感情タグBEST3
表題作含め5作
全部で200ページ弱
ストーリー性が中心にあり、
心情は淡々と無駄なく描かれていきます
好きな人とそうでない人に分かれるでしょうね
読んでいて思ったことは、
人生はいろいろと思うようにいかず、
突拍子もない不幸に見舞われることもあり、
作者はそれを如実体験したことがあるのではないか、ということ。
そして、そういう体験のある人は
この作者にハマるんではないかなぁ、ということ。
キラキラしたお話よりも、こういう話が人を癒すのかもしれないな…と思いました。
切ない、ただ切ない
短編集で一つ一つは短いのですが
全て切なくて一話一話泣いてしまいました。
あまり爽快な結末ではないことが多いです
が、なぜか綺麗だなと感じるお話ばかりです。
Posted by ブクログ
『別れと再会』がテーマの作品集。こんな感傷的なテーマの作品も描けるのですね。作風の振り幅の広さを感じます。
『走れみつる』が好きかなぁ。去り際の美しさなんていらない。『別れ』を糧にして芸能界でしぶとく生き残っていって欲しいです。
あっさり
主人公が等身大な感じで
「自分がこの立場ならどうするだろう」と考えてしまいました。やはり夫と子供を捨ててまで この時代に戻るんだろうか?
…戻るだろうなあ、戦時中なんて耐えられないし。
どの話もあっさりですが、自分は好みでした。
ただ「願いをみっつ叶えて貰える話」は ちょっと「え、それ?」と拍子抜けしました。
ロマンチックではあるけど、自分なら違う願いをするなあ…
Posted by ブクログ
短編集。思ったよりもギリギリした感じは無く。
(『お慕い申し上げます』は読んでて居た堪れなくなって途中で挫折してしまったけどいつか続き読みたい)
かといって普通の恋愛物ではなく。ジャンルがよくわからない……多分少女漫画……?
朔ユキ蔵さんの描く暗い目をした男が好き。
つらい・・・
私には合いませんでした。
世の中はうまくいかないことが多いけど、ここまで連続で見せられるときついです。
気分的には星はひとつの気分ですが、ここまで感情を揺さぶることができる漫画家としての能力の高さは否定できないので、ひとつ追加しました。
人生の無常に思いを馳せたい人にはおすすめの作品です。
作品中一番気になったのは、王妃様の話かな。
即位した年が子供だったとはいえ、王は流されすぎっす・・・。言いたいことがあるなら言えばよかったんだ。
なんで一緒に同じ道を歩き続けたんだろう。
彼は心を無くし続けるほどではなかっただろうに。
一番理不尽に思えた話でした。
がっかり…
とても浅いです…始まりはとても興味をそそるのに、結末がえっ?って感じでした。主人公の行動に??です。相手との出会い、そして別れに至った行動が完結すぎて、面白みがない。深みがない。残念すぎました。