感情タグBEST3
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「ただいま」「おかえり」この言葉の温かさ。原田マハさんの本はやっぱり心地がいい。
旅をすることができない人の代わりにいる旅をする、旅屋。成り行きで始まったこととはいえ、主人公おかえりの人柄がそれを実現させるのだと思った。
ここからは自分の話だけど…旅行に行くことはあるけど、余裕のある旅はやったことないなぁ。いつもあれこれと行くところをきっちり決めて、スケジュール通りに動く旅行。感動体験はあるけど、現地の人との繋がりはあんまり感じたことがない。私もおかえりみたいな旅に出たいと思った。
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原田マハさんの本だと身構えて読み始めましたが、驚くほど読みやすく、また、何度も目頭を熱くさせられました。
旅の魅力、自分の好きなもの、仕事ってなんだろう、なにがおこるかわからないことの楽しさ。
読み手の感じか方でいろんな気付きのある本。
気になる方はぜひ。
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最高だったー!!!おかえり!!!
私も断然、旅行という言葉より旅という言葉の方が好き。その方が自分主体の旅行ではなくその場でしか味わえない何かが得られるような気がして。いつしか私は旅行という言葉より旅という言葉を使うようになった。
今回のマハさんの旅屋おかえりはまたもドストライクなお話しだった。
マハさんが描く女性はみな何か心に詰まるものがあるけれど、そこからは目を逸らさずいつも真っ直ぐ向き合う主人公が多い。今回の丘えりかもそうだった。
おかえりの旅によって励まされていく人々の姿が最高だった。
また絶対読みたい。マハさんの本はどれもいい。選べない。
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みんな優しい。
優しい世界にすっかり魅了される。
旅を通じて関わるすべての人の心が洗われ生まれ変わっていくような感覚。
後半からの意外な展開、涙無くしては読めない。
清々しい読後感がたまらない。
良い出会いに感謝。
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どんな時でも「おかえりなさい」と言ってくれる人や場所がある。辛く苦しい時には「生かされる」ではなく、前を向いて「その環境を楽しみながら生きていく」気持ちで過ごしたいと感じました。
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テンポ良く、そして、感動して泣ける本でした。「おかえり」って優しく言ってくれる人がいる、言ってくれる所があるって素敵な事、そして、「おかえり」って優しく言いたい気持ちになる、とてもいい本でした。
「叩かれて叩かれて、強く、美しくなる」、和紙を作るのと同じで、人も辛いことがあったとしても、そのおかげで強く美しくなる。そうなりたいし、なってるんでしょうね。
旅をしたくなりました。そして、ただいまって帰りたくなりました。
旅屋おかえり
読み終えると人間っていいなあと思います。
優しい気持ちになれる本です。
マハさんの本は、ホントに心が洗われます‼
また新しい出会いに感謝。
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「ハグとナガラ」「さいはての彼女」を読んで、マハさんの旅が絡む作品をもっと読みたい!と思い、この本を手に取った。
たしか、NHKでドラマ化されていたよーな?
一作だけ、ちらっとみた記憶があったけれど、内容はほぼ覚えていなかった。
旅って、やっぱりいいなー。。って思った。
旅屋としてのおかえりの成果物を巡る結果は、もちろん感涙ものだが、そのほかにも、「旅がもたらすもの」がちらほらさりげなーく書いてある。
単なるリフレッシュだけではなく、旅をすることで人はなんらかの成長ができるし、自分の原点、戻る場所を見つけることができるんだな。
断然、旅がしたくなった。
ついでに、紙漉きもしてみたいなー。。
あ、あと。。ドラマも観たくなったので、おそらくNHKオンデマンドを契約するだろうな(笑)
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よろずやプロ、また会いたくなる3人組ですね。皆さんの溢れる人柄。とっても楽しみました。
エピソード10あたりからグッときてしまい、ページを捲るのが遅くなってしまった。
切ないですが、明るい締めくくりで良かった。
次も楽しい旅をしてほしいです。
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私も旅大好きです。
旅は予定通り行かない、それが楽しい。
そんな風に考える私は、いつも一人旅です。ここに出てくる登場人物も、予定通り行かなかった人たちで、旅も人生もらそれが楽しい、そういうことなんだと思いました。
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あらすじから勝手に
もっとポップなものを想像していたけれど
思いのほか泣ける物語だった…
というか泣いた。
お涙頂戴系苦手なのに…
と思っていたのに
結局、途中から夢中でページをめくってる
主人公のおかえりが落ち込む割には
あまり深刻な様子がないというか
そういった暗い描写が少ないから
さくさく読み進められる
このまま花開かないのかなぁと
心の中でひとりごちるくらい
周りの登場人物たちの物語が重たいので
ちょうどよく感じる
箸休めというか
息をつけるというか
まさにおかえりって言ってもらう感覚
それを味わえるように考えられた
バランスなのかなと思った
印象に残ったのは
後半に畳み掛けてきたメッセージ2つ。
時間が経過するほど、強く美しくなるもの。
叩かれて叩かれて、強く、美しくなる。
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先に丘の上の賢人を読んだのですが
やっと最初の作品が読めました!
結果、どちらから読んでも
心温まるストーリー
人が人の人生を変える、と思う
その人の存在や、行動によって
他の人に良くも悪くも影響があると思った
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さあ顔を上げて、一歩を踏み出せ。旅に出よ、と。
友達がこれよかったよと貸してくれた1冊。久しぶりにマハさんの小説を手に取りました。
あぁ、これぞ原田節だ。やっぱ、原田さんが綴る言葉好きだな。
最初、読んでるこっちまでハラハラしました。スポンサーの名前をアドリブで入れたり、全財産が入った鞄を電車に忘れたり、、まっすぐだけどおっちょこちょい。でもそんなえりかが大好きになる物語でした。
難病で旅ができない番組ファンの願いを叶えるべく、旅屋として奮闘する。旅先で出会う人達の協力もあり、映像が見事完成。旅先で出会う人たちもいい人たちで、私もこんな人たちに出会いたい。
えりかは本当に周りの人に愛されてるな。辛いこともあっても、精一杯生きているから、みんな助けたいって思うんだろうな。見習いたいな。
“大好きな人と、青空の下、満開の桜の下、生きて、笑って、旅をしてください。“
“叩かれて叩かれて、強く、美しくなる“さ
いろんな事情がありながらも、私たちは精一杯生きている。うわぁしびれる。
ちょっ旅のスポンサー、江戸ソースの話も心温まりました。母を亡くし、娘を亡くした自分がいったいどんな思いで生きてきたか。。想像するだけで胸が痛い、、永遠に語れるので、これは、みなさんが読んでからのお楽しみということで。
旅に出ると新しい人たちに出会える。大切な人との旅が心を豊かにする。私も大好きな友人や家族ともっといろんな景色を見て共有したいと思いました。
実写ドラマを観たことがあって、 安藤さくら さんがえりか役だったんですけど、本当にピッタリと役にあっていて、小説を読んでいる間もさくらさんが頭に浮かびました。あぁドラマももう一回観たいな。
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原田マハさん、やっぱりいい!
キツめの本を読むと 間にマハさんを挟みたくなる。
『時間が経過するほど、強く美しくなるもの。
人との絆、思い出。』
『叩かれて叩かれて、強くなった美しい人たち。』
心に残った言葉です。
人を優しくさせる物語でした。
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たまたま2つ続けて四国メインのお話だった。
旅先で出会う人の良さもあると思うけどなによりそんな人に出会える"おかえり"の良さが感じられてすごく良かった。
そういった才能を持ってる人は確かにいると思うし自分もそうなりたい。
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初めて読んだ作家さん。
主演、安藤さくらを思い浮かべて読みました。
通称おかえりが、唯一の冠番組を打ち切られ、旅屋として依頼人の代わりに旅を代行する旅屋を初めてご当地の方と絆を深めるストーリー。萬鉄壁社長は武田鉄也か。
とてもほっこりする内容です。
後半の江戸ソース会長の姪に会うため高知に行く話は、少し現実離れしているのが惜しいなぁと感じました。
あとはディテールが粗いのが惜しいなぁ。
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星4だけど100満点なら95くらい!
心が本当にあたたまる。
旅行がテーマだからサクサク読める。
誰かの代わりに旅をする、
面白いビジネスだなぁ。笑笑
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面白くて読みやすいし、涙を誘われる箇所もあった。
ただ後半になると特に、出来過ぎ感、「ここ感動するところ」的シーンが目について入り込めなかった。皆んな良い人、大円団な感じ。
エンタメ的に楽しむには良いと思うが、原田マハさんはやはりアート系作品の方が好きだと感じた。
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予想できないような驚きや感動があるこのお話は、マハさんの文才なのか、旅には感動がつきものだからなのか。
旅人マハさんの旅屋おかえり、登場人物も濃くていいキャラで、旅行に出かけたくなる前向きな一冊でした。
自分の為の旅、だけじゃなくて誰か為の旅っていうのも良いなあ。
シリーズ2作目も続けて読もう〜〜
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原田マハ先生の本。以前に『リボルバー』『本日は、お日柄もよく』を読ませていただきました。2冊とも全く違うジャンルなので、違う原田マハ先生の世界に触れた。
私は、旅行が大好きなのでこちらを選んだのも一つ。
そして、人のためにそれを叶えるという今までにない職業。代理旅。
誰かのために、何かをしてあげるって素晴らしい!
こんな職業、聞いたことないけどね。
愛媛には行ったことないのですが、桜の咲く春先に行ってみたくなった。
続編もあるから、そちらも挑戦してみよう!私の住む街がにおかえりサンが行くから^_^
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マハさんの作品を読むのはこれが3作目ですが、綺麗にまとまっていて悪者が出てこず、優しい作品な印象がありますね。
旅屋おかえりもそんな印象の作品でした。
私は角館を旅した時に訪れた玉肌温泉滞在の様子が好きだなー!
湯守の「無意味な旅なんて、ないべさ」のセリフに「その通りだ!」と思った。笑
今作で「旅屋」になったキッカケが描かれていたけど、旅屋としてのエピソードは2作目以降で描かれるのかな?
マハさんの旅の描写が素敵で、本当に旅しているような気分になったので、他の旅屋エピソードも気になりました。
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どなたかもレビューで書かれていましたが、私も旅館を切り盛りする女将さんの話かと思っていました
事務所廃業の危機を乗り越える為に、タレント丘えりか(おかえり)が旅行代理する話である
きっかけになった話はあったけれど、
普段の旅屋のエピソードが一つ欲しかったなあ
著者の作品は大好きなのだが『生きるぼくら』と同様、ちょっと出来過ぎている話はどうも入っていけないみたい
それでも全作品網羅したいし、続編はまた違うかもしれないので読みます
『無意味な旅なんて、ないべさ』
言葉通りだと思います
『三度の飯より旅が好き』
う〜ん、どっちも好き!
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優しい言葉でストーリーも楽しい。一気読みしました。読後感は複雑。途中感動的と思ったり、そんなことあるんか??と思ったり。全体的には面白かったけど、何回も読みたい本ではないなあ。
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旅屋おかえり。
売れないタレント丘えりか、唯一のレギュラー番組だった旅番組が打ち切りになり、所属事務所廃業の危機を迎え、依頼人の代わりに旅をする「旅屋」を始めることに。
旅先で出会う人、美味しいもの、素晴らしい景色…ベタな感想ですが、旅に出たくなる本。
個人的には続編「丘の上の賢人」の方が感動が大きかった。続々編期待してます!
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周りに導かれて、今を楽しむ、旅。
後半の、人の繋がりに心震え、
美歌ちゃんの導き、母娘の繋がりに涙が溢れた。
読書もひとつの旅体験だと思っているけど
フットワーク軽く出かけていって、新しい場所や人との出会いを楽しみたいと思う物語。