【感想・ネタバレ】GOGOモンスターのレビュー

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購入済み

不思議な雰囲気で話が進んでいくけど、どんどん引き込まれて460ページぐらいあるのにあっという間に読み終わりました
たぶんこの先何回も見返す漫画だと思います

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

本の形も内容も全て好き。
IQに憧れてダンボールを被っていたのは私です。
見えるのが普通で見えないのが能力。
人に見えないものを見えるのは普通。
人に見えないものが見えないのが能力。

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2022年04月17日

Posted by ブクログ

松本大洋氏の作品は初めて読みました。 『GOGOモンスター』を選んでみました。 しかし、凄いストーリーで、460ページもあるので、読み応えかなりあって最&高!! 立花とガンツとの会話が癒される。

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2019年06月04日

購入済み

松本大洋

やっぱり、イイ感じでした。松本大洋!
読んでるあいだは、松本さんが少年だった頃のいまでは消えかかっているあの世界の感覚を、消えてなくなってしまう前に、なんとかもう一度引き寄せて書きとどめた、そんな風に思いながら読んでましたが、読み終わって、余韻に浸っているうちに、少し違う風にも思えてきました。
大人になった松本さんが、周りの子供たちを見て「こいつら何を見て、何を聞いて、何を考えているのか」もうわからなくなってしまった子供たちの感覚をつかもうとしたのではなかろうか。子供たちを観察することを通して、あの世界を想像し、深く浸り込んでいきつつ、作り上げた作品なのではなかろうか。
えっと、こう書いてみると、どちらも同じだな。
やっぱり、稀有なマンガ家だ!

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2016年01月03日

Posted by ブクログ

マンガでこんなに人間の深層、古層まで降りていくことができるのか。自我が無くなる、その寸前まで行くことができるなんて。絵の世界もあるのに、すごい。文字にしか出来ないと思っていた層まで降りていけるなんて。用務員さんの存在が素敵。

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2015年01月31日

Posted by ブクログ

勧める相手を選ぶけど、松本大洋作品の中でいちばん好きです。この人は子どもの描写が本当に巧み。あの頃の漠然とした不安や、いろいろな物事の曖昧さが一気に蘇ってくる。

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2013年12月28日

Posted by ブクログ

これも本当に本当に好きな一冊。
高校時代出会った松本大洋作品でもたぶん一番好き。
シュールレアリスムっていうのにあれこれハマった記憶があります。
幻想的で、闇を抱えていて、そして孤独というか孤高というか。
そういう風景やテーマには今も昔も弱いです。

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2013年08月30日

Posted by ブクログ

松本大洋の作品の中で1、2を争うぐらい良い漫画。

おそれいりました。
感想書くのがおこがましい。天才でございます。

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2012年10月08日

Posted by ブクログ

想像とか妄想じゃない子供にしか見えない
もう一つの世界とかそんな話。
おしいれの冒険を思い出した。

とにかくね、装丁がカッコイイから買えばいいよ

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2011年08月15日

Posted by ブクログ

宝物のようにいつもそばに置いて読みたい本。
子供だった頃の感性を思い出させてくれる。

子供のときは確かに見えて感じていた大切なものが、成長するにつれて常識や経験の底に埋もれてしまう。
埋もれることにも慣れて何も感じなくなってしまう。

しかし、それは確かに自分の中にあるはずのもの。
その埋もれたものにアクセスする方法を持つことで、埋もれたものを時々掘り出してやることができる。
時間とともに埋もれてしまっても、その掘り出す作業で何度でも「腐敗」を防ぐことができる。

この本はその「アクセスする方法」になってくれるはずだ。

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2011年02月26日

Posted by ブクログ

説明を省きたくなるけど、実は単純明快

小さい頃は見れた、感じられたモノが見えなくなる瞬間
大人になっていく過程
それを松本大洋は"腐っていく"と表現した。
それはつまり、大人は腐っていて、自分もそのうちの1人だと認めた訳だ。
でもあらゆる人は感じているハズ
純粋な少年の間だけ観れた貴方たちのヒーローを 作品に見事に投影し、圧巻のカメラワークとハイセンスなカット割で纏まられた傑作

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2011年01月23日

Posted by ブクログ

子供の頃には色々なモノがみえていた。
ちょっと高いけど値段だけの価値はあります!
松本大洋ゴイスーです。

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2010年04月17日

Posted by ブクログ

私のバイブル。松本大洋さん作品の中でダントツのお気に入り。小学生には思えない小生意気さがまた可愛らしい。

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2010年01月15日

Posted by ブクログ

雰囲気がたまらんです。
子どもの純粋で不思議な世界が存分に繰り広げられていて、ありえないことだらけのことになぜか納得してしまう。
少ない登場人物だけど、ユキもマコトもIQもガンツも好き。

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2010年09月19日

Posted by ブクログ

大人になって行くことの
切なさ、残酷さ、眩しさ、美しさ。

この読後の胸の痛みは、大人になった今だからこそ味わえる特権だなあ。
一人の人間として、
ただ自分の感覚のすべてを愛したいと思える本。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

子供の頃っていろんなものを見て、不思議だったりいろんな空想だったりを自然に感じて、それが当たり前だと思って生きていましたよね。
そんなことを忘れちゃってるんじゃない??

って、いう様な批評をチラッと見たけど、多分、そうゆうことじゃない気がする。

言葉にするって難しいですよね。その言葉を発した瞬間に嘘になる、ということはザラにあることで。
もっと。自分の言葉を磨かねばいかん、と思うわけです。

きっと、作者は言葉(文字)だけではなく、漫画でこそ多くを表現できると思ってこの表現方法を選んで作品を作り続けているんだろうな。

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2009年10月26日

Posted by ブクログ

漫画大革命。墓の中まで持って行きたい超傑作です。この値段に意味あり、です。


子どもの世界を描いているけれど、この話を理解できるのは大人になってから。
この話が理解できて初めて大人になれる様ないわば通過儀礼的な漫画だと思っている。
現に、高校生の時に読んだ時はここまで感動できなかった。

なんだろう・・・すごいんです。
世界はこんなにも得体の知らないものに溢れているのに、大人になるとそれを無視する術を覚えてしまう。
この本を読んでると、すごく怖くなるんです。子供たちを襲う目に見えない闇は現実の社会とシンクロする。

この世界!!陳腐な言葉だけれど、凄い!!!



大人になりたいと思っている人は、この世界を理解しなくちゃダメだとおもう。
大人全部がこの世界観を感じて生きられたら、世界はもっとキラキラするはず。



・・・学校教師向け指定図書にして欲しい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

問題作、大傑作。純度100の心、それに苛まされる少年の話。言葉でこの世界は語れない。なにも知らなかった純真無垢だった頃、子供にしか感じられなかった世界への扉。物語はさることながら絵も画面構成も、ただただ圧倒される。深すぎる。溺れそう。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

一番好きなマンガかな。
大人になって見えなくなったもの、
みんなきっと子供の頃は見えてたはずなんだ。
忘れないまま大人になりたい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2000
小学館
松本 大洋

祖父江慎さんの装丁が素敵な一冊。
お値段は高いが、
持ってる価値は大きい。

松本大洋の世界にようこそ。
ダンボールくんはここだよ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

分厚くすばらしい装丁です。
モノクロ漫画なのですが、色が見えそうなほど。
子どもの世界がおしよせてくる感じです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

大家の監督の映画のような趣。
成功を収めた漫画家が自分の好きなアート表現を突き詰めたいというような。

絵の力がすごい。

雰囲気的には童夢あたりの大友克洋や、不穏な空気の山本直樹あたりをほうふつとさせる。
2001年宇宙の旅も入っているような。

ポエム的な部分が強く、静かで少しナルシスティックな雰囲気となっていて。

破天荒な軽さも松本大洋の持ち味だと思うが、そこらへんがないので、若干息苦しかった。
Blueとかに似ているかな。ストイックな。

肩に力入り過ぎで。
もう少しクールに引いた感じがあった方がより大きな作品になったのでは
と思いました。

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2022年03月07日

Posted by ブクログ

せんせい、かれらを
見ませんでしたか?

みんなは
かれらを
見ましたか?

みんなには
あっちが
見えないんだ。
くさって死んじゃえば
いいのにな。




スーパースター。

ぼくのスーパースターは何処へ行ったんだろ。

ときどき、聞こえるよ。
まだ大丈夫。

この人に子供を描かせたら最強です。

あっちの世界。
見えないもの。
聞こえない音。

あなたは信じますか?

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2016年11月01日

Posted by ブクログ

ずっと松本大洋の主人公っていうのは、同じタイプだなぁ、と思う。そして、描いているものも、それほど変わっていない。常に、伝えたいことは同じようなこと。(11/8/14)

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2012年08月08日

Posted by ブクログ

相変わらず少年のピュアネス。

「くうきが 黒く なって くるのが……
よるがきた しょうこ」

この感性が欲しい。

大人になるにつれてなくすものってなんだろう?
いつなくすんだろう?

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2012年01月04日

Posted by ブクログ

漫画で泣いたのは、この作品がはじめて。

今でも本棚にこの子はいて、たまに思い返して読んでみるんだけど
全然泣けなかったりして、思春期ってやつは感傷的で自虐的でやっかいな魔物だったなぁと思う。

だけど思春期に、この子に出会えてよかったなぁと思う。

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2010年11月09日

Posted by ブクログ

よりわかりやすく具体化したのが鉄コン筋クリートなら、
より本来の心理を表情したのがこの作品かもしれない。

どっちも存在する。

小さな頃はそれをわかっている。

知識がきっと、目を閉じさせて、耳を塞ぐのだ。

ほんとはかんたんなことなのに。

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2010年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チョット、あんまり、ミーには意味がわからなかったナリ。
何度か読んだらわかるんだろうか。。。

面白くなくは無いし、ぜんぜん悪くは無いと思うんですが。


まさにミーが無くしてしまった部分だと思う、そういう所がまざまざと描かれているナリ。
つまらない大人になりつつある事を再認識させてもらったと同時に、挽回していきたいと。


こんな事言ってるようじゃ取り戻せないかもしれませんが、サイズが読みづらいナリ。
大きいし重いナリ。


こういった系統の作品って、子供の頃の気持ちを無くしてしまった大人たちにも読んで欲しいなんて言いたくなるけど、この作品はそっちに振り切ってて、無くしてしまった大人が読むと意味不明、逆におすすめ出来ないナリ。

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2017年08月26日

Posted by ブクログ

ガチャガチャでIQが出たのを機に購入。

すごい精神世界の話。

わけわからんが、
不思議な魅力のある作品だった。


これまでの作品と違いすぎて
気がつかなかった。
理性と無垢の対比…。

そしてどちらも敗北…?

IQはずっと孤独のままなのでは…

IQはきっとそのまま、
孤独のままな、
大人になってしまうんだろうと。

ユキは、
無垢でなくなり、
普通の大人になってハッピーエンド?


不思議、、、。

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2014年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書きたいことはよくわかる。成長を恐れて社会から外れたものを見る少年。対立したり理解しきらなくても、それを引き戻す友人(希望のある社会へのつながり)。ある意味単純なテーマを、繊細に描いていて作者すごいなとも思う。(違ったら申し訳ない)
けど正直なんかもやもやする。なんだろう?漫画って、なんだろう・・・。別ジャンルとしてみた方がいいのかもしれない。もっといろいろ読まなきゃな・・・。

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2012年03月11日

Posted by ブクログ

このテのテーマが好きです。
松本大洋はじめて読みました。

ちょっと弱いかもしれない…もっと細かくて、細部までかいて欲しいかも。。重さが足りない。

書き下ろしだからかな、筆が迷ってのが見える。決めているところはサ〜と流れて、そうじゃない所は歩き辛い感じ。
描写は独特でいいと思う!けどテーマがバラバラしてて、おっとっと?となりました。

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2011年01月05日

Posted by ブクログ

いい年した大人のくせに値段を見て買うのをためらいました。
忘れてしまった子供の頃の気持ちをおぼろげに思い出します。
カベについてるシミが蛇に見えてこわかったなぁ。

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2009年10月04日

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