホノルル空港 スカイダイビング 虹って上空で真上から見るとどう見えるか知ってる?え〜…んー…輪っか?おぉーい‼︎そんなサラッと当てんなよ‼︎俺、けっこー感動したんだからさぁ‼︎ こんな気持ちになる日が、人生であと何回あるかわからないけれど、家に帰ったら大急ぎで手紙を書こう…そう思った。 「俺は十年後に死ぬだからあと少し頑張ってみる」みたいな事を友人に言っていた。すげー自己完結だ。というかその10年後って来年じゃねーか? 近頃は税金と健康の話が多い こんな瞬間を漫画にできないもんか。とも思うが多分無理だろう。新作を考えるたび、物語はインフレし、描けば描くほど完璧から遠ざかってゆく感じ。 今までは朝に対して、リセットとか開放的なイメージがあったが最近は違くて、誰にでも平等に朝はやって来るけど。けれどもそれはすごくいい感じだ。例えこの感じを十七歳の自分に説明したとしても、奴はきっと信じてくれないだろう。きっと信じてくれないだろう。きっとこてんぱんに否定されるか汚いものを見るような目で見られるに違いない。でもそれでいいと思う。少なくとも今日は。 東京 小学校時代の同窓会 輸入車のディーラー タイムマシン 一生奈月の親父やっつけらんねーって‼︎ 浅く感傷的すぎる 閉塞感の続くこの時代 …えーと、神保町まで。 緊急停止信号 不法投棄 今の自分は自分でしかないんだよな 世界の終わり ベタに宇宙人でも攻めてきたのか 夢の余韻 蹴鞠 …そんなこと、ホントはきっとある。 あの頃はこんな簡単なことをどうしてあんなに難しく考えていたんだろう。…なんて、昔の自分を思うと馬鹿馬鹿しくなる。けれど逆に、今の自分のこわいくらいの単純さを思うと、なんだか、悲しくて、ちょっと苦しい。今までの私は何処に行ってしまったんだろう。時々私は、自分が誰なのかわからなくなる。 焦れったい 馬鹿みたい…でも好き。 三日月先生ーっ‼︎

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2016年12月10日

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自己愛的な雰囲気がどうも馴染めず。
悩みを持ってるってアピールしてからの展開がもの足りず。
この著者の漫画は一貫して、自己不全感に悩む人を等身大に描いているので、マンネリのようだけどつい読んでしまう不思議な魅力もある。

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2015年08月23日

Posted by ブクログ

それでも朝はやってくるし、
そして決して同じ朝は来ないという、
普遍的なテーマが一貫して描かれた短編集。

作者の迷いが見えることも興味深いが、
それ故、物語が迷走している作品も多い。

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2014年03月08日

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子供の頃思い描いた未来には少し足らなくて、かと言って不幸じゃないけど時折、私何してんだろ…?って自問自答しちゃうような大人になっていて閉塞感あり。だからいにお氏の作品を買ってしまうんだろうか。面白いとかスッキリする訳でもないのに。誰もがどこかしら不安定な部分を抱えてるって思いたいのかな…

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2013年09月24日

Posted by ブクログ

短編集。オチがついてキレイにスッキリ終わるストーリーではない。だけどモヤモヤするわけではなく、むしろ気持ちがいい。ハリウッド級の映画を観るとスッキリする。スッキリするから、そこで完結。だんだん記憶も薄れてく。この作品はスッキリしない。日常生活。少し変わった日常生活。その一部。生きてる。街の風景、普段の生活の、ほんの一部。最後に載ってる『世界の終わり』って作品の終わり方が好き。

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2013年09月09日

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同年代だと思う。こういうのわかる。こういうのがおもろいっていう感じ、すごくわかる。わかるから、ちょっとつまらない。つまらないってのはでもなんか刺さるから。自分のダサい部分、やましい部分がそのまま描かれてるから。やだやだ、共感が止められない。

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2012年06月08日

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