【感想・ネタバレ】新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦のレビュー

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Posted by ブクログ

経営の課題や諸問題に悩み苦しむことは経営者の常であるが、懸案に没頭して寝ても覚めても四六時中考えることができるかが物事を成就させる分岐点。潜在意識にまで染み込むようにするべき。潜在意識にまで染み込ませるためには顕在意識を働かせ続ける過程が必要になる。成功するためには火のように燃える願望を持ち続けるべき。成功を収めるには成功している状態が映像で見えるようになるまで強く思い続けなければならない。

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2024年05月17日

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新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦
著:稲盛和夫
紙版
PHPビジネス新書 246

稲盛和夫氏のフィロソフィの解説書
 京セラの創立から、JALの救済まで

気になったのは、以下です

(パートナーシップで創業)
・最初から、人と人との心の結びつきを、最も大切にするという企業風土ができていた

(赤字続きの会社に就職)
・退路を断たれた私は、こころで腹を決めた
 たとえ働く環境が悪かろうとも、自分の運命をおの傾きかけた会社で切り開いていかざるを得ない
 私は、気持ちを切り替え、全力を挙げて研究開発は取り組むことにした

(従業員一人ひとりがオーナー)
・お金に使われてはいけない、また、従業員がオーナーでなければならない

(最も強固なものは「人の心」)
・悩み抜いた末に、「人の心」が一番大事だという結論に至った
・うつろいやすく不確かなものも人の心なら、ひとたびお互いが信じ合い通じ合えば、限りなく鞏固で信頼にたるもの、それも人の心なのである

(経営理念を確立する)
・初めて、企業を経営するということは、「自分の夢を実現するということではなく、現在はもちろん、将来にわたっても従業員やその家族の生活を守っていくということである」ということが気がついた
・この経験から私は、経営とは経営者が持てる全能力を傾けて、従業員が幸福になれるように最善を尽くすことであり、経営者の私心を離れた大義名分を企業は持たなくてはいけないという教訓を得ることができた。

(原理原則で考える)
・経営における判断は、世間で言う筋の通ったもの、つまり、「原理原則」に基づいたものでなければならないことに気がついた

(米国人と同じ思考プロセス)
・最初の渡米で印象的だったことは、米国人も私と同じように「原理原則」に基づいた判断をするということであった
・米国では、判例法を基準はとっているので、日常会話に「リーズナブル」という言葉が頻繁に出てくるのである

(お客様の召使として)
・私は常々社員に「お客様の召使いであるべきだ」と言ってきた
 これは、お客様に、接する態度を示すとともに、徹底した顧客志向を意味している

(手の切れるような製品)
・創業時代から私は、品質について、「手の切れるような製品」でなくてはならないと社員へ話してきた
 これは、真新しい紙幣のような手触りを感じさせる素晴らしい製品と言う意味である
 そのような製品でなければ、お客様に本当に満足してもらうことはできない
・ここで言う、「手の切れるような」とは、素晴らしい性能を備えているばかりか、色も形状も非の打ちどころのがないという意味である
 私は、「オーバースペック」でもいい、手の切れるようなものを努力を惜しまずつくるということが、まずは開発者にとって必要なことだ」と常々言ってきた

(チャレンジする資格)
・京セラは1000億以上の内部留保を持っており、仮に通信事業で失敗をしたとしても、屋台骨まで揺らぐことはなかった
 そういう保証があって初めて新規事業への思い切った展開ができるのであって、裏づけなくチャレンジすることは蛮勇でしかない
 どんな危機に遭遇しても、企業が安全に航行できるだけの十分な資金力と財務内容を持って、新規事業の展開を図らなければならないのである

(限りない夢を描く)
・「とりあえずやってみよう」「人がやっているからやってみよう」という程度では絶対に新規事業の成功はあり得ない
 どんな困難に出会っても、決して諦めない、必ず実現させるという強烈な思いがなければ、新規事業の成功も、企業の多角化も、およそ不可能なのである

(真の創造をもたらすもの)
・苦しんで苦しんで切羽詰まった状況で、今まで見過ごしていた現象を見つけ、一挙に問題解決が進む場合がある
 神のささやく啓示とも呼ぶべきこの瞬間こそ、真の創造に至る道であろう

(高い志がエネルギー源)
・さらに重要なことは、人生における目標は、志の高いものでなければならないということである
 レベルの低い、後ろめたい志であれば、いつか意欲も削がれてしまう

(自分自身を信頼する)
・前人未踏の道を歩くのと、先達の轍をたどるのとは全く違うことである
 前者の場合、確かめることができるのは自分だけであり、自分の手で触れ、自分の足で踏みしめ、自分の頭で確認し、前進しなければならない
 後者の場合、先人の足跡を追うだけでいい

(パーフェクトをめざす)
・大切なことは、「このくらいやればいい」というのではなく、何ごとにもパーフェクトであることを求める姿勢である
・毎日が完全主義であって初めて、自信を持って自分の方向を定められる
・パーフェクトであろうとすることは、自分を甘やかそうとする気持ちを抑え、言い訳を許さず、仮借ない態度で常に自らを律することを意味する
・必要な瞬間にだけ集中すればいい、というような安易な態度ではない
 張り詰めた緊張感で日々仕事に取り組み、あらゆることに真剣を対処する、そのような習慣を我がものとすることが必要なのである

(「能力」は先天的)
・仕事や人生の成果を表す方程式を見出した
 それは、 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 というものである

(成功への王道)
・成功に至る近道などあり得ない
 情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける
 このいかにも愚直な方法が、実は成功をもたらす王道なのである

(潜在意識を動かす)
・私は、心に描いた通りに、ものごとは成就すると考えている
 潜在意識が成功へと導いてくれるのである
・成功しようとするなら、火のように燃える願望を持ち続けることだ
 そうすればやがて、その願望は潜在意識にまで浸透し、特に意識をしなくても、願望成就への道へとたどらせるのである

(「利他」の心)
・利他の心とは、自分だけの利益を考えるのではなく、自己犠牲を払ってでも、相手に尽くそうという心であり、人間として最も美しい心である

(茨の道が延々と続く先に成功がある)
・今までにない、まったく新しいことに挑戦する、あるいは今までうまくいっていないことに取り組むのだから、節々で必ず大変な問題が持ち上がる
 それでもくじけず、問題解決に必死になって取り組み、何とか一つひとつ克服していく
 そんな茨の道が延々と続く先にこそ、ようやく成功という果実がある

(すさまじい闘魂と願望を持つ)
・燃えるような闘魂があり、「何としても会社を良くしていきたい」という思いが強い経営者こそ、「人間として何が正しいいのか」という哲学を学ぶことが大切である

(管理会計システムの運用を開始)
・経営者には、経営実態をできる限りリアルタイムに理解して、最も適切な舵取りをすることが求められる
 つまり、売上、経費等、会社の計数を、月次はもちろん、できれば日次で見えるようにして、その数字をベースに経営を行わなければならないのである

目次
はじめに
第1部 「フィロソフィ」をベースにする―稲盛和夫の経営
1 「フィロソフィ」が発展をもたらす
2 「人の心」をベースにする経営
3 原理原則を貫く経営
4 お客様のニーズに応える経営
5 未来へ挑戦する創造的経営
6 アメーバ経営と時間当り採算制度

第2部 「フィロソフィ」の根底にあるもの1―稲盛和夫の思想
1 人生の方程式
2 心に思った通りの現象が現れる
3 思いやる心
4 「情けは人のためならず」
第3部 「フィロソフィ」の根底にあるもの2―稲盛和夫の思想
1 動機善なりや、私心なかりしか
2 世のため人のために尽くす
3 心を高める、経営を伸ばす
4 フィロソフィで会社は甦る―日本航空再建に携わって

ISBN:9784569802893
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:840円(本体)
2012年11月01日第1版第1刷発行

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

能力✖️熱意✖️考え方
僕もこの仕事の方程式を信じてます。
能力が低くても熱意努力があれば逆転可能やと。
考え方が正しければ社会に役立てると。

僕も実際のところ生保ビジネスしたら日本中でもそれなりに結果出せるスキルは持っていると思います(笑)
でもそれは最後の手段やし本当に食べていけなくなるまではやらないと思います。
これが福祉に生きてきた僕の考え方なんやと思います。

善行を行い結果も本当に良い方向に導いていくには辛酸を舐めるくらいの努力と絶えざる創意工夫が必要と著者はおっしゃってます。
良いことをするのは瞬間なのでできても継続的に良い結果を出し続けるのは本当に難しいです。
少し違いますが魚を与えるのを簡単やけど釣り方を教えるのは難しいという言葉を思い出しました。

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2017年04月25日

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人生においては、正しい考え方を持つことが一番大事。JAL再建など最近の事例も紹介されており、とても面白かった。

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2015年12月24日

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自分の人生を振り返ったとき、「世の中の役に立ち、自分も幸せだった」と感じられるような人生を送りたい人には、大切なことがたくさん書いてあるのでオススメ。以下は脈絡ないですが読んでみて記憶に残ったことなど。
☆【人生・仕事の結果=「能力」×「熱意」×「考え方」】
そして能力は先天的、熱意は意志力次第、考え方はプラスからマイナスまで。考え方次第でせっかくの能力や熱意もマイナスに。
☆商いの極意は、お客様から信用されることだが、それ以上のレベルとして、お客様から尊敬される、という次元がある。尊敬されると他社と比較することすらなくなる。
☆緊迫感の中でしか創造の神は手を差し伸べない。暇と安楽から生まれるものは、単なる思いつきでしかない。

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2014年08月25日

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著者の体験を基に、成功する行動の仕方、考え方のヒントが学べます。いつも手元に置いておきたい一冊です。

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2013年01月08日

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ネタバレ

チェック項目13箇所。お客様に接する姿勢としては、お客様の召使いとも呼べる位置づけを甘んじて受け入れるように言ってきた、「甘んずる」という意味は、嫌々という意味ではない、自ら喜んで、気持ち良くお客様の召使いを務めるように言ってきたのである、お客様の召使いが務まらないようでは、どんな立派な販売戦略も絵に描いた餅でしかなく、また仮に一時的に成功したとしても単発に終わり、持続的な成功を収められるはずがない。お客様に対する態度、サービスだけは限界がない、だから召使いのように徹底して、お客様に奉仕しなくてはならないのである。製品には、つくった人の心が表れる、粗雑な人がつくったものは粗雑なものに、繊細な人がつくったものは繊細なものになる。私は、完璧な作業工程のもとに、「製品の語りかける声に耳をすます」というくらいに、繊細で集中した取り組みで、「手の切れるような製品」をつくり上げるようにしなければならないと考える。私は、「世の役に立ち、自分も幸せだった」と振り返って感じられるような生き方が、究極的には人々の求めている人生の姿であろうと思う。パーフェクトであろうとすることは、自分を甘やかそうとする気持ちを抑え、言い訳を許さず、仮借ない態度で常に自らを律することを意味する。必要な瞬間にだけ集中すればいい、というような安易な態度ではない、張り詰めた緊張感で日々仕事に取り組み、あらゆることに真剣に対処する、そのような習慣を我がものとすることが必要なのである。信じ合う仲間から称賛と感謝が得られるということが、最高の報奨なのであり、そのような人間の本質に基づいた考え方が、社員に自然に受け入れられるようになるためにも、前述した経営理念や京セラフィロソフィが必要不可欠なものになるのである。「能力」や「熱意」の重要性については、誰でも分かっているかもしれないが、この「考え方」や哲学が、人生においてどれだけ大切かということは誰も教えてくれない、しかし、この方式式で分かるように、人生においては、正しい「考え方」を持つことが一番大切なのである。利他の心(思いやりや愛)とは、自分だけの利益を考えるのではなく、自己犠牲を払ってでも、相手に尽くそうという心であり、人間として最も美しい心である、私は、ビジネスの世界においても、この心が一番大切であると思っている。私はすべての判断の基準を「人間として何が正しいか」ということに置いている、この「人間として」というところが大切である、京セラにとって何が良いかということでもなければ、ましてや私個人にとって何が良いかということでもない、一企業や一個人としての利害得失を超えて、人間として公明正大で天地に恥じることがないというような正しい行ないを貫いていこうということだ。私の経営哲学とは、決して難しいものではない、「人間として正しいことは何か」と自らに問い、「正しいことを正しいままに追求していく」ということである、たとえば、子供の頃に両親や学校の先生から教わった、「嘘をつくな」、「正直であれ」などといったことであり、そのようなプリミィブな教えを判断基準として忠実に守り、実践することが大切であると考える。「いかに生きていくべきか」、「人間として何が正しいのか」ということを常に学び、実践と反省を繰り返していくことに努めない限り、人間とは堕落するようにできている。人間と言うのは、一人では成長できない、志ある者たちが集まり、揉まれ合うことによって、より素晴らしい人間に育まれ、その集団もさらなる成長発展を遂げていく。いくら、「利他」が大切だからと言って、競合他社に利を譲り、自社が不利益を被るということを、私が推奨しているわけでは決してない、経営とは厳しい世界であり、市場における厳しい企業間競争に勝ち抜かなければ、どのような企業であれ、いずれ淘汰されてしまうことになる。

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2012年12月03日

Posted by ブクログ

経営は、経営者の人生が映る

温かくて、熱く、時に厳しくて、時に優しい、そんな稲盛氏の人生観が京セラ、KDDI、そしてJALに埋め込まれているのだと、よくわかる。

稲盛氏が一線を退いたJALは、このまま上空を飛び続けられるのか、見守りたい。

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2012年12月02日

Posted by ブクログ

2006年に出版された「敬天愛人」の新版。JAL再生の件が追加されています。やはり、現代日本の誇る最高の経営者だと思います。凄い。

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2012年11月04日

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筆者の考え方を学ぶことができる本です。
「正しく」生きるという一見簡単そうで難しい生き方が重要であるということがわかりました。

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2020年02月01日

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JAL再建について知りたくて読書。

利他。正しい行い。きれいな心。心を高める、磨く。人として使命感、目的を明確にする。世のため、人のため。負けて勝つ。人の役に立つに大きな意義がある仕事。貢献。

後半加筆分のJAL再建に関する話が魅力的。著者の手が離れたJALが信頼を回復しいけるのか注目したい。

破綻当時、なぜ民間企業であるJALを公的に支援するのか、このまま倒産させろという意見があった記憶がある。そうすると実質、ANA1社となり、競争が減り、結果的に利用者の不利益になり国益を損ねたことは容易に予想できる。

読書時間:約55分

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2016年04月04日

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自信家な経営者の自伝だが、端々に成功のためヒントがありそう。自己犠牲の精神で人助けをするのではなく、それが自分にとっても良い結果となるよう辛酸をなめるくらいの努力と、絶えざる創意工夫が必要不可欠 という考え方がこの本の中で最も面白かった。

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2014年09月23日

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潜在意識の話、動機善なりや私心なかりしかの話は役に立つ。仕事の判断基準は個人の損得でもなければ会社の利益でもない、「人として正しいことは何か」という話が印象に残った。

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2014年07月10日

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ネタバレ

著者自身のビジネスの足跡を振り返りながら、その根本にあるフィロソフィを語っている。動機善なりや、私心なかりしか。信じたことをやりとげようとする、すさまじい闘魂。
世の中のために貢献しようとする心の強さに学びたい。
ただし、善の捉え方は絶対的なものではなく、時に応じて幅や自在性があるもののように感じられ、結果としての対応は人によって異なるもののように感じられた。
14-20

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2014年02月16日

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ネタバレ

京セラ、DDI、KDDIの企業設立からJAL復興にむけた活動を簡単にまとめ、その背景となる経営の考え方をまとめたもの
何かの雑誌で田原総一郎が「稲森さんは宗教だからな」と言ってたのが思い出される。確かに経営学ではない、経営哲学だろう。
それはシンプルな内容だ
「すべての物事を原理原則にまで立ち返る」
「人として正しい事を正しいままに貫く」
「売上最大、経費最小」

・・・最終的には正しい事をしていれば報われるようなことまで書かれてる。
本当かいな、と思いつつ、ここまで徹底して実施してないから何とも言えない。
「毎日を完璧主義にやりきる。その自身をもつ」
「手の切れるような開発をすべき、妥協は無い」
「経営者とは何か、企業とは何か。経営社は企業を代弁しなければ。
 私心があってはならない」
「私心がないか。。。。半年間自問し続けた。結果、無いと言い切れることを確信してDDI設立に向かった」

強い信念を感じた。
思えば、松下幸之助の本にも、事業をどうするかで「私心がないかを自問」したとの記載があった。偉大な経営者には共通していることがあるのだろう

その他気になった言葉
・人は自分の人生や仕事に生きがいを感じたいもの
・成功していく中で人間性、哲学、人生観を成長させなければならない
そうしないと成長は維持できない
・人は一人で成長できない、志あるものが集まって、より素晴らしい人間に育まれ、成長発展を遂げていく
・JALでは計画と実績の報告と理由を発表してもらった
 実績はリアルタイムで知らなければならない、日単位
 売上、経費。。

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2013年12月01日

Posted by ブクログ

気迫溢れる一冊。

そういえばビジネス書なんてしばらく読んでなかったなぁ。と、しみじみ。

もちろん自ら手にした訳ではなくオススメ頂いて読みました。ゼロからの挑戦。

ビジネス書ということで、蛍光ペン(青)を片手にドッグイヤーしつつ読みました。小説とかエッセイとか、ぼくにとってのふつうの本はきれなままが好きなので、まず汚しませんがビジネス書は徹底して汚します。笑

個人的傾倒はさておき、経営者の基本の「き」という感じの一冊でした。

稲盛さんご自身のパワフル極まりない経験談をもとに、経営者としてどうあるべきかを至極分かり易く伝えてくれる経営バイブル。

具体的なハウツー云々ではなく、経営者としての闘魂そのもの。

「なんとしてもやり抜く」という強い意志に勝るものはない。

そんな感じの内容で、最近ふぬけていたぼくはシビレましたね。

いい本でした。

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2013年10月20日

Posted by ブクログ

フィロソフィーとは、人間として正しいことを正しいままに追求する。
人生でも仕事でも、行動指針として、問い入れ実践してみたい。
JAL再建の話はおもしろい、株式投資してOKだな。

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2013年05月26日

Posted by ブクログ

人生のバイブルのような一冊です。私の行動基準を決められた大切な本となりました。
活力も得ることのできた、経営学や思想と自己啓発にもなります!是非読むことをオススメします。

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2013年01月09日

Posted by ブクログ

20代前半の頃は宗教っぽいと思って受け入れられなかった稲盛さんのフィロソフィー。今読んでみると、すんなりと心に響いた。
・心に描いた通りにものごとは成就する、成功を収めるためにはその様子が鮮明にカラー映像として見えるまで考え続けなければならない
・成功への近道などない
情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける。このいかにも愚直な方法が実は成功をもたらす。
・人間として正しいこと、善きことを貫くことが大切。
・相手のためと思ってやった善きことが巡り巡って大きく自分に返ってくる。
本の中で言っている経営哲学は、どれも奇抜なものではなく、人間として正しいことを情熱と熱意を持って継続しましょう、という当たり前のこと。
目の前の仕事の大きさに限らず、当たり前のことをずっと継続していくことが難しく、最重要なんだと改めて認識した。
ちょうど並行して読んでいた『自分の磨き方』と同内容の記述が多数あり、ドキッとした。

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2012年11月26日

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京セラ創業、KDDI設立、JAL再建に携わった稲盛和夫氏の著作。本書では大きく二点について語られる。(1)一つ一つの組織が環境に応じて変化し、社員が生き生きと働くことができるように試みた「アメーバ経営」(2)人として正しいことを行うという「フィロソフィ」を根幹に置き、売上最大・経費最少を目指す経営哲学。特に二点目は稲盛イズムの象徴であり、人生を豊かにするということが理解できた。本書においては、理想論・机上の空論が語られているにすぎず、実際の現場の状況をリアルに感じることはできなかった。よって、自身が実践した場合に明確にどのような効果が表れるか想像し難かった。しかしながら、「人として正しいか否か」を判断基準とするフィロソフィは互いの関係を良化し、例えその場は損してもいずれ得とることができる(期待するわけではないが)と考えるので、判断に困った時の指標としていきたいと考える。

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2012年11月07日

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著者のゼロから挑戦してきた軌跡がわかり、また、何が正しいことかを自問しながら実行してきた、熱意が伝わる書。

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2019年06月12日

Posted by ブクログ

稲盛さんの本は「生き方―人間として一番大切なこと」に続いて2冊目。仕事でもやもやしているときに読んで勇気をもらえた。

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2017年05月20日

Posted by ブクログ

新規事業を展開するには、まず挑戦する確固たる姿勢がなければならない
自分の中に確固たる判断基準を持ち、それを信じて行動できるようでなければならない
このくらいやればいいというのではなく、なにごともパーフェクトであることを求める姿勢が重要
単なる希望程度では成就せず、毎日毎日考え抜いて、潜在意識まで染み通っていくような強烈な願望を持つなら目標達成も見えてくる
つまり、成功が見えるようになるまで思い続ける
成功に至る近道はなく、情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続けること
よいことをしたことがいい結果を結ぶように人一倍の努力と創意工夫を重ね続けなければならない

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2015年12月29日

Posted by ブクログ

「人間として正しいことを自問し、正しいことを正しいままに追求していく」姿勢で経営に取り組み、多くの成功をしていることに感銘を受けた。
他書も読みたい。

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2014年12月28日

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経営に関して、難しい理論を述べているわけではなく、あくまで基本の考えかたで読みやすかった。
人間として何が正しいかという考えが全ての判断基準になっている。基本的なことだけど、経営者としていつでも原点に立っている姿が素晴らしい。
JALの再建についてもっと知りたいと思った。

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2013年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原理原則で考える 本質からものごとを追求する 値決めは経営 お客様から尊敬される 心をベースとした信頼関係を基盤に 宇宙の意志にかなった生き方 動機善なりや、私心なかりしか 志を持って自分を高め続ける 考え方はプラスからマイナスまで 

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2013年10月29日

Posted by ブクログ

稲盛イズム伝導の一冊の最新版。エピソードはこれまでも他の本で読んだものとだいぶ重複するのだけど、結局人として正しいことかどうかが判断基準であり、儲かるかどうかはあとからついてくる的な話ではあるのだけど、本当にそれだけなのかなぁという疑念は最近若干あり。ただまぁ、当たり前とされることを当たり前にやるだけで会社がこんなにも変わるのか、というのはJAL再生の例でわかったので、名の人は大変だと思うけど勉強にはなるんだろうな。

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2013年08月16日

Posted by ブクログ

大半は筆者のフィロソフィーについての内容。ノウハウというより考え方。最後のJAL再建に関する部分は面白かった。

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2013年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

考え方×熱意×能力

当たり前のことを当たり前にやる
これだけだね。それができるようにがんばろうって本

著者の他の本も読んでみよう

・人の心が一番大事
・京セラの経営理念「全従業員の、物心両面の幸福を追求する。人類、社会の進歩発展に貢献すること」
・原理原則で考える
・本質からものごとを追求する
・企業においても、個人においても、能力を未来進行形で考えることが重要である。あえて自分の能力以上の目標を設定する

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2013年01月04日

Posted by ブクログ

稲盛先生の本は、もう何冊も読んでいるが、同じことの繰り返しだけど、ためになる。原理原則を貫くことは、なかなか難しいけど、生きるための基本。「フィロソフィ」を持って仕事に取り組むことがいかに大切か。最後のJAL再生の話は感動的であった。

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2012年11月21日

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