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Posted by ブクログ
これまで読んだ今野作品に登場していた亡者祓い師「鬼龍光一」ここでは浩一だけれど。原点から読んでみようと思い手に取りました。あまり深く考えずスラスラと一気に読みました。そこが今野作品の良いところと思っています。
Posted by ブクログ
この「鬼龍」は、先日読んだ豹変のシリーズの原点となる作品だそうです。
確かに、主人公は、鬼道衆の末裔として亡者祓いを請け負っている「鬼龍浩一」なのだけれど・・・
こちらの鬼龍さん、黒づくめではないし、「こういち」の漢字も違う。
しかも!亡者祓いは、修行っていうんだから。
そう、彼は鬼道衆の跡継ぎで、修行中の御祓師なのね。
というわけで、鬼龍浩一の活躍は、この1冊のみなのだそう。
物語は、テレビ局のお祓いを依頼されるところから始まる。
おニャン子クラブなんていう懐かしい名前も登場するけど、
時代・・・なのね(笑
そこでの依頼を無事に解決し、一休み!かと思いきやすぐに次の依頼が・・・(笑
史学を学び、鬼の研究をしているっという大学院生の女子登場。
彼女との話しは、もう鬼の薀蓄目白押しで、
私も鬼のことなら任せて!っといえるほどの情報量(笑
さすがシリーズの原点だわ~っと唸ります。
次の依頼で、大手の会社に出向という名目でもぐりこんで、調べていると、
あれれ?最初のテレビ局の事件とつながった??・
まぁ、展開は、読めるのですが、おもしろいのでいいです♪
薀蓄パート、お色気パート、差がすごいです。
でも、これも原点(笑
シリーズの続刊が楽しみになる1冊でした。
Posted by ブクログ
鬼龍が鬼について質問しにきた大学院生の久保に色々とレクチャーするシーンが多すぎ。
今後シリーズ化する際に、このことが何か響いてくるのだろうか。鬼についてを書きたいのか、亡者祓いを生業とする鬼龍を書きたいのか、わからなくなるほど。ここら辺はもっとサラっと流して欲しかった。