【感想・ネタバレ】岸辺の唄のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年04月25日

『百鬼夜行抄』でおなじみの作者によるオリエンタルファンタジー。
人と鬼の共存は、いまでこそ馬鹿げたファンタジー扱いされているが、鬼としか表現することができなかった現地の民とは明らかに違う人種との共存生活として考えると、それはどの世界にもある概念なので、ある種の懐かしさすら感じる。
最後に収録されてい...続きを読むた、自分の意思と反して人を殺めてしまう双子の話は、とても切ない。自分たちの母親もこうして殺めてしまったのだと気付くにはさほど時間もかからなかったろう。いや、それとも、母が突然死を遂げたことで、自分達の能力のリミッターが外れてしまい、そうなってしまったのかもしれない。いずれにしても哀しい話だ。

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Posted by ブクログ 2013年02月02日

今市子のオリエンタル・ファンタジー。
同じ世界を描いた連作のシリーズ1冊目。

壮大な設定と、しっとりした雰囲気、波乱の冒険、ほのぼのしたユーモア。
豊かなイメージをあっさりまとめ上げています。

水乞いのために、どこまでも裸足で歩いていく少女。
水乞いは本当に可能なのか?
信じない人もいるし、人身...続きを読む御供として血を流せばよいと思う人もいる。
人の世のはかなさ、切なさ、行き違い。
まれな出会いに、心通い合うあたたかさ。
大好きなシリーズです。

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Posted by ブクログ 2012年04月29日

今市子さんの美しい絵が満喫できる、オリエンタルファンタジー。
続刊?
スリジャとエンの行く末も気になる。

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Posted by ブクログ 2011年12月13日

続刊※
タイトルは毎回違うものの、同一の登場人物で、水を巡るファンタジーシリーズとして続いている。
百鬼夜行抄のような妖ものとはまた少し違うけど、これはこれで好き。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

綺麗な表紙とともに、哀切漂うストーリー。人間の愚かさと力強さを表現するのが上手だなあ。一方ではエンとジンファの萌え漫画として楽しめる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

伝奇モノになるのか?
異世界の話と思われる。
河伯の住む翠湖へ詣でる「水乞いの儀式」を中心に、鬼人や、巫女やらがドサドサ出てくる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

何処ともわからないアジアな雰囲気の国の物語。
言い伝え通り儀式を執り行えば、河伯は水を恵むのか?!

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Posted by ブクログ 2010年02月01日

あと二月のうちに早魃で、すべての人は死に絶えてしまう。皆を救う方法はただひとつ。河伯の住む翠湖までゆき水乞いの儀式を行うことだけ。こうして方士・スリジャ・エンたちの水を求める遙か遠き旅がはじまった―――。表題作『岸辺の唄』他『予言』『氷の爪石の瞳』を含めた今市子が贈る雄大なるオリエンタルファンタジー...続きを読む傑作集。

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