感情タグBEST3
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あとがきにも書いておられたが,わかりやすく整理されていて,イスラム国のなるべくしてなってしまった状況が腑に落ちた.煽るだけ煽っているようなマスコミや政治家も,この本を読んでこれからの方針を考えたらいいと思った.
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ニュースでよく耳にするフレーズ一つ一つが理解できる本。今は一時ほどメディアでは取り上げられていないがイスラム国勢力が弱まったわけではない。日本人人質問題後も引き続きメディアはニュースとして取り上げていかなければいけないと思う。
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■シリアのアラウィー派
■サイクス・ピコ協定
・サイクスはイギリスの中東専門家
・ピコはフランスの外交官
■第一次世界大戦とオスマン帝国の滅亡
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タイトルに「野望」とあるが、イスラム社会の現状を分かりやすく解説されています。
再度読み返してみたいと思います。
それにしても多くの国、民族、宗教派閥の対立が複雑だ。
第一次大戦後の「サイクス・ピコ協定」によるオスマン帝国の解体。対立の原因はここにある。
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2017年91冊目
読書会3Bの10月度テーマ本でした。
中東についてはニュースで見てなんとなくわかっているようでわかっていない。
本書はイラン、イラク、クエート、シリアなどの中東の国々とアメリカやイギリス
そしてロシアとの関係性をとてもわかりやすく説明しています。
もちろんタイトル通り、イスラム国が生まれてきた背景などもわかります。
中東を理解する上ではオススメの一冊です。
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イスラム国だけではなく、イスラム教の基本知識についても丁寧に解説されていたので、分かりやすい一冊。ちょっと前に読んだ「イスラム国の衝撃」より先に読んでおけばよかった。
そして、日本人ジャーナリスト殺害以後について言及された書籍が出たら照らし合わせながら読みたい。
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平易な文章で書かれてあり、前知識を余り必要としないところはとても助かったが、文章テンポが悪い所が所々にあったと感じた。ユーモラスに富んでいて、面接の件は思わず吹き出した。面白い文章は好きなので、好印象。 ☆3.5
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中東情勢について、色々な本を読み進めているのでその一つとして読んだ。
簡潔に書かれているので、わかりやすいが、やはりそれはある程度自分に知識が入ってるからでもある。
宗教や歴史を含めてある程度まとめて知識を入れないと中東情勢はなかなか理解できないなぁと思う。
それだけ日本は中東と遠いということだろう。
石油などの資源の関わりは深いけど。
中東とひとくくりにはできないが、どの立場からも日本は反感を持たれにくいのは事実で、それを活かせないかという締めであった。
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中東のそれぞれの国の歴史、文化、民族、宗教が複雑に絡み合っている。また、その支援国として米国、ロシアが何かしらの援助をしている。そんな中で、日本は中東での評価は悪くなかったことがよく分かる。しかしながら、それを安部首相がぶち壊したのは残念過ぎる。
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連日のニュースでの高橋和夫さんの解説がとてもわかりやすかったので、著書を読んでみようと思い、手に取りました。
いくつもの国が分裂し、立場がころころ変わる、わかりにくい中東問題を、わかりやすい順番で、わかりやすい言葉で書かれているので、ほとんど何も知らなかったわたしでも理解できました。
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今、引っ張りだこの高橋和夫氏の著書。簡明でわかりやすい。イスラム国関連で最初に読むのに適した一冊だと思う。
第一次大戦後の中東地域の歴史もざっくりとおさらいし、どういった人々が集まりイスラム国を形成したのかがわかる。
イスラム国関連のニュースがだいぶわかりやすくなる。
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たとえ話が多くて、ひとつひとつがおもしろい。
次元のひどく異なるたとえ話なんだけど、その話自体は、わりと正確。
スンニー派とシーア派は、イスラム教の2大宗派。
約9割がスンニー派、約1割がシーア派。
イスラム世界に引かれた国境線は、ヨーロッパ列強国が勝手に引いた線であり、そこで生活しているイスラム教徒たちには必然性の感じられない不合理なもの。
したがって、イスラム圏の人々がイスラム世界を統一し、欧米の干渉受けないイスラム国家を樹立したいと願うのは自然な感情。
イスラム国はサイクス・ピコ協定の破棄を主張してる。
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すごく分かりやすかった。中東の複雑さはぱっと見かなり難解だが、イラク、イラン、シリア、トルコ・・・そしてアメリカ。それぞれに過去どういう経緯があって、それがどう今に至るのかが理解出来る。
今私がこの状況を知ったからといって、世界の何が変わる訳ではないのだけど、でも知らないでただ気味悪がっているよりはいい。
それにやはり歴史は興味深い。利権、国と国との微妙な力関係、民族意識。テレビでボンヤリと見ていたそれぞれのニュースが、実はすごく身近な争いの感情から生まれていること、そしてそれらは別々の事件に一見見えても実はどこかで繋がっていること。
読み進めるにつれて、パズルが解けていくようだった。