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Posted by ブクログ
論理的思考とマーケット感覚という2つを並列させて考えているのが印象的だった。
構造化してもれなく考えること&当たりをつけて一気に結論に近づくことの2つを重視する という考え方と似ている気がした。
市場を見て、なぜその物が売れるのか、どのような理由で売れるのかを考えることはマーケティングをやる上では必須なのだろうなと思った。
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マーケ視点・広報視点を鍛えたいと思い購入しました。
具体的に売買される商品やサービスではなく「そのビジネスが提供している価値は何か?」という視点で事業を俯瞰することが大切。
経営課題やSWOT分析においても役立つ1冊でした!
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読んでよかった。繰り返し読んで心に留めておきたい。
2015年に書かれたものだが全く古臭さを感じさせない。今の時代にも通用する思考法だと思った。
この時代、人の価値観、求めるものは日々凄まじいスピードで変化する。それを敏感に察知し、自分自身も会社も業界も、今どんな価格帯でどのように何を提供すれば人は動くのか、それを理解せず、今までのやり方に固執し変化しない生き方や経営の仕方では淘汰され、いずれ取って代わられるのだということ。
変化を恐れず、変化を楽しむこと。
自分軸でものの価値を付ける(プライシング)くせをつけ、人が行動を起こすまでの動機づけを考え、あえて組織の中ではなく市場性のある場に身を置き感覚を鍛え、失敗しないように学ぶのではなく、とりあえずやってみて失敗しても経験した中からフィードバックを得てまたトライする、その繰り返しの中からしか真の成長は得られないことを学んだ。
最終章の「変わらなければ替えられる」はまさにその通りと痛感した。今の職場で起こっていることだったので危機感を覚えたし、それでは自分はどうすべきなのかをしっかり考えていきたいと思った。
・失敗とはスタート地点から成功までの途上に存在する学びの機会である。
・私たちはみんな生まれたその日から、変化することによって成長してきた。さまざまな失敗を繰り返しながら、そこから学び、自分を変えていくことでしか、「よりよい自分」に近づくことはできない。
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マーケティングが何らかの目的を達成する手法(5Pとか各種フレームワークなど)であるのに対し、マーケット感覚は「売れるものに気づく能力」であり具体的なスキルより上位の抽象的、汎用的な能力である。
トヨタのカイゼンの本質は現場で働く人たちの自主的な改善意識であって、歩留まりをよくするノウハウではない。ある工場がトヨタのノウハウを真似たとして、ワーカーが常に改善意識を持つ工場とは全く違う、といった例えがわかりやすかった。
では、マーケット感覚はどう鍛えるのか。いくつかの方法が提示されている。例えば、「自分の欲望に素直に向き合うこと」。日本人は我慢が美徳になりがちだが、何に不満で、理想がどうで、欲しいものが何かを考える方が建設的である。また、むやみな貯金で将来に必要な経験を逃していないか。自分の行動を振り返るきっかけになると感じた。
また、「失敗と成功の関係を理解すること」も挙げられている。失敗経験がないとはチャレンジしていない、できる範囲のことしかやっていない、成功に必要な学びを得ていないということ。チャレンジはよく聞くワードになったが改めて、失敗を前向きに捉える姿勢を学んだ。
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守られた環境で、漫然と過ごしていては取り残される。変化を恐れないで市場で失敗して経験値を上げていくことが大事。計画を固めてから実行ではなく、やりながらブラッシュアップしていくのが大事。
●自分自身は、性格診断するとチャレンジャーだったりするので、変化を恐れるタイプではなさそう。
●学生さん、社会人、主婦の方にもオススメ。
●サクっと読めます。
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マーケット感覚ってマーケティングのことかと思って読み始めたけど、それよりもっと重要なことだった!そしてなにより読みやすい。楽しんで読めた!マーケット感覚身につけようっと!
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若い人や経済知識の少ない人でも理解できるような書き方でとてもお勧めの一冊である。自分自身がどのくらい必要とするかで価格も価値も決定されると言う考え方は斬新だった。インフレで物価が上がり始めている今だからこそ本当の意味での価値を考える為の手助けになる本だと思う。
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ちきりんさんの本はどれもいい。
マーケット感覚とは、自分という素材をどう市場で売り、価値を創造するのか。
何もないと諦めるなではなく、自分を市場にさらし、何が強みなのかを知り、売り方を考えることこそが、幸福創造の切り札だと学びました。
私はパートナー探しに挑戦しており、そうしたことも、マーケット感覚を磨き抜くなかで、自分の希望を叶えられるのではないかと思えました。その意味でもとても良かった良書です。
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実は世の中の大半の問題は、ひとつの手法を使って考え続けるより、論理的な思考とマーケット感覚という二つのアプローチで両側から考えたほうが圧倒的に早く現実的で豊かな答えに到達できます。
市場化が進む社会で高く売れるのは「良い商品」ではなく「需要に比べて供給が少ない」商品なのです。
供給の少ないもので、強く求められるものは何か?と考える癖をつける。
多くの日本人にはプライシング(値付け)の経験が決定的に不足しています。
相場にこだわらず自分にとっての価値で判断すること。相場の価格にこだわっていたら「本当に欲しいもの」は手に入らず反対に「たいして欲しくもないもの」を高い値段で買ってしまうことにもなりかねません。
確かに世の中にはお金だけで動く人もいます。しかし、大半の人はそんなに単純ではありません。私達のインセンティブシステムは、もっと複雑で繊細かつ、現実的なものなのです。
問題があれば、まずは人間のインセンティブシステムを利用してなんとかできないか考えるべきなのです。そうすれば、嬉々として問題を解決する人が現れるのですから。
もう一つの組織と市場の意思決定方法の違いは、組織が決めてから→やるのに対し、市場はやってみてから→決めるという点にある。
ブログとTwitterは市場性が高く、フェイスブックやLINEは相対取引要素が強い。
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まさしくタイトルにあるような「マーケット感覚」を養うための本。本当に著者のような方は日々アンテナを張って、世間を見ているのだなと感嘆。
将来再読したい本の一。
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自分に足りないものは正しくマーケット感覚だったと思いました。大切なのは自分のやりたいこと、自分の得意なことと、市場のニーズをうまく合わせる感覚。
最初からニーズが分かれば問題ない訳だけど、そんな人はまずいない。トライ&エラーを繰り返しながら学び続けるしかないし、それが大切だったりします。
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面白かった。
ちきりんの本は例が分かりやすく秀逸。
文章が非常に読みやすい。
日本は国や学校などはマーケット感覚がない、というのは今のコロナ禍でモヤっとしていた気持ちを一言であらわしていたと思う。
またこれからは良い学校に行って大企業に入って〜というのが良しとされていた時代とは違うのだなと感じた。
努力についての箇所も良かった。
マーケット感覚を持っているのと持っていないのでは人生が大分違ってくると感じた。
何度も読みたいと思えた。
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新規事業を志す人だったり、自分を新たな場所に売り込む必要のある人によさそうな本。マーケットとはなにか、今の時代にあわせたサクセスの例示と共にわかりやすく書いてある。
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なんとなく欲しくなるものやいいイメージを持つものに対して、その理由を教えてくれて、一般化まで紹介してくれる。
自分の強みを探して勝てる市場で戦おうという内容にもなっている。
Posted by ブクログ
1 どんな本?
ちきりんの「コレからの時代に必要な能力」シ
リーズ四部作の一つ。マーケット感覚=「価値を
認識する力」として、発掘されていない需要や自
己の価値に対して分かるようになる方法を説く
本。
2 なんで読んだの?
(1) ちきりんの本だから。
(2) マーケット感覚を生活に活かす方法
(3) 生活に活かす事ができる状態
3 著者の問題提起
金塊の価値を理解できるから金塊を換金でき
る。金塊以外の物の価値に気付いてますか?
4 命題に至った理由
時代の変化に伴い様々なビジネスが生まれて来
ているから。
5 著者の解
価値に気づく力が有ると時代の変化に対応でき
るし、人生を切り拓く事ができる。
6 構 成
全7章260頁構成
マーケット感覚とは?から始まり、市場の力
〜価値とは?〜マーケット感覚を磨く方法〜変わ
らなければ替えられるで終わる。
7 重要な語句・文
(1) プライシング
(2) インセンティブシステム
(3) 作り込みよりとりあえずやってみる。
(4) 失敗と成功の関係を理解する。
(5) 変わらなければ替えられる。
(6) 一生一つの専門性は無理
(7) 私的援助こそ弱者を切り捨てる
8 感 想
私には足りない感覚だと感じた。社会の変化に
ついて行けるようになりたいと感じた。取り残さ
れる恐怖すら感じた。
刺さったのは失敗と成功の関係。欧米では失敗
した事の無い人は評価されない。チャレンジ経験
が無いとか成功への道のりを知らない人だと判断
されるらしい。考えを改めたい。
深く知りたい事はインセンティブシステム。人
は何で動くのだろう?
人に勧めるなら私的援助こそ弱者を切り捨て
る事。市場原理は何処にでも働いている。
図やチャートで失敗が成功に不可欠な事等が分
かりやすかった。
タイトル通りのマーケット感覚の身につけを勧
める本だった。
9 TODO
(1) とりあえずやってみて修正(なんでも)
(2) 変化にポジティブになる。
(3) インセンティブシステムを意識(行動原理)
10 問 い
求められるのは?
11 答 え
柔軟性
Posted by ブクログ
私が提供できる市場価値を見出すことは、大人であるなら当然身につけるべきスキルだという宇多田ヒカルの歌の歌詞を思い出した。資格や学歴だけではなく、それを通して自身が身につけた能力をメタ認知するコツも漸く腹落ちした感がある。自身はなかなか上手くできていないが、走り出してから考える手法の効果も納得した。
Posted by ブクログ
本書は、論理思考と対になる、全ての人の働き方や生き方に関わるマーケット感覚について、日常の具体例を示しながら話を進めていく。自分のそばにある価値あるものを認識する、気付く能力を獲得するすべを学んでいく。
Posted by ブクログ
読みやすい。
マーケット感覚を大きく分けると2つになる。
一つ目は、自分がお金を払う際のマーケット感覚。
例えば今買おうとしているモノは、自分にとってその価格の価値があるのか判断できること。
それがないと50%オフセールというだけで、自分の基準ではなく安い!と購入してしまう。
これは自然と身に付いていた。
二つ目は自分の価値や置かれている立場の価値を見い出すマーケット感覚。
これは全く身に付いていない。自分に何か市場で求められている価値の素がないかと探して、気がつけるか意識していきたい。
・どんな分野でも10年働いたら価値ある能力は身についている。もしそれがないと感じるなら、足りないのは価値ある能力ではなく、価値ある能力に気がつく能力である。
・ANAのライバルはオンライン会議やネット通販かもしれないという考えが、マーケット感覚
・高く売れるのはよい商品ではなく、需要に比べて供給が少ない商品
・今後は英語よりインドネシア語ができる方が有利かもしれない
・20代でルックスは良いが、年収が低い男性が婚活に使う場所は結婚情報サービス会社ではなく、合コン等
・これならお金を払ってでも手に入れたい人がきっといると気づく能力がマーケット感覚
・ちきりんセレクト(ブログ)
・自分が困難に直面してそれを苦労して解決したら、その情報は多くの人にとって価値があるのかもしれない
・草むしりや花を手むけるお墓参り代行者、一緒に不用品を選別してくれる価値がある
・相場より安い値段だから良いと思うのではなく、自分にとってその金額を稼ぐのにどれだけ働く必要があるのか、それでも手に入れたいモノなのか、それだけの価値があるモノなのか考える。人がその値段で買っているから自分もその値段で価値があるかどうかは別。
・あれがやりたい、これを実現したい!と自分の欲望に素直に向き合うと自分の欲望センサーの感度が高まり、他者の欲望や人間全体に共通するインセンティブシステムについても理解が進む。するとビジネスで成功する。
・皿洗いが面倒だと素直に思うことで、食洗機が市場に登場する
・自分の欲望と向き合い人間のインセンティブシステムに関心を持つ
・なんでも無理な可能性がある、規制があるかもしれないと考える規制脳はという病気
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マーケット感覚とは?
…売れるものに気付く能力、価値を認識する能力
・何かがヒットしている、、
考える癖、なぜ?、今後は?
・市場操作、、、貯金は良いもの→消費から貯蓄に資金流入、商品を売る、という流れ
ex)ハミガキ粉の会社の「歯磨き」も同じ考え方
→マーケットを動かすということ
>感覚を鍛えるためにやろうと思ったこと
欲を出す、言葉に出す
とりあえずやってみて市場に判断してもらうことも大事
マーケット感覚を身につけて変わることを楽しめる、金銭感覚ではなく自分の価値基準で消費行動ができるようになろう、と心に決めた。
Posted by ブクログ
面白かった!今は何も持っていない(持っていることに気付いてない)と嘆いている人も何となく希望を持てるような内容だった。当たり前のことにいかに気付くか、色んな方向から考えられるかが重要。
Posted by ブクログ
11.1 マーケット感覚を身につけよう
「価値を見極め認識する能力」
如何に「価値」に気付けるかは、その人の経験も重要。だからこそ、誰にでもチャンスはあるといえるし、理解をしようとしない限りいつまでも気付けない。どんどん経験し学ぼう!
Posted by ブクログ
●市場の選択が成功への第一歩
(ex)低収入のイケメンはナンパ市場や、合コンでは価値が高いが、高収入で口下手は婚活市場で価値が高い
そう言ったマーケットで戦うことが重要
●誰かに選んで貰うと言う価値
(ex)①ユニクロの様な商品が多いブランドより、セレクトショップの様な、誰かが選んでくれたお店に価値がある
②北海道砂川市にあるいわた書店は、あなたにピッタリな本を10,000円分送りますと言うサービがある
●規則や罰則で解決しようとしない
(ex)社員旅行を義務化➡︎一年に一度開催してた社員旅行を2年に一度にして、沖縄など豪華リゾートにする
●やってみてから考える(考えてから実行していては、トレンドに置いていかれる可能性がある)
Posted by ブクログ
2015年の本であり、少し古く感じられる例もあったが、マーケット感覚を持って世界を見ることの重要性が分かりやすく書かれた良書。
自分のアタマで、物の価値・自分自身の価値を問い直してみる、良いきっかけになった。
Posted by ブクログ
物の値段て買う側が決めてるよなーと思ってたけど、それがきちんと説明された感じ
ANAとカツラの話になるほどなぁと
コロナ前に書かれた本なのに、ANAはまさにその通りに価値の転換が起こっててびっくり
Posted by ブクログ
社会が市場化していくという考え方はいい気づきになった。受け手が感じる価値に合わせたプライシングが今後は当たり前になっていくのだろうと思う。プロトタイピングでフィードバックを得て進化させる。変わらなければ替えられるなど、学びの多い読書だった。
Posted by ブクログ
失敗しないよう十分に注意する
うまくできるようになるまで勉強する
のではない。そんなやり方では準備と勉強だけで一生が終わってしまう。
とりあえずやってみる→失敗し学びを得る→もう一度やってみる
を繰り返す。
できるとわかっていることばかりに時間使わず、できないかもしれない大きな目標に早くチャレンジしろ。もちろん失敗するだろうが、話はそれからだというわけだ。
組織型の 決めてからやる
市場型の やってみてから決める
大きな波がやってきたときに、驚いて右往左往し、沈みゆく船にしがみつくことにならないために
せんもんせいをみにつける。一生に一つではなく、10年に一つくらい。
⇨新卒から10年経って身につけたものがあるので次に移っても良いと背中を押された気持ち。
専門性を身につけ、かつ、変化する必要がある
→長い人生+早い変化の時代を生きていける
Posted by ブクログ
多方面からの視点と抽象概念の事をずっと書いてるから、わかりやすいのかもしれないけど、深掘りする前に次の例とかになるから表面的に感じたかな。
まあそれら事がなかなか出来ないからこそ色々な例を交えて何度も反復って事なんだろうけど
Posted by ブクログ
重要なのは、ノウハウや知識を覚えることではなく、過去に経験のない場面に遭遇した時にも、自分で判断できる独自の基準や肌感覚を持つことです。経験から得られる嗅覚や根本的な理解力が大切。
欲望に素直になる
自分は何が不満なのか?→自分の理想はどんな状態?→自分が欲しいものは何?→実現!!!
どうやったら強権(規制を強化)を発動せずみんなが自分から動くようになるか?考える。気持ちの持ち方次第でマーケット感覚は鍛えられる。
「やってみて→決める」素早い行動と意思決定
「決めてから→やる」細部までの作り込み
前者の方がスピード感があり、マーケットの世界に向いている。