【感想・ネタバレ】ひだまりゼリーのレビュー

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Posted by ブクログ

読後感がとても良かったです。自分、家族や自分の周りにいた人たちとの何でもないだけどキラキラした思い出の数々を、シンプルに、直接心の奥に語りかけられてるような文章で書かれてます。思わず笑ってしまう話、思わずほろりとさせられる話、ドキッとする話など、本当に誰にでもあっただろう記憶のカケラ達です。読み終わったら、きっと自分の家族との時間を思い返してしまう、そんな1冊でした。表紙のキャベツを被った赤ちゃんにもちゃんと意味があります。気になる人はぜひ読んでみてください。

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2012年12月03日

Posted by ブクログ

主に幼少時の思い出を綴ったエッセイ集。

「カレンダー」のおばあちゃんの留守電「……ますみ、元気だか?」にちょっぴり切なくなったり。
「ブルーヒップ」のドラクエIIIの冒険の書が三つとも消えてしまったことににやにやしたり。
「祖父との思い出」でお見舞いに行くとおじいちゃんが必ず幼児番組を見ていた理由にほろっと涙が出てきたり。

春に就職してから、毎日の仕事に精一杯でした。このエッセイ集は著者の思い出ですが、読んでいて私も似たようなことをしていたなとか、自分自身の小さな頃のなんでもない、だけど大事にしたいことを思い出すきっかけにもなりました。ほっこり温かい気持ちになれました。

巻末には著者が執筆活動をするようになった経緯・苦悩が「少し長めのあとがき」としてあります。それらによって、エッセイ集が美しい思い出だけで終わらず、厚みのあるものとして感じられました。私も「どうしても向かってしまう特別な場所」を見つけていきたいと思います。

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2011年11月06日

Posted by ブクログ

最初、表紙の写真ときれいなタイトルにとても惹かれ購入しました。
内容も、本当にひだまりのゼリーに柔らかく包まれているようで
読後もとてもぽかぽかとした気持ちになりました。

私自身がとてもおばあちゃん子なので
作者のおばあさんとのお話のところでは
読んでいて共感というか・・・
なんとも言い難い不思議な、温かい感覚を思い出しました。

私自身買って良かったと思うし、この本に出会えてよかったとも思いますが
友人に貸した時の反応がかなりまちまちだったので
好きな人は好きな、読む人を少し選ぶ本なのかなぁと少し思いました。
一概にそうとは言えないですけど・・・。

けれど読んでみないことには始まらないし、個人的にはとてもお勧めです。

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2013年07月06日

Posted by ブクログ

読んだのは少し前なのですが、あさのますみさんのやわらかくてやさしい文章がとても良かったです。表紙のキャベツかぶった赤ちゃんも愛らしくて好き。あとがき(だったかな?)に書いてあるキャベツをかぶってる理由もまた可愛くて胸がほわっとしました。

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2012年07月13日

Posted by ブクログ

書評を読んで興味を持ち、昨年の秋に買ったのですが、電車の中で読もうと思って通勤カバンに入れたまま先日まで忘れていました^^;
 
なんとなく懐かしい感覚を抱かせてもらえるエッセイです。 しかし、向田邦子さんもそうですが、子供の頃のなんでもないちょっとした記憶(と言うより感覚)を良くここまで微細に覚えているなぁ。。。 

私は大事件とか嫌なことしか覚えていません@@;

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2012年07月05日

Posted by ブクログ

祖父の中では孫なんだ、と言うのが響いた。
爺ちゃんが相撲や一緒に寝たがったのを思い出し、嫌がったりしてゴメンと懐かしさと痛みを覚えた。
読んだ人に思い出を喚起させる、よいエッセイだった。

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2011年11月15日

Posted by ブクログ

ダ・ヴィンチの連載をきっかけにこの本を手に取ったが、正直文章が稚拙に感じられた。しかし、文庫版あとがきの文章は明らかに上達しているので、改めて最新作を読んでみようと思う。

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2013年08月22日

Posted by ブクログ

声優であり、作家である浅野真澄さんのエッセー集。

家族をテーマに心温まる話が詰まってます。

文体は読みやすく、話も分かり易いです。

評判がかなりいいので見てみたが、個人的にはそこまでだったかなぁ。

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2012年02月08日

Posted by ブクログ

愚弟より拝借。
生い立ちや生まれた年代は全く違うのに、
すごく共感できたり、じんわりしたり、
ステキなエッセイでした。

(追記)
実家から離れたら、実家の有難さや優しさがわかったのだけど、
この本は、「思い出させてくれる何か」を、
たくさん秘めてる本だなぁと。

亡くなった祖母のこと、実家にひとりでいる母のこと、
くだらないことしあった弟、遊んだ友人たち、
100円握りしめていった向かいの駄菓子屋、
バカボン、公園、夕日、下校の音楽、
そんなものがいくつもフラッシュバックして、
ぎゅって抱きしめてあげたくなるのだ。

忘れてもいいのだと、そう書いてあった。
覚えていることも大事だけれど、
たまに引き出しを開けて、思い出を取り出して、
眺めてあげることも、きっと大事なのだ。
それでいいのだ、きっと。

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2012年01月15日

Posted by ブクログ

エッセイ教室のお手本のようなエッセイ集。誰に読んでもらいたいのかよくわからないがよく言えば万人受けする内容。ね、いい話でしょ? あったかい気持ちになるでしょ? ね? ね? と言われてる感じがする。そういうのが好きな人はどうぞ。文章はとてもきれいです。

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2011年11月05日

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