感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ゴヤ40歳からの人生の頂点、
そして大病を患うことによる絶望、
その淵から這い上がるまでを描く。
相変わらずゴヤを中心にそえつつも、
周辺の人物、そして18世紀のスペイン史が語られる。
それを通して時代が変わるということがものすごく伝わってくる。
世紀が変わってしまうことで、
人は地獄の様な苦しみを経ないといけないのだろうか。
Posted by ブクログ
やっと2巻読み終えられた。激動のスペイン。ゴヤという画家の一生を通して、スペインの歴史を見事に描いている。スペインに対しての印象が4巻を読破したときには、読破する前とまるっきり変わってしまいそうな予感。
Posted by ブクログ
ゴヤという人間を通して描かれる、ブルボン朝スペインの貴族の豪奢で乱れた暮らしぶりと階級社会。ゴヤという人間と絵画作品の評伝でもあり、その時代の政治経済のみならず世俗文化まで圧倒的な取材力をバックボーンに書かれた歴史小説でもある。いずれの部分も面白く、これを読んでから裸のマハを見に行かずしていつ行くか。(※まだ見てないが…)