感情タグBEST3
甘々
ネグレクトを受けたせいで人の愛情を感じられない攻めとそんな攻めを大きな愛情で包む受けのお話。
攻めが親と関係を修復するまでしっかり描いているので、ただの甘々ラブストリーではなく物語に深みが出て読み応えありました。受けが明るい性格なので、シリアスになりすぎず爽やかなお話でした。
愛って何?
親から愛されなかった自分は愛なんか知らない。思春期の少年のような感覚のクラン。椎名は彼を辛抱強く愛し続ける。親友として。クランに気持ちを知られたら確実に拒絶されるとわかっているから伝えない。また、クランを思うゆえに彼に隠し事をしている。傍目でみたら、クランは椎名にべた惚れだけど、それを本人がどうやって自覚するのか?これが見所でした。
無自覚溺愛攻め最高
片思いで10年なんてめっちゃ切ないのに更に琥藍に愛してもらえないの分かっててずっと抱かれ続けてるなんて切な過ぎる!話なのにもう琥藍が無意識に椎名のことでろでろに愛しちゃってるってことがもう伝わってきてもうはよくっつけよ!ってもう。
でも琥藍の過去や琥藍の母親の過去、椎名の秘密や想いが何ともいえない切なさで、胸にキュンキュンくる。
最後めっちゃ泣きそうになったー
ほんと良いお話…
Posted by ブクログ
あっっっっまぁ〜〜〜〜い!!!!!
いやもう色々拗らせちゃってる人間関係なんですけど、最終的にはすごく甘い˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖恐ろしく甘い✨
重いと言いつつ、硬軟取り混ぜて、程よく甘いを極めてるのはすごいwww
いやもう、満足ですwww
あ、あとめっちゃめちゃエロいです(個人の感想です)!!
Posted by ブクログ
拗らせるにも程があるだろ琥藍(--;)
でもって椎名が大人過ぎるくらい大人で。
拗らせ捲って3周くらいしちゃってる琥藍には
このくらいじゃなきゃダメなんだろうなぁとは思いました。
こんなにハラハラしながら読んだBLも久しぶり。
着地してみたら安定の甘々展開でホント良かったです。
ひとつ不満があるとすれば
琥藍が椎名のことを名字でしか呼ばないことでしょうか。
...下の名前呼んであげなよ…(´・ω・`)笑
Posted by ブクログ
2017/07/05
パタンナーとモデルのカップル
出会いは小学生、関係は高校生からの2人。
お互いに好きなのに、好きだって認識するのが遅めな感じ…
まぁ、だからこそ、気づいた時が良いのですか!!
間之さんの本好きだなぁ。
Posted by ブクログ
2人のすれ違い勘違いぶりにじれましたがちゃんとまとまって良かったです。恋人じゃないけど唯一無二な信頼関係がある友達ってすごくいいなと思いました。このお話は両片思い?だけど、プラトニック過ぎないでやる事やってるのがいい年のさっぱりした2人の性格にも適していて良かったなと思いました。
Posted by ブクログ
王道溺愛系と言えば間之センセ。このストーリーは読んでる時には切なくてちょっぴりビターなのですが、読み終わってみればいつも以上に糖分含有量が豊富!と気づく味わいです。
ページ数も分厚くて堪能できます。
いつもは包容力ある年上×幼妻とか、やさしい年下わんこ×年上美人とかのcpが登場するけど、今回は同い年の幼馴染み同士という組み合わせ。
しかも、26歳の立派な大人の男同士cpはセンセの作品では珍しいです。
琥藍は世界で活躍するトップモデル、そして椎名も有名アパレルメーカーのパタンナーとして活躍中と、現実離れしてるけどうっとりしてしまうプロフィールに加えて、高星麻子センセの美しいビジュアル!興味をそそられます。
切ないのは、ずっと琥藍のことを好きなのに、椎名がその気持ちを隠してセフレみたいに身体の関係だけを続けている事実です。最初のうちは琥藍が恋愛感情が持てないと公言していたせいもあって、二人の関係にモヤモヤしたものを感じずにはいられませんでした。
椎名が良い人すぎるんです。かなり男前で、そして健気。
中盤、琥藍の生い立ちが明らかになるにつれて、愛する感情が欠落してしまった原因も見えてきたら、酷い男という見方が変わって、今度は母親が酷い!って憎々しく思ったりw
愛せないわけじゃなく、琥藍は愛の意味を教えられてないから単にわからなかっただけなんですね…
なんだかほっとさせられました。
感情が欠落していた琥藍が椎名の愛によって気付き、危ないところで大切なものを失わずに済んでホントによかったです。イノサンの功績は大きいですよね。
母親の織絵との再会も安堵させるものがありました。酷いと思ってた人物像と全然違ってた…間之センセらしい話の展開です。
エロ的にはセフレなので絡みシーンは豊富で、セフレなのになぜか甘いHしかありませんww楽しめました。
おまけショートでは、琥藍が「脱・王族もどき」でがんばっている様子が砂糖吐くくらいに甘くてロマンティックでした。
言葉
気持ちって難しい!
たとえば、『幸せ』を知らない子にこれが『幸せ』だよって教えるわけだけど、なんでこれが『幸せ』なのって言われたら困るわ~
いままでそんなふうに感じたことなかったけど、最後の方で受けちゃんも言ってますが、自分のキスで王子様が目を醒ます。
特別感すごい!
あと私的に、受けちゃん、攻め様、交互に気持ちが読めるのは嬉しい!2倍お得!
Posted by ブクログ
★3.7
読む順番逆だったけど支障なく読めた。結局最初っからクランは椎名にメロメロだったってこと!ダダ漏れでバレバレなのに本人無自覚でわからないとか意味不明。親のせいとかにしてるけど自ら知ろうとしないでただ逃げてただけって感じ。だから椎名を突き放した時の腹立たしさったら!椎名めっちゃ健気でいじらしくてこういう子萌えツボすぎる。くっついたあとは激甘イチャラブw
Posted by ブクログ
世界的に有名なメゾンからも引く手あまたのトップモデル琥藍とアパレルメーカーでパタンナーを務める椎名は幼なじみ。モデルとしてだけでなく覆面デザイナーとしても活躍する琥藍の専属パタンナーを任されている。多忙を極める琥藍がデザインを提供する条件は、デザインの仕事の間は24時間椎名を独占すること。そもそもすべては椎名のためのデザインだから。
けれど、ふたりは体だけの割りきった関係。ずっと密かに琥藍を想い続けている椎名にはそれが時々すごく切ない。うっかりそんな感情を知られてしまったら、きっと琥藍のそばにいられなくなる。
一見、幼なじみの一方通行切な愛的展開かと思いきや、気持ちを打ち明けたら壊れてしまうような関係の危うさは全然なくて、むしろ当事者達がどう解釈しようが、琥藍の揺るぎないド執着と独占欲は両想い丸わかりなので、何が起ころうが、どこかたかをくくってww 安心して読んでいられた。
生い立ちに問題があったせいで、情緒が欠落気味の琥藍。愛なんて知らない。椎名を好きなわけじゃない。愛してない。ただの友だちっていくら口では言っても、会うたび時間を惜しむように体を重ねて、どんだけ好きなんだよ‼てくらいねちっこ~いエチしてたら全然説得力ないよな~ww
作者の方が後書きに書かれていたとおり、『無自覚なメロメロ』が『自覚ありのメロメロ』に変わるまで…
まさにそれに尽きる。