感情タグBEST3
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本格推理の短編集です(^^)/
以前読んだ作品の登場人物…サブさんの弟が主人公ですが、作品はこっちが先かな(・・?
その名前真紅郎と同じ…シンクロ推理で事件を解決するのが特徴ですね(^_-)
私たちも考え事をする時に…いくつかの事柄をシンクロさせて考え、その交わったところに答えを出す。みたいなこともあるので、次元は違うんだけど共感できました(*^_^*)
全体的に物悲しい、ちょっと寂しげな雰囲気が漂っていますね★
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「二つの波がシンクロする……シンクロする……。」
読者がこの本にシンクロ出来るほどに内容を理解できなければ、楽しめない本かもしれません。
読み易い本ではあると思う。
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林真紅郎、元法医学者。
一件無秩序に思えるばらばらに示される謎の数々。
あらゆる可能性の波形を読み取り、その波をシンクロする一点を見据える「シンクロ推理」が謎を解き明かす!!
(二つの波がシンクロする・・・・・・シンクロする・・・・・・そして重なった!)
推理界に新たな光をもたらした林氏の5つの活躍をお楽しみください。
Posted by ブクログ
5編の短編集ですが「林真紅郎」という主人公が探偵ではないし警察関係でもなく何だか立場がというか立ち位置がよく分からない。
事件というか事故というか、謎を解明して行くのだが妄想癖なのかよく分からない。
そうそう偶然が重なるとは思えない。
乾くるみさんの推理小説作品では、「カラット探偵事務所の事件簿」の方が面白かったです。
Posted by ブクログ
全5編の短編小説です。
本格推理小説と銘打ってますが、斜め上を行く展開のため、解決を読み解くのは難しいと思います。
話のテンポは良いため、軽く読む分には楽しめる作品になっています。
中に1つ暗号をテーマにした作品があり、作品中にも書かれているように、ホームズの踊る人形同様の進め方で解読できるので、時間をかけて楽しんでは如何でしょうか。
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乾くるみだからと期待し過ぎたらさらーっと終ってしまった。。。
残念。。。
奥さんの死とか何かしらドンデン的なモノがあると期待してしまったのだけど。。。
あ、でもこれシリーズなのか??
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主人公が謎を解く短編を5つ収録。
どの事件も人が死んではいるものの、残酷過ぎない。
謎解きも難解でなく、どことなく哀愁漂う理由だったりするので
気持ち悪くなることもなく、さらっと読めてしまう。
ただ、逆にそれが本全体をぼんやりさせてしまっていた。
主人公に妻を亡くした心の傷があるという設定が、
そこまで上手く活かし切れていないのでは? という印象も。
それが主人公をどこか冷めていてクールな感じの存在にはしていても、
それ以上でもなくそれ以下でもない、というか。
ただ単にぼんやり暗い影を落としているだけにも思えて、物足りない。
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林一族シリーズ。法医学者の主人公の割りに、その設定が今ひとつ生かされていない気がしてならない。キャラを立たせるのか、ストーリーで押すのか。軽く読める短編集なので構わない話ではあるのだが。一つ作品を上げるなら「陽炎のように」。何一つ解決しないというストーリーもさることながら、暑い日のファミリーレストランというどこにでもある光景で、話されている内容はとても暗い。そしてその会話から出てくる疑念、恐怖に近い感覚すら覚える。その暗さと明るい夏の太陽との対比がとても印象に残っている。
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「過去からきた暗号」は圧巻。
この精密に作られた暗号だけで十分読む価値があります。
あとの4編もよく考えられているとは思うのですが、
若干肩透かしなところも多く、
スッキリとした解決を期待している人はきっとモヤっとします。
Posted by ブクログ
元法医学者の林真紅朗。愛妻を事故で亡くし、勤務先の大学を辞めて隠居生活をしてた。そんな彼に起きた五つの事件の短篇集です。
「いちばん奥の個室」
12歳の姪に連れられて言ったコンサートで事件が起きた。ステージのマジックで消えた女性が、トイレの個室で殴打された姿で発見されたのだ。マジックのからくり・トイレの個室の密室。真紅朗は、事件の真相に迫る。
「ひいらぎ駅の怪事件」
大学時代の親友と飲んだ帰り道。二人で雨の中を傘を差してひいらぎ駅に着くと事件が起こった。白人の女性が階段から落ちたのだ。救急車を呼び救急隊の到着を待っていると、階段で座って携帯をいじくっていた女の子がカメラを盗まれたと騒ぎ出した。白人女性の転落・カメラの紛失。一見繋がりの無いじけんだったが・・・。
「陽炎のように」
夏の暑い日、大学時代の友達の妻が亡くなった事を聞いた。告別式の帰り、別の友達と寄ったファミレスで、彼女の死んだ理由・最近起きた手首を持ち帰る連続殺人との関連を推理するのだが・・・。
「過去から来た暗号」
小学生の頃の友達と偶然に街中で再会する。小学生の頃、真紅朗が作ったと言う暗号文が家にあるが、解読表が見つからず解いてくれないか?と頼まれる。真紅朗は、暗号文を解く事に熱中しはじめたのだが・・・。
「雪とボウガンとパズル」
初雪が降りペットの犬が煩く仕方なく早朝散歩に出掛けた。そこで元教え子と出会い成り行きで、大学生の寮に行ったのだが、そこで二階の学生が雪の中に倒れていた。胸には、ボウガンが突き刺さっていた。窓は開けられていたが、ドアは閉まっていて雪の上には、犯人の痕跡が無い。真紅朗は、情報を集めやがて真実に近づく・・・。
推理する過程を楽しむ本かな?ちょっとキャラが弱い感じがします。ん〜短編だからかな?西澤さんの後に読んだので推理の方も弱く感じます。ここら辺は西澤さんの方が上ですね
ん〜「イニエーション・ラブ」を書いた人なんだけどな・・・