感情タグBEST3
Posted by ブクログ
○メジャーリーグのボストン・レッドソックスで活躍する上原投手の著作。
○今までの野球人生を振り返りながら、日本球界とメジャーリーグ、先発と中継ぎなどの野球を中心とした解説を行いつつ、ストッパーとして不可欠な「覚悟」について、書いた作品。
○上原投手本人の苦労なども隠さずに書かれており、素直に、その人柄を感じ取ることができた。
○その他、野球の観点だけでなく、メンタル面についても興味深かった。
○口述筆記の作品(と思われる)なので、本人の語り口や印象とは違う点が、少し残念。
Posted by ブクログ
ジャイアンツからメジャーリーグに渡った上原投手の、野球に対する思い、試合への覚悟が書かれている。
これを読んで上原選手への見方が変わった。今までのイメージがあくまでメディアの脚色がついたものだということに気がついた。
熱い想いが伝わってくる、いい一冊でした。
Posted by ブクログ
序章
クローザーの出来は勝利に直結する。プレッシャーは大きい。それに立ち向かう勇気をくれるのは覚悟である。その覚悟を決めるためにどのような行動をしてきたのかを述べた。しっかり準備すれば覚悟は決まる。
おわりに
もっと野球がしたい。それが私の原動力だ。だからレベルを上げなければならない。年齢は重なり肉体は衰えるかもしれないが、技術、メンタルは向上できる。限界をつくればそれで成長は終わる。しかし、限界を決めなければ前に進んでいける。だから、毎日悔いの残らないように準備を行い、覚悟を決めてマウンドに上がるのだ。
Posted by ブクログ
上原浩治の背番号19には彼なりの想いがある。
19歳の頃、彼は浪人生だった。氏はこの一年が一番苦しかったと言う。苦しかったときを忘れないように背番号19にこだわっているそうだ。苦しみがあったからこそ、今の上原がある。
順風満帆のときには人は人を褒め称える。
壁にぶつかって苦しんでいるときは見向きもしない。
それは仕方がないことなのかもしれない。
苦しんでも雑草のように耐えて、復活する氏をファンは応援しているのだと本書を読んで感じた。
覚悟とは苦しくても前に進むことだ。