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Posted by ブクログ
読み終わった時に言いようのない気持ちになった。いいサッカー漫画でした。
熱血スポ根というわけでもなく、ようしみんな頑張っていこう!という作品でもない。
コメディタッチな部分と、人間としてのメンタル部分の核心をついた部分が多く見えました。
天才なんて囃し立てられて話題になって、それからプロ入りしたのに崩れ落ちていった選手たちのことを表題になっている「68m」を読んで思い出して泣きそうになりました。
老牛の話も、GKのポジション争いの話も、すごく印象的で、胸にぐっとくるものが多くあり、この作者さんの描かれるサッカー漫画であってサッカー漫画ではない部分、逆にサッカーの暑苦しさからちょっと離れているのにも関わらず、どうして自分がこうもサッカーが好きなんだろうと思い出させてくれる部分も多々見えて、色んな人に読んでもらいたいなあと思える作品でした。満足。
Posted by ブクログ
海外リーグで活躍するような、運も実力もあるヒーローは登場しません。
登場するのは、サッカーは好きだし努力もするけどソコソコな実力の凡人たち。あるいはヒーローに成り損ねた元天才。
ベンチウォーマーの悔しさ、起用法への不満、才能の限界を感じたり、辛いこともたくさんあるけど、それでもやっぱりサッカーが好きなんだという気持ちが伝わってきて泣きたくなります。そして、ちょこちょこある濃いサッカー小ネタにはくすりとさせられる。
スポーツ漫画好きには絶対おすすめです。