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ずっと触れていたいファンタジー
いつもいつも、大好きなこの話のレビューを書こうと思いつつ。
書く前に読み返そう…読み耽る…うーん、感慨深い…これも良いしあれも好きだし…レビューは、、また今度書こう…
という具合でループして書くまでに至れないのですが、コロナ療養でその機会が巡ってきました。
読み返してみて改めて思ったのですが、お話に出てくるモノが、そもそも私好みなんだなーと感じました。
例えば翠湖。
もう字面から好き。いろいろ美しい。水の恵み有難い。河伯が途中から一緒に来てくれるとかいうのも好き。翠湖のおばーちゃんも好き。お付きの勝気なおねーさんも好き。あの儀式のための沓もすき。一歩一歩、頑張る女の子が好き。と、こんな具合で好物だらけです。
そして、この巻で一番好きな話は赤い旗。
情に厚く、ちょっと抜けてるところのあるお魚さんが愛おしい。怒って与えたものを返せと言うのに、ほろりと涙してそのままにする姿にしみじみと感じ入るところがあります。失恋辛いよ。大叔母さんのエピソードも素敵で、そんな風に添い遂げられる人がいたらイイなぁと思いながら読んでいました。お魚兄妹、どちらも幸せになって欲しいです。
また別のお話でお魚さん出てこないかなーって少し思ってます笑。
Posted by ブクログ
大好きなシリーズ。
楽しみに待っていました。
「岸辺の唄」に続く連作短編集。
古代中国というかシルクロードというか~オリエンタル・ファンタジー?
エキゾチックで不思議な設定。
鬼人という、一見すると人間だが、非常に生命力が強く長寿で、時にはまったく異形な姿をとるという存在がいる世界。
哀しみあり、とぼけた感じもありつつ。
あたたかい雰囲気がなんともいいですね。
Posted by ブクログ
物語は翠湖を離れて点在する町や村へ。地味だけど、出るとつい買ってしまう。表紙が好き。ジンファがもうちょっと掘り下げられていれば萌え萌えなんですが…(笑)
Posted by ブクログ
3巻、2巻の「岸辺の…」「盗賊の…」を逆から読んでしまった。。。基本的には一話完結なので問題ないですが。同じキャラが出てきますからな〜毎回思うのですが、今市子の話の一巻は読みにくい。。。
Posted by ブクログ
水と鬼人をめぐる連作短編。水乞いをする少女と阻止しようとする少年、棺を抱えて旅をする少女、雨を降らす竜に嫁ぐ少女、川守として旗をあげる青年、いろいろな物語があります。水というのは人間が御せると思い上がったとき、するりと手の中から逃げていくのかもしれません。しかし自分が一番気になったのは、前作岸辺の唄のヒロインたちが物語の隅でうろちょろしてるトコでしょうか。まだ結婚してないし(笑)