感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この方の作品は今まで読んだことがなく、BL要素が入っている・長野まゆみを彷彿させる、というようなレビューをちょこちょこ目にしてからこの作品がすごく気になっていました
早速購入し、読んでみました
大アタリです
うさぎや神様、小説家、学校などこの短篇集に入っているモチーフすべてが本当にそそられるものばかりでびっくりしました……
不思議で幻想的なお話がとても素敵で、きれいな絵もまたそれに合っています
言葉の一つひとつにも物凄く魅了されました
これを機にほかの作品も読んでみたいと思います
Posted by ブクログ
釣巻和さんのデビュー前の作品(高校生の時の原稿等)も載っています。私は『くおんの森』から読み始めたので、とても満足できました。相変わらず絵が美しく、内容も不思議が込められていて面白かったです。装丁も素敵。意外とBLよりの話が多いのには驚きました。
Posted by ブクログ
鉱石、木造旧校舎、標本、真夜中、商店街、学ラン、古本屋、小説家、狐、神様、古い神社、魚、学校、理科室、星、マッチ箱、不思議、BL とことん好きなモチーフしか見当たらないという恐ろしい作品。なのにいまいち痒いところに手が届かないというか…もっともっとマニアックに描いてくれてもよかったんじゃないかとすごく惜しい気分になる
Posted by ブクログ
完全に表紙に惚れた、ジャケ買いでした。
中身は幻想的な不思議ワールドの、少しずつシリーズになった短編集といった感じ。
作品の間のページの、簡単な作品紹介でも書かれていますが、ちょくちょくBLです。
いや、私としてはこれをBLと括るにはあまりにも作品の世界観が綺麗なので、気が進まないんですけれど。一応、BL雑誌に載せられたというものもありますので。
一話一話がすごく可愛らしくて、何度も読みたくなる一冊です。イラストの世界を読んでる気持ちになりました。
どれも好きですが、商店街と、お星様が降ってきたお話、カーテンコールが個人的に大好きです。
Posted by ブクログ
初期の漫画から、幻想的な(ちょっと難解な?)、私の好きな雰囲気が漂っていたので嬉しかった。
内容にはいろいろな意味で驚いてしまったが、装丁がとっても綺麗。飾っておきたくなる。
Posted by ブクログ
童話を思わせる独特の世界観に、繊細かつ緻密なイラストがマッチしている。ストーリーに派手さは無いので、さらさらと読んで、あとに雰囲気が残る印象かな。
Posted by ブクログ
異界、異物、との接触が素敵な短編集。
「昇降口前」みたいな
日常ベースでふと非日常要素が入る作品や
「ニンピニンのおしゃべり」のような
設定に縛られないファンタジーが
良い具合のテンションで読み易く
スッと入ってくる。
設定に凝りすぎてる。
また設定を活かせてない。
そんな印象も他の作品からは
やや受けてしまうのでもったいない。
童話的で静かな痛みを感じる素敵な世界を持っているので
もおおちょおおいと肩の力抜いたら
もっとその世界が広がると思った。
Posted by ブクログ
最近、「鋼の錬金術師」の荒川 弘人とか、「結界師」の田口 イエロウとか、意外な人が(わたしの中でですが)女の人だという事が判明しています。
そして、この本を読んで、多分、釣巻 和も、女の人だとわかった……と、思う。多分……。
微妙な感じのやおいっぽいお話で、雰囲気はいいです。微妙に、わかりにくいテイストは、釣巻 和らしいといえば、らしい。
Posted by ブクログ
きれいな装丁に思わずジャケ買いしてしまいました。
全体としてなんだか難しかった。一話ごとに解説がついていてそれを読んでなんとなくなるほど、と思う程度。設定や世界がとても魅力的なので、少し残念。話の難しさもこの作品の良さと捉えればいいんだろうか…
私はBL平気なので大丈夫ですが、苦手な方にはおすすめしませんほぼBLだったりします。でもそこまで濃い表現もないので構えるほどではないですよ。
表題作のうさぎ装束と、表紙のモチーフになっているカーテンコールはすごくよかったです。
これからが気になる作家さんです。