【感想・ネタバレ】殺人症候群 <新装版>のレビュー

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Posted by ブクログ

貫井徳郎らしさの溢れる読み応え抜群の一冊。
シリーズ3部作の最終作。一作目、二作目の「失踪症候群」「誘拐症候群」を順番に読むことを強くお勧めする。
少年法や被害者遺族の置かれる悲壮な状況など、社会性の強い問題提起も感じられる傑作です。
「そう来たか!?」と唸るような展開もあり特に後半はページを捲る手が止まりません。お勧めです。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

復讐はやはり良くない。
だからこそ法で裁かないといけない。
人を殺めた以上例え未成年だろうか精神異常者だろうが、自分の命で精算すべきだ。

どの登場人物にも同意も同情もできなかった。
それは私がそういう経験者じゃないからかもしれないが…

母親が脳死しその心臓を息子に移植できたらまた救われたのにな〜

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2020年08月06日

Posted by ブクログ

大きな事件は二つある。
法の処罰を免れて、ろくに罪も償わないで社会復帰した者たちが次々に殺される事件。
環敬吾のチームは、見えない殺人者の姿を追う。

もう一つの事件。
心臓移植をしなければいつ命を失ってしまうかわからない息子のために、心臓の提供者をつくるために殺人を犯す母。
証拠のない事件の真相を追う刑事。

二つの事件は交互に語られ、それぞれ追う者追われる者と、視点が切り替わる。
全く接点のない二つの事件が、交差し始めたのが300ページを迎えるころ。
それは、ミステリを読みなれた人にはわかりやすい展開ではないかと思う。
そして、ふつうはこのあたりから終焉に向かって急速に話が進んでいくのだが、この本では300ページはまだ半分にも満たない。

キーパーソンの正体がわかったところで、どうもこれは幸せな結末にはならないような気がしてくる。
彼にも彼女にも。
特に、息子のために殺人を犯した小島和子の章は、時に読み進めるのがつらいほどの描写が続く。

読みながら立てるいくつもの予想。
ことごとく最悪へ進んでいく。

人の命は、喪われてしまったら二度と戻らない。
その喪失感を、どうやって埋めたらいいのか。
せめて反省する姿を見せてほしいと思うのは、そんなに無理なことなのか。

本もテーマもずっしりと重い。
「症候群三部作」の構成の妙。
そして巻が進むにつれて、確実に面白くなっている
実は最初の「失踪症候群」があまり面白いとは思えなかったのだけど、この「殺人症候群」は面白い、というのとは違うか。上手い。
「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」と、確実に上手くなっている。

ひとつだけ不満があるとすれば、環敬吾の造形。
最後まで謎に包まれたままで、冷静で有能。彼は神なの?
人間味の片りんを見せることのなかった彼が、一体どうしてこのような陰の存在になったのか。

彼があんまり完璧すぎるので、正解対最適解の話にならなかったのが残念。
被害者が救われるための最適解。
倉持は倉持でそれを考えていたのだと思う。
実践した鏑木。阻止する環。武藤の思い。
私の中でもまだ正解は見つからない。

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2017年11月30日

Posted by ブクログ

殺人の動機色々。憎むべきは加害者か被害者か。洋画なら職業殺人はヒーローかも。鏑木刑事の出来すぎた捜査は、のちにそういう事だったのかと感心。凄いミステリーだった。

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2017年04月05日

Posted by ブクログ

「失踪症候群」「誘拐症候群」に次ぐ、症候群シリーズの3作目にして最後。

登場人物と活躍する組織は3作とも共通するため、1作目から読むとより深く楽しめるが、この作品から読み始めても十二分に楽しめる。

心無い少年犯罪に巻き込まれ、愛するものを無残に奪われたやり場のない怒りを、復讐代行という形で晴らしていく職業暗殺者。

加害者少年への手厚すぎる擁護に、被害者側苦しめられる。現代日本の抱える深い闇が恐ろしくもリアルに描かれている。

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2016年04月23日

Posted by ブクログ

「“症候群”シリーズ」として一部に知られているという3作品だが、“シリーズ”と言うよりも、何か「第3部―殺人症候群」に収斂する「長大な一作」という趣だ…この『殺人症候群』は名作だと思う。
『殺人症候群』で問われる怨恨と復讐、復讐と正義、正義と暴力、命や愛というテーマ…考えさせられた…本作の“主要キャスト”ということになる、原田、武藤、倉持の3人だが、各々が「何かのシリーズの主役」であっても違和感が無い程度に惹かれるものが在る…

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2015年08月05日

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失踪、誘拐は少々物足りなかったが、こちらは大満足。
しょうもない復讐ドラマが溢れてるが、復讐ってこういことだよな、と。

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2024年05月13日

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少年法、精神障害に阻まれ、加害者は法の裁きを免れる。
更正のため、病気のため…被害者遺族にとっては到底受け入れることの出来ない現実。
そんな怒りを請け負う者がいるのではないか…
警視庁の特殊工作グループが動き出す。
しかし、そこには大切な人を失い、傷付けられ、復讐したいと強く願う人たちの思いが渦巻いている。
それはいけないことなのか…
社会的な難しいテーマ。

2022.12.11

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2022年12月11日

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実は、その被害者達は、重大かつ残忍な事件を起こしておきながら、精神状態の異常だったり、未成年だからという理由で、大した罪に問われないまま、社会で生活している連中だった。700ページもある長編ですが、場面が次々と変わり、展開が早いのであっという間に読み切りましたが、登場人物の大半が病んでおり陰惨な死の描写もありで読んでいて気が滅入りました。

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2022年10月08日

Posted by ブクログ

 症候群シリーズ完結編にあたる本作は700ページほどの読み応え十分のボリューム。そして、内容もシリーズ史上最大の重たさとなっている。いわゆる法で裁けない人に対する復讐殺人がテーマ。同じような題材を扱っている作品も多いと思うが、印象に残るのは江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳「天使のナイフ」や同じく薬丸岳「虚夢」だろうか。話の根源は似たようなところだが、当たり前だが展開がまるで異なる。読み比べてみるのも面白いかもしれない。ただ、これだけ様々な作品で取り上げられているテーマということは、それだけ結論も出ず、ただ現状として納得できない部分があるからなのかもしれない。
 本作は様々な登場人物の視点から全く異なった内容と思われる記述からスタートするが、それが徐々に一つの点に集結されていく面白さがある。そして、驚愕の展開が待っているところが面白い。

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2021年01月22日

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タイトルだけ見て猟奇殺人を連想しましたが、犯罪遺族の復讐を買って出る職業殺人の話。復讐じゃ幸せは戻ってこないのだな、と思うけど、自分が遺族だったら犯人を殺したい気持ちも出てくる気もする…。

そしてこれが◯◯症候群シリーズ三部作の最終作だったことを解説を読んで知りました。これから読んでも十分楽しめます。他シリーズも読んでみたいです。

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2020年08月12日

Posted by ブクログ

犯罪を犯した未成年者が死んでいる
おそらく誰かが手を下していると考えた環は原田、武藤、倉持を集めるが、倉持は仕事を断る

ドラマで見ていたので話の流れはわかっていました。
小説ならではの見せ方だなぁと
小説では苗字と名前と書き分けると別人のようにみえるってところがいいですよね
ドラマだとその点は難しくなる
犯沢さんみたいにはしにくいし

ドラマはドラマでよかったけれど、小説もよかった
。だだ話の内容とか重さがわかっているだけに読むのが大変だった

最初の2件の事件が起きた時点で、やりきれなくなりページをめくる手が止まってしまいました
大切な人を理不尽に奪われるのは辛すぎる
刑法39条なんてものがあるから弁護士はそっちに持っていこうとする
大体、普通の人だって心神耗弱や心神喪失な状態にならないと人なんか殺してしまわないよ
理不尽な殺人がこんなにも増えたのだから見直してほしい
もちろん情状酌量は必要だと思う
全く国民のためにはたらかない議員の方たちはめんどくさがりそうですが

この本が出た2014年から今までも理不尽な事件が次々起こる

彼らの正義もわからなくない
難しい問題だと思う
でも当事者なら頼んでしまうんじゃないかと思うと恐ろしくもある

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2020年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【ネタバレ】失踪症候群を読んだあと2冊目をとばしてこの作品を読んでしまったため、なぜ環と武藤の関係が少しギクシャクしているのか分からなかったのだが、さらに、少し好感をもっていた倉持の行動に困惑させられた。
今までにも少年法と私刑を扱う小説をいくつか読んだが、中でもこの作品はかなり過激な表現も多く、読者に課題を突きつける内容となっている。
被害者の私刑(復讐)に対する様々な考え方が示されており、結末も私にとっては複雑に苦いものであった。

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2019年10月06日

Posted by ブクログ

内容が重過ぎて、心の整理がつかなくて、なかなか読み進めなかった。小説としては、凄いです。読み終わった今は、クタクタです。

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2017年08月27日

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途中まで騙されていたことの悔しさは置いておいて、凄まじい内容に一気読み。加害者の復讐という解決出来ないテーマをかなり掘り下げて描いていて読み応え充分だった。

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2017年06月03日

Posted by ブクログ

理不尽に他人の命を奪った者は罪を償えば許されるのか?
そもそも罪を償うとはいったい何を指して言うのか?
誰がその罪を許す権限を持っているのか?
答えのない問題を突きつけてくるような・・・そんな物語だ。

愛する者が突然に奪われたとき、その死を受け入れることが簡単に出来るはずがない。
わずかでも救いがあるとすれば犯人が逮捕されることぐらいだろう。
だが、犯人が未成年の場合、その氏名すら被害者家族は知ることが難しい。
加害者側からの謝罪すら受けられないこともあると聞く。
少年法とはいったい誰を守る目的で作られたものなのだろう。
「更生の余地がないとは言えない」
この言葉で加害者の人権は法の下で守られる。
人の命を奪うということがどういうことなのか。
それすらも理解できない人間に反省などできるはずもない。
少年だから、まだまだ人として未熟だから、病気なのだから。
そんな理由で諦めろと言われても、果たして本当に諦めることができるだろうか。
奪われた命は何をしても戻ってはこない。
遺族や関係者たちの心に刻まれた深い傷もまた、簡単に消し去ることなどできない。
加害者が誠心誠意反省し、その後の人生においても自分のやったことの責任を果たし続けるならば、もしかしたら許す日が来るのかもしれない。
でも、辛く哀しい出来事を忘れることは絶対にないだろう。

倉持のしたことに正当性があるのかどうかといえば、法的にも倫理的にもないと思う。
けれど、加害者にも苦しんでほしい。忘れてほしくない。
そう願う被害者側の感情も倉持の思いも理解できる。
やり切れない結末に、答えのでない問題がのしかかってくるような気がした。
長編ではあるけれど、あまり長さを感じることなく読み終えられた。
ずっしりとした手応えが残る物語だった。

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2017年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は4。

内容(BOOKデーターベース)
殺人を他人から依頼されて代行する者がいるかもしれない。警視庁の環敬吾は特殊工作チームのメンバーを集め、複数の死亡事件の陰に殺し屋の存在がないか探れと命ずる。事件の被害者はみな、かつて人を死に至らしめながらも、未成年であることや精神障害を理由に、法による処罰を免れたという共通点があった―愛する者を殺されて、自らの手で復讐することは是か非か。社会性の強いテーマとエンターテインメントが融合した「症候群三部作」の掉尾を飾る傑作!

殺人の被害者保護に関することは永遠の課題だと思う。ここに着眼点を置いておりとても興味深く読めたが・・・響子の浅はかな行動や考え方が今一。更に言えば同じ事に関する説明や心の中の言葉が多すぎて少々面倒に感じた。
しかし、歩が彼とは・・・ここは驚かされたわ。
結末に関してはこの作者特有なんだろうな~。誰が生き残ってどうなったのかは読者の想像で終わり。
分かっていたはずなのにもやっとした。

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2017年02月22日

Posted by ブクログ

2002年、貫井徳郎の症候群三部作の三作目。
警視庁の特殊任務チーム、今度は殺人事件に挑む。
この作品は文庫で712ページにもおよぶ大作。読む前からその分厚さに気力が萎えてしまうほど。のっけからむごい殺害シーンから始まる。どうなるの?たたみ掛けるように話が展開していきグイグイと引っぱられる。

加害者が未成年者や精神障害者であれば殺人でもその量刑が、被害者遺族からすればあまりにも軽すぎる。その憤りをどうするべきか?法治国家であればそれに従わざるをえず私刑を加えることはできない。
にもかかわらず加害者がその後、なぜか殺されるという事件がおこる。被害者遺族の犯行を立証できず、まさに現代の必殺仕事人、職業殺人者が存在するのだろうか?
さらに、別の殺人の話が絡んでくる。心臓移植を待つドナーの母親が息子のあらたな心臓を得ようとドナーカードを持つ若者を次々と殺していくという。殺した相手の心臓が確実に自分の息子に移植されるとは限らないにもかかわらず息子を救うために他人を殺すという。

結構、展開が強引過ぎるところもある。そんな偶然があるのかと首を捻る場面もある。しかもそれぞれの登場人物の場面が同時進行的に小刻みに変わるため一気に読まないとこんがらがってくる。それぞれ無関係かと思われるストーリーがいつしか結びつきラストへ一気に持っていかれた。

現実の世界でも起こっているような殺人事件。自己中心的な殺人、自分の大切な人のための殺人。
身近に起こってもおかしくない恐怖を感じるとともにいろいろと考えさせられる内容でした。

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2015年06月04日

Posted by ブクログ

とにかく理不尽な事件が何度も出てきて胸糞悪くなる。にも関わらず精神障害や未成年というだけで大した罪にも処されず加害者はのうのうと生きているのも理不尽で胸糞悪い。自分だったら響子に共感してしまうかも。面白かったが自分には長すぎました。牧田や梶原が途中からすっかり消えてしまったのでその後が気になった。あと、唯一響子達とは違う考えを持った梶原の妻の事についても触れて欲しかった。梶原妻と倉持が出会っていたら違っていたかもとふと思った。

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2024年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマを観てから読んだので、犯人もわかってしまっている状態で、楽しみ半減... ただただ、被害者遺族は復讐してはいけないのか?という重いテーマだけと向き合うことになってしまった。読み進めるのが辛かった。ドラマより結末はさらに悲惨だ。因果応報なんだけどね。
あまり重要でない登場人物の唐突な背景語りが何人か分あり、少々辟易した。
ラスト、倉持は生きていたのかなぁ?

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2020年10月07日

Posted by ブクログ

長かった割に読めた。
虚ろな十字架とテーマが似てて、そのテーマに対する点だけで言うと虚ろな十字架の勝ちかな…
文体とか登場人物は貫井さんのがすき。

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2020年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマにハマって原作購入。

まず、設定がかなり違う。特に鏑木の背負っている背景は職業殺人者へと至る動機の点で決定的な違いがあったと思う。
原作の「純粋に響子のため」は多少無理があると思った。現職の警察官が、たとえ愛しているといえども純粋に女のためにあそこまでできるかな・・
しかも鏑木自身は正義のための殺人はあり得ないと思っているわけで。
この点ドラマ版では鏑木自身も少年犯罪の被害者遺族なので、その心はより複雑で闇は深く、説得力があった。
ドラマ版のこの鏑木の苦悩の描き方に惹き込まれたので原作は物足りないと感じた。

まるでプロポーズのように言い放った「殺してやろうか。俺が代わりに」、
同一事件の被害者遺族として境界線を超えてしまった鏑木と踏みとどまった武藤を象徴するセリフ「復讐しても地獄、復讐しなくても地獄、いずれも地獄だ」、
まだ鏑木の正体を知らない武藤が、いずれ対峙することとなる彼を前に本音を語る「私は鏑木さんのように強くないから、復讐を乗り越えて、真っ当な道を歩けない」・・・
印象に残ったセリフも全てドラマオリジナルだと知って残念。

もっとも、ストーリー展開や小説ならではのトリックはとても面白く楽しめた。
主に鏑木、武藤、原田、響子、小島の目線で章が切り替わりストーリーが進行していく。各章がそんなに長くないので先が気になって長編にもかかわらずスラスラ読めた。
原作はストーリー重視、ドラマ版は鏑木・武藤の内面重視。
ドラマ版を知らなければもっと評価上げたと思う。

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2020年08月12日

Posted by ブクログ

かなりの厚さのシリーズ最終作。
てっきり4部作かと思っていて、最終話で環が主人公になるかも思いきや。
この作品の最後を見たら、続編は無理だなというのは納得。

倉持がフォーカスされた作品。
少年犯罪や精神疾患で裁きをのがれた犯罪者に対し、遺族はどう考えるのか。

個人的には少年犯罪や性犯罪者など、罪に見合った裁きを受けていない人には同じ目に合わせてもいいのではと考えてしまう(あくまで加害者本人に対してであり、加害者家族は除く)。
本当に反省する人もいるのだろうけど、人の痛みがわからない人があまりにも多すぎる。
法はあくまで規制を作るもので、被害者家族を何も守ってくれない。
被害者が立ち直って生きていくためには、復讐にはしるしかないと考えてしまうことも肯けるくらい、あまりにも被害者に冷たい社会なのでは。

とも考えていたけど、復讐殺人の罪深さと虚しさも浮き彫りになり、やるせない気持ちでいっぱいになった。
被害者にとって優しい世界とはどういったものなのか。
答えが出ず重い気持ちで★3つ...

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2019年11月23日

Posted by ブクログ

四つの視点から綴られる物語がクライマックスに向けて一つに収束していくこの感じ!!!たまらん!!!!
どの視点もそれぞれバラバラだったのに、まさか、この人がこれでこうやって!!!!!!!!

えーーーーーー
っていうね。
その手のひら返したまらんです。はい。

そして題材が子供を殺された親。しかも、未成年者や精神異常での判定で服役すらしなかった犯人たちを許せなくて、苦しんで苦しんで苦しみぬく被害者の親や周りの人間。
そんな内容なだけに、ひと事では済まされないような葛藤を抱きながら読みました。こんな思いになるだろうな、、、と。殺してやりたいほどに憎むだろうなと。精神的に息も詰まるほどの事件の数々でした、、、、

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2019年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3部作の最後と知らずに読んだ。どうりで登場人物のキャラクター把握に苦労した。
一瞬母親殺しの犯人の心臓移植されるのか!と思ってドキドキしたが違った。

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2018年03月22日

Posted by ブクログ

何とも救いのない話ではあった。

前2作を読んでいれば印象が違ったかも知れないが、裏の捜査チーム各人の行動理由が良く見えない。

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2017年06月14日

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