【感想・ネタバレ】主任がゆく!よりぬき 喝のレビュー

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Posted by ブクログ

仮に漫画の世界のキャラクターが現実に出てきたとして、誰の下で働きたいか、と考える時が、私にはたまにある、現実逃避でなく、逆に仕事が巧く運んでいる時に
会社の社長ならば、『サラリーマン金太郎』(本宮ひろ志)の主人公、矢島金太郎
先パイなら、『総務課総務部山口六平太』(高井研一郎/林律雄)の主人公、山口六平太
そんで、直属で、異性の上司なら、迷わず、この『主任がゆく!』の北見しろみさんである
社会人としても、女性としても、こんな破天荒な人はいまい
仕事を片付ける速度、トラブル対処能力、心だけでなく肉体そのものの頑強さ、色んな社会人スキルが、この人の下で、死の危険に怯えながら働いていれば、嫌でも伸びていきそう
女性の社会進出に弾みをつける為だけじゃなくて、自分の意思で就いた仕事に向き合えてない“大人”が増えているからこそ、彼女みたいなシンプルなパワーを持っている上司が必要だと思うんですよね
そりゃ、この人みたいに、すぐ手を出すのはマズいですが、部下がイイ結果を出したなら全力で褒める、部下がつまらないミスをしただけでなく、反省が見えないなら本気で怒鳴る、部下が自力でどうにもならない問題に直面した時は尻を叩きつつ、真摯にフォローに入ってくれる
そんな、怖いけど頼りになって、「この人のために働きたい」と思うような上司がいたのなら、勤労意欲も増しますし、鍛えられた部下は後々、出世したのなら、上司のスタイルを受け継ぐことになって、また新しい人材を育てられる。これが繰り返されて、途中で切れない会社だけが、大きくなっていくんですね、きっと
あぁ、でも、リアルに北見さんが上司だと、拳の前に、屁に戦々恐々か・・・・・・

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2014年05月28日

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