【感想・ネタバレ】戦後七〇年 国家の岐路のレビュー

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Posted by ブクログ

櫻井よしこ 著「戦後七十年 国家の岐路」、2015.7発行です。仕事を辞めてから政治の世界とは無縁のくらしをしてますが(もっとも多かれ少なかれ影響は受けてますw)、たまに政治の本を読むのは、頭の刺激になりそうですw。著者は「長寿の時代、長い人生を充実して生きるには、豊かな感受性と活発な知的活動が大切」と説かれています。全く仰る通りと思いますが、その前提は「健康」ですね(^-^)

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2017年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 2016年最初の本になった。昨日から読み始め、元旦の今日、両親に子の面倒を見てもらっている間に読んだ。
 櫻井さんの著書は1998年に菊池寛賞を取った「日本の危機」を読んで以降、2,3冊は読んだと思うが、今作の論調、特に中国に対する、はきつくなってないか?

 南モンゴル出身で日本に帰化した大野旭氏(静岡大学教授)のコメントを引用『私はモンゴル人として中国政府の弾圧を受けて育ちました。モンゴル人の受けている圧制について、いまも書き続けています。その結果言えるのは、中国が民主化することはまずあり得ないということです。(中略)彼らの民族性には民主化という他所が無いのです』を知ると、彼女の言い分が納得できる。
 であれば、USAの軍事力を有効に使ってけん制するための集団的自衛権行使の必要性が理解できる。
 憲法学者の多くが違憲としていたことの不適切さの指摘も合理的。これに憲法学者はなんと反論しているのだろう。
 また、民主党やテレビ朝日、毎日放送、NHKの主張や放送が中国や韓国の側について、日本の利益を損うことを繰り返すのはなぜだろう。ひょっとして、記者やディレクターの勉強不足?古館伊知郎の論調を聞くと、本人が自ら勉強せず周囲の人たちの意見をセンセーショナルに拡大している気はする。
 私もTVに踊らされ、集団的自衛権行使は憲法違反だと思っていた。これも勉強不足。勉強すべきことが多いなぁ。
 
 最後に、従軍慰安婦の記事を書いてきた元朝日新聞記者、植村隆氏が著者を昨年2月に名誉棄損で訴えたとあったが、その後の経過はどうなったのだろう。

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2016年01月01日

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