【感想・ネタバレ】アンの青春のレビュー

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Posted by ブクログ

表紙の吉野朔美さんの絵を見たら衝動買いしたもの。(これだと表紙のイメージが出ないのでわからないけど)。子どものころはアンは愛読書だったんだけど、読んだのは児童版だったはず。中高生とかになってから文庫でも「赤毛のアン」は読んだように思うけど記憶がない。続編も読んだかどうか記憶がない。(それほど愛読書じゃなかったのでは?)で、数年前に掛川恭子訳の完訳の「赤毛のアン」を読んだけど、なんかそんなにおもしろいとも思わなくて。でも、この「アンの青春」はなぜかずっとおもしろく読めた気がする。心汚れてしまったので、幼いころのアンの無邪気さみたいなものについていけなくなってるのかも。かろうじて17歳のアンにはついていけたらしい。後半は特におもしろくて、ミス・ラヴェンダーの恋愛もけっこうロマンティックに思えるし、ラストでアンがいよいよ恋にめざめるのかって感じもよくて。あと、とにかく風景描写が美しくって。こんなところ、行ってみたいなーーーーー、やっぱり。どうでもいいけど、わたし、アンがクイーン学院に行くとかの記憶がまーったくないんだけれど、児童版にはなかったのか?? 子どものころ読んだのとまったく同じ版でもう一度「赤毛のアン」が読みたい。

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2011年09月18日

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