感情タグBEST3
作者買いでしたが
期待通り面白かったです。お坊さんの知られざる生態が記されています。
杜康潤先生は事実をとつとつと時々ツッコミを入れながら描かれる方なのでハズレだったことはありません。
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禅宗のお坊さんの家に生まれた作者が家業を継いだ兄の話や家事情を面白おかしく説明してくれる漫画。我が家は浄土真宗の家かつ自身としては無宗教に近いですが、読んでてなるほどと思う話が多くタメになりました。余談ですが作者はハガレン作者のアシをしていた経験がある方なので、その所為かノリもかなり近いです。
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荒川弘氏の帯に引き寄せられて購入しましたが、大当たり☆とーっても面白かったです。
1巻(?)は、主に修行の様子や禅寺の様子などを中心としております。前に鉄鼠の檻を読む前に読むといいですよと言ったんですが、ホントにわかりやすいのですよ。
個人的に生活臭の漂う漫画が大好きなので、修行中の食事の事、薪割り、僧堂の様子などはホントに楽しく読めました。
エッセイ漫画の中でもかなり上位ランクで読みやすく面白い本です。寺、とりわけ禅寺にご興味のある方は必見!
新書館のエッセイモノって私の中で割とアタリが多いのですが、肌に合うのかな。
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発売日当日に見かけるも、後日入手しようと思ったら1ヶ月以上かかった、坊さん本。
鋼の錬金術師のアシスタント、杜康 潤 (犬の人)のご実家臨済宗Z寺がメインとなっております。
葬式と法事くらいでしか見かけない坊さん、一体何してるの?どうやってなったの?をわかりやすく教えてくれます。
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臨済宗のお寺で暮らしている作者による、禅僧の生活をコミカルに描いたコミックエッセイ。
一般人からしてみれば未知の世界な修行の内容が分かるだけでなく、仏教の知識やマナーも分かりやすく紹介されている。
力を抜いて読めるけれども、このコミックエッセイから読み取れる知識量は多いと思う。
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ウンポコの連載漫画、ようやく単行本化。個人的に惜しい雑誌をなくしたと思っています。ウンポコ。誌名のセンスはどうかと思うけど。
実家がお寺な作者さんが、住職となっているお兄さんの取材を含めて、おかしな捏造なしできっちりと「我々の知らない世界」を描いてくれている1冊。修行の様子をはじめとして、「あ、やっぱりすごい職業なんだわ、お坊さんて」と今更感じ入る作品。
そんな私は実家の宗教を知らない。
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禅寺の住職となるための修行やお寺さんの暮らしぶりなど。
作風は好みじゃないけど、気軽に読めてタメになる。
意識して見たことはなかったが、托鉢の見分け方に納得。
これからは本物だと思ったらお布施をしたい。してみたい。
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著者の実家が寺で、兄が住職ということで、坊さんになるための修行や日常を描いたもの。
坊さんになるのも超ハードなのがよくわかる。
ただ詳細に書かれているので、そこまで興味が無い人には少しきついところもある。
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以前WEBコミックで読んでました。
実家が臨済宗のお寺・兄は住職の作者がお坊さんになるまでの
修行の道のりやお寺の事情などをノリよく楽しく描いています。
修行の内容自体はかなりハードなのですが、
なかなか普段見えない世界のことが分かりやすく
説明してあるのでとても興味深いです。
お寺やお坊さんってなかなか実態が知られていない部分があるから、
もっとこういった形でみんなが知っていけたらいいのになあ…と。
ちなみに知り合いで仏式の結婚式をされた方がいらっしゃるのですが、
本当に数珠交換したらしいです(指輪も持ってらっしゃいますが)。
実際に本でみた話を聞くとすこしわくわくする。
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「孔明のヨメ」で著者を知り、購読。お坊さんの修行光景なんて知らないので、興味深く楽しめた。タモリ倶楽部で過去に放送された「お経ランキング」も脳裏をよぎったw
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私はさんすくみからこの本へ。
エッセイ漫画。
へぇ~そうなんだ!と面白く読めました。メインは臨済宗です。
他宗派との比較がもう少しあったら個人的に☆5でした(笑)
知りたいなら自分で調べろって感じですが、「うんうんそうだよね、じゃ、うちの宗派はどうなんだろ?」と思いました。
でも満足です。仏教などこのようなものに興味があれば読んで損は無いと思います。
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お寺の毎日、テンション高めでお送りします☆
お寺さんのお仕事、生きること死ぬことと常に向き合う日々は、同時にそのお寺さんにいる方にとっての日常なのですよね。
それは生死に慣れてるんじゃなくて、麻痺してるんじゃなくて、生きとし生けるものすべてにとってずっと傍らにあり共に歩むものだから、日常だから、なんだなー、と、今更ですが…(苦笑)
仏教の間口が広がることで、私のようなものは仏教に親しみを感じます。
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お寺の娘として育った著者による禅宗のお寺のお話。
お兄さんの出家の話や、修行の話など、なかなか普段知ることのない世界を窺い知ることが出来て楽しいです。
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購入品(おそらく目黒行き)
『鋼の錬金術師』で一躍有名になった荒川弘のアシスタントを長らく勤めてきた杜康潤。彼女の実家である臨済宗のZ寺を舞台に寺を継いだ兄が寺を継ぐまでの間の僧院生活を丹念に描いている。
画のスタイルや作者のノリといったものは、やはり同じ新書館で展開された師である荒川の『百姓貴族』と瓜二つの印象を受けてしまうが(『百姓貴族』とは掲載誌も同じである→担当は違うはずなのだが)、直接の当事者が語りかける(あるいは畳み掛ける)のとは若干異なった印象を受ける部分があるのも事実である。
一方、宗教社会学の観点で本書を眺めることができるのかもしれないとは評者の考えである。一般的に宗教社会学は信者(本書になぞらえるなら檀家)の信仰行動が主にクローズアップされる。これは社会学の泰斗マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と行動(略してプロ倫)』から続く慣習だが、本書に強引に戻せば僧院内部での構造とハイアラーキーをどのように眺めるのか、そして明治期の廃仏毀釈(杜康は「江戸期の民衆管理業務に対する民衆側の反感」と見なしている)や僧侶の妻帯を誰が認めたのか(同じように「当時の行政府が『妻帯すればいいじゃない』と上から目線で言った」と見なしている)という問題に対する糸口を提供しているとも考えられよう。
宗教を他者化するのではなく、ましてや過信するのでもなく、微笑みながら付き合うことの意味として。
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面白い。臨済宗の坊主様の実情を赤裸々告白 笑。寺の息子に生まれてしまったために、後を継いだ坊主様の裏話を妹が聞いて漫画にしている。そもそも、そういやなんで坊主の家系って存在してんだっけ、だって結婚しちゃだめなんじゃんかったっけ?とかまえまえからおもっていた。廃仏毀釈ってーことで、明治時代以降、お坊さんたちは後継者探しが困難になったため、タブーであるはずの妻帯を許されるようになり、平成の現代では、世襲のような形で坊主3世がうまれてしまっているらしい。いやー日本らしい。なぞがとけた。/あと、幽霊の存在を普通にいるものとして、坊主さんが話をしていたもの衝撃をうけた。だって、成仏したら幽霊なんて仏教の世界ではいるはずねえじゃねえかとおもってたんだが、供養を寺でしている以上、成仏していない魂というものは存在するという形になり、魂はあるという理屈になってるっぽい。神道じゃないのかそれ 笑/とまぁ本編とは関係ないところで、うーん、となったのですが、これはこれで日本文化としてありなんだろう、そもそも日本てそんなもんだよな、と大二病ぐらいのおおらかな精神で納得した。サンタをしんじてたとか、坊主の結婚式とか、じつは結構タブーにきりこんだはなしをのほほんと描いていて(たぶん作者には悪気がない)めちゃめちゃ面白かった。
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中高がカトリックだったので、キリスト教については(信者じゃないけど)なんとなくわかるけども、逆に仏教についてはあまり。
なので、この本はすごく興味深い内容でした。
臨済宗って無茶苦茶ハードなんですねぇ・・・私には絶対無理だわ。
京極夏彦の「鉄鼠の檻」のお寺って何宗だっけ?
禅のこととか公案のこととか、お寺のなかでの役割のこととか、ちらちら懐かしい単語がありました。
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ザックリとお坊さんについて知りたい人にはいいと思います。読み終わった時、お坊さんがちょっと可愛く身近な存在に感じられました。
うちがお世話になっているお寺はこの本に出てくる所とは宗派が違うけれど、お寺を維持するというのは同じくらい大変なんだろうなあ・・・だって跡継ぎの息子さん、タイ人の奥さんもらったもの。敬虔な仏教徒とはいえ、いろいろあったと思うなあ。鎌倉の歴史あるお寺でさえ嫁不足、深刻だなあ・・・
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あえての雑学カテ。漫画ですけど。エッセイ・マンガです。
寺育ちの作者が、身内の当事者(=住職)にインタビューを行い、ある程度フィールドワークも行っているので、内容が充実しております!普段知る機会が無いだけに貴重…!事例が臨済宗なので、禅の話も出てきます。同じ禅宗の曹洞宗の方なら肯ける所もあるのでしょうが、真言宗や浄土真宗とは大分異なると思われますのでそこだけ。ちゃんと「諸説あります」と断っていらっしゃるところが謙虚でまた良いのです笑
馴染みは無いけども、実は私たちに身近な仏教の世界。この世界の奥深さを垣間見ることができます。というか、お坊様に頭が下がる思いです…。
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作者のお兄さんが、一人前のお坊さんになるために修行した日々(お寺の日常も描いてある)をメインにわかりやすく楽しくマンガで解説してくれるエッセイマンガ。
臨済宗こええよ……。
というか坊さんって大変だ……。
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お坊さんになるには?
実家が、兄が寺の坊さんという、なかなか巡り合わない生活。
こういう状況なんだ、というものから
修行って…という話まで。
お布団は干したい、と思う時点で
煩悩にまみれてる、ということなのでしょうか??
日本は妻帯おっけーですが、中国はアウト。
その辺は…もう変化した、としか言いようがないかと。
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百姓貴族六巻発売を記念した杜康さんのインタビューを読んで、興味が湧いたので百姓貴族⑥と一緒に購入しました。
内容は仏教に興味があるのであれば楽しめると思います。お寺の厳格で、稀に緩いエピソードや、住職になる為の修行の大変さ、また作者さんの寺の娘としての視点の話など、読み応えがあります。生半可な気持ちと覚悟では決してお坊さんにはなれない、というのが伝わってきました。
ただ絵に関しては、建築物や道具などは巧いですが、人物の絵は……後半になるにつれ段々と巧くなってはいくのですが、それでもギャグ調にデフォルメされた人物の、喜怒哀楽の表現が物凄く拙い。発行自体が2009年というのを考慮しても古臭く、悪い意味で昭和臭さが抜けない表現というか……(辛口で申し訳ないです)。この辺は好みが別れるかと思います。好みの絵柄でなければ読み進められない、という人には結構しんどいかもしれません。
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臨済宗の僧侶となった兄を通して仏教界を知るかとができる。
托鉢許可証があるのは初めて知った。公案関係のことも記載されているが詳述を避けているところを見るとどうもキナ臭い。
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“日本では禅の宗派に属する、臨済宗。(一休さんなどが有名☆)その寺の住職である著者の兄の修行僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊主コミック・エッセイが登場!さらに、急にお葬式に行かなければならない時、またはお葬式を出す側になった時に知りたい、マナー、お葬式やお墓の金額相場、仏壇の祀り方など『すぐに使える!お役立ち仏教マナーガイド』も収録!知っているようで知らなかった、お坊さんの世界がここにある……!!”―裏表紙より。
プロローグ
本日出家日和(一)
本日出家日和(二)
本日出家日和(三)
日々是修行(一)
日々是修行(二)
日々是修行(三)
日々是修行(四)
方丈茶話(一)
日々是修行(五)
方丈茶話(二)
日々是修行(六)
方丈茶話(三)
日々是修行(七)
方丈茶話(四)
エピローグ
実家は臨済宗のお寺、実兄は住職という著者が描く坊主ライフ。修行時代をはじめ、禅宗のお坊さんの日常、まさに坊主DAYSが、おもしろく、そしてわかりやすく解説されてます。
以前、禅寺の宿坊に坐禅をしに行ったことがあるけど、僧侶の生活って、ホント奥深いわぁ。
宗派が違うと異なる部分もたくさんあると思うので、他の宗派のこういう話もあったらぜひ読みくらべてみたい。
未読だけど、続編(2巻)も出てるみたいですね。
Posted by ブクログ
僧侶の兄を持つ作者が、知られざる僧侶の修行をコミックエッセイで紹介する作品。出家しなければ知れないような修行の日々を詳細かつ面白おかしくエッセイ化していて、僧侶や寺に興味がある人には非常にオススメな内容です。
ただ詳細な余り、誰でも楽しく気楽に読めるかというとそうでもないかも?仏事に興味が無いと退屈なところもあるかもしれません。
私は寺に興味があるので、いろいろ普通では知れないようなことが知れて楽しかったです。巻末にはおまけコーナーとして仏教マナーガイド付き。
Posted by ブクログ
仏教というものは身近すぎて、意外に知らないことが多い。
この漫画作品は臨済宗の僧侶についてのあれやこれやを、
あまり気負いせず、ゼロ知識から伺い知る事が出来るものである。
私は宗教問わず、聖職者や信仰者に興味を持っているのだが、
この作品は宗教への信仰よりも、僧侶の生態というか日常生活について
詳しく書かれているので、求めていたものとは少々違っていた。
しかし、信仰や宗教についてカルトなイメージを持っている方には
とても肌あたりの優しいものであると思う。
何事も覗いてみたい性分には楽しめる。
Posted by ブクログ
そんなに上手くはない。上手くはないが、知られざる世界を垣間見るというのはとても楽しい。
逆に日本人キリスト教徒のお盆とか知りたい気もします。
日本でしか描けない、ウケない、売れない漫画。
Posted by ブクログ
普通ならそこまで突っ込めない話もできるのはお寺出身の著者ならではのネタといったところなのでしょうか。
資料的にも細かく、どういったシチュエーションで使われるのかなどがわかりやすいです。
漫画としては白くて字が多いので読みづらかったというのが個人的な意見です。
それでも内容は読んで損はしないかと。面白かったです。