【感想・ネタバレ】きみはいつか、ぼくの声をきく【イラスト付】のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5。お初作家さま。余白少ない、ちゃんと読ませる文体だった。
精神的要因で話せなくなった受けと、ちょっとアウトローなクラスメイトの攻め。+受けの幼なじみとその彼女の複雑に絡んだ関係。
受けが喋れなくなった原因を小出しにして、謎解きのような流れだったので先が気になって気になって…。想像してたより事件は酷くなかったけど、病んでる人の行動心理にちょっとビビった。

残念な所というか、もっと攻めの過去とか内面に言及してほしかった。ので攻めの行動が納得いきません。もしくは、いじめっこのエピはなくて良かった。DV男って暴力と優しさを繰り返すんだよね、と最期にふと思ってしまった自分に残念…。ああ台無し。

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2015年09月16日

Posted by ブクログ

ものすごく好みな話だったんだけど、イラストだけ残念賞。単品で見たらそこそこ悪くないんだろうけど、この話には合っていないと思うな。

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2014年12月15日

Posted by ブクログ

これがデビューの新人さん。
過去に何らかのトラウマを持っていて、声が出せなくなった主人公。幼馴染の庇護の元、現状に特に不満もなく淡々と過ごしているが、幼馴染が実は自分のことを疎んでいると知ってから主人公の世界が変わっていく。
幼馴染を解放するため自ら行動していく主人公が、うじうじしていなくて好感が持てる。そんな主人公のちょっとした不安や迷いを、側にいることでさり気なく支えている攻も○。出てくるキャラクターが、話にありがちな都合のいいキャラではなく、みなどこかしら人間くささを持つ、物語に関わるべき存在であるのが秀逸。そして、それが一種謎解きのような物語に上手くはまって見せている。
後半でトラウマの原因が明かされ、主人公と幼馴染が抱えていた傷とその理由とについほろりとさせられ、そして最後は攻とのハッピーエンドにホッとする。読んでいて感情が動かされる切なくも素敵なお話でした。
ただわかりやすいスイーツ要素がない話のため、そういうもので萌えを感じる層には向かないかと。反対に、丁寧な心理描写を読み解き、行間を埋めていくのが好きな人にはたまらないはず。私は好きです。次回作も楽しみ。

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2014年11月23日

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