感情タグBEST3
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勇猛で善くも悪くも豊臣家に一途な人、という清正の人物像が全面に押し出されております。三成や行長ら敵対関係にあった人も、清正からはこう見えているんだろうな、という感じでした。最期のシーンはちょっと違和感がありましたが、一貫して非常に男らしい清正です。
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勇猛果敢にして慈悲の心のあふれ、今日なお語り伝えられる多くの逸話を残した異色の戦国大名・加藤清正。戦乱の世には剛毅なる武将として名を馳せ、天下治まってからは、築城・治世の名人としてその才能を讃えられた名君。波乱に富んだ全生涯を壮大なスケールで描き、併せて秀吉による朝鮮出兵の知られざる側面を明らかにする。
2003年6月23日再読
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前半の半分は秀吉の話、後半の半分は小西行長の話(笑)
とりあえず、行長のことが大っ嫌い。
ここまで嫌いだと小気味よく、秀吉逝去まではなかなか可愛くて面白かったです。
でも、「戦以外に能がないわけじゃない、頭も使える」というアピールが裏目に出てしまっているような感じが。
この本の表現では、己の賢さを過信して家康と如水に踊らされているだけにしか見えません。
奴らは自分より数枚上手だ、ということがわかるくらいには賢いキャラであってほしかったな~
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毎度絶妙なタイミングでお互いの邪魔をしている加藤と小西。小西の工作を秀吉への忠義心からどんどんぶち壊す加藤。悪気はないだろうけどつい微妙な気持ちになるのは小西贔屓のせいですね。や、でも清正も嫌いではないです。