感情タグBEST3
祖父
作者の祖父が零戦乗りで伝え聞いた話を漫画にしたもの。
農家の11人兄弟の末っ子っが夢見るのは飛行機乗り、港々に女を作りとか笑えるw
今も昔も若者は同じだなぁw
リアルな戦争もので変に反戦反戦してなくて読みやすい。
彼女残して死んだ特攻隊員の泣ける話かと思ったら実は妻子がいたとかひでぇw
Posted by ブクログ
弟から勧められて購入。絵はコミカルなタッチだが、ずーんと重いものが溜まっていく。メインのストーリーもだが、台所にいる母親の背中だとか、長男百日祝いの写真一枚とか、そういう描写がふと涙腺を刺激する。感想をうまく表現することができない読後感。
何も飾りのない1人の人の人生
戦争のことも零戦のこともまるで知らない孫が、軍人だったおじいちゃんから聞いた話をまとめたもの。
僕のように、海軍のことを若い時から読んできた人からすれば大した話じゃないと思うかもしれない。
けど、たった1人の海軍軍人の、海軍軍人として生きた数年間の記憶をまとめたもの。
おじいちゃんが孫に話したことだからいろんな取材をしてまとめたものや、昔の軍人経験者が書いたもののようなリアルさはないかもしれないけど、かえってこのおじいちゃんの人生を読者にとってにしかないものにしているような気がしてならない。
もしあなたのおじいちゃんおばあちゃんが健在なら、戦争があったときの話を聞いてみて欲しい。
今の僕たちと全く違う人生を生きていた人たちの心が少しだけでも身近に感じられるはず。
Posted by ブクログ
エッセイ漫画の手抜き絵が苦手でなかなか読まなかったが
読み始めると一気に読んでしまった
このこだわりのない簡単な絵が逆にいいのかもしれない
ノンフィクションということでストーリーに文句はないが
主人公以外の登場人物の表現がいかにもエッセイ漫画家という感じがして、それが鼻に付く(が、重くなりすぎなくていいのかも)
新たな戦争漫画
零戦のパイロットというとエリート揃いでお国の為に命を捧げて戦う人というイメージが強かった。ごく普通の若者が、名を上げたい、お金持ちになりたい、という今の若者でも考えるようなことをモチベーションに戦地に赴いていたことに驚いた。