【感想・ネタバレ】マンガでやさしくわかるアドラー心理学のレビュー

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ネタバレ 購入済み

よくわかる

他人の性格によって、依頼の仕方を変える。能力によっては変えていたが。これはあまり認識していなかった。
その他、色々試してみたいことが多い。

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2015年06月15日

Posted by ブクログ

表現の仕方が同じ「マンガ」でも、
著者が違うと視点がまた変わる。
本質的には同じことを言っていても、
見え方がまた変わる。
それがとても面白い。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

アドラー心理学の基礎が漫画とともに説明されていて、具体例をイメージしながら読み進めることができた。周りの人を勇気づけできるような関わりを意識していきたい。自分の言動が無意識のうちに相手を傷つけていたり勇気くじきをしたりしてしまっているかもしれない。自分の言動をメタ認知する様に心がけて、自分も周りも幸せになれるような人間関係作りを意識したい。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

4年の時を経て再読しました。マンガに出てくる由香里さんと同じことを自分に対してやってしまっていたなと感じました。「『自己啓発』の租」と表紙に書かれているので少し抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、一度読む価値はあります。

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2023年03月03日

購入済み

自立的にする方法

褒めるのではなく、勇気付けを行うこと!

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2021年01月24日

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心理学の三大巨頭。フロイト、アドラー、ユング。
アドラー心理学のまとめ
1.自分を主人公にする。
人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく、自ら運命を創造する力がある。
2.人間の行動には目的がある。
過去の原因ではなく、未来の目標を見据えている人間の行動には、その人特有の意思を伴う目的がある。
3.人は心も体もたった一つ。
人は心の中が矛盾対立する生き物ではなく、一人一人かけがえのない、分割不能な存在である。
4.誰もが自分だけのメガネを通してものを見ている。
人間は自分流の主観的な意味付けを通して物事を把握する。
5.全ての行動には相手役がいる。
人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である。

あなたを作ったのはあなた。あなたを変えうるのもあなた。

人間がピンチに陥った時に支配されやすくなる誤りをbasic mistake と呼ぶ。
1.決めつけ
2.誇張
3.見落とし
4.過度の一般化
5.誤った価値観

ライフスタイルとは、性格よりもっと広い、自分についての信念。自分の周りの世界に対する信念を含めて呼ぶ。

ライフスタイルの構成要素。
1.自己概念。自己についての信念。
私は〇〇である。
2.世界像。世界の現状についての信念。
世界は〇〇である。
3.自己理想。自己、世界の理想についての信念。
私は〇〇であるべきである。
人生は私に対して〇〇であって欲しい。

ライフタスクとは人生で直面しなければならない様々な課題のこと。
1.仕事のタスク
2.交友のタスク
3.愛のタスク

困難を克服する活力を奪う勇気のくじき
1.高すぎるハードル
2.達成出来ていない部分の指摘
3.人格否定

原因を探ることは解説にはなるけれど、解決につながらない。

怒りの感情は、感情の中でも最も対人関係の要素の強い二次感情。その根底に、傷つき、寂しさ、悲しみ、心配、落胆などの一次感情がある。

自己決定性。あなたを作ったのはあなた。あなたを変え得るのもあなた。

困難を克服する力。つまり、勇気を発揮するポイント
1.尊敬、信頼に基づく人間関係をベースとする。
2.パーソナリティの違いを認める。
3.短所は長所に置き換える。
4.時に直面する。つまり、相対する。

人は出来事に対して客観的に、ありのまま受け取るのではなく、自分特有のものの見方、認知の仕方で主観的、個人的な現実として印象付けてしまうもの。つまり、人は事実をそのまま受け入れず、思い込みの世界で生きている。

他者の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること。共感とは、相手の関心、考え方、感情や置かれている状況などに関心を持つこと。同情とは異なる。

あらゆる行動には相手役がいる。
良い人間関係を築くガイドライン。
1.尊敬。礼節を持って接する態度。
2.信頼。相手の背後にある善意を見つけようとし、信じること。
3.協力
4.共感

重要なことは、人が何を持っているか。ではなく、与えられたものをどう使うか。である。こらは感情や劣等感も含まれ、どう使うかが重要である。

ほめることと勇気づけは異なる。
勇気づけの鍵は、所属感、信頼感、貢献感。主観で感じることが大切。
自分自身を勇気づけるには、ポジティブな言葉をはっきり使うこと。

セルフモチベーションを持ち、自分自身を勇気づける言葉。
・私はユニークで有能な人間だ。生活上の行動について自分で決断できる。
・私には個性的な特性やポジティブな側面があり、あらゆる生活環境の中でそれらを使うことができる。
・私はポジティブな特性を認識でき、そららに焦点を当てることが出来る。
・私は人生の困難を直視し、それらを乗り越えられる課題だとみなす。
・私は過ち、間違い、失敗を学びと成長を得る可能性だと受け止める。
・私は達成と完璧よりも努力と前進に焦点を当てる。
・この世界の中で、私の人生には目的と意味がある。
・私は自分や他人が見たり、思ったりする以上の人間だ。
・私は、自分が本当になりたい人のように振る舞っている。

他者を勇気づける方法
1.良い所を見つける。
2.加点主義で関わる。
3.プロセスを重視する。
4.失敗を受け入れる。
5.感謝を伝える。

アドラー心理学の一端を知り共感できた。これからの自分の人生の礎となる。

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2018年11月24日

Posted by ブクログ

マンガで、わかりやすかった。
他人を変えるよりも、まずは自分が変わること。
その変え方がわかる。
変え方も、すごくプラス思考でよい。
わかりやすい。
自分の感情をコントロールして、心穏やかに過ごせるようになりたい。
もっと深く、アドラー心理学について知りたくなりました。

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2022年01月04日

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マンガ形式でアドラー心理学についての概要が書かれているため、初めてアドラー心理学を学ぶ方にも分かりやすいです。

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2023年04月13日

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アドラー心理学の実践を知る前に読むのによい本。マンガと解説が交互になっており、マンガはとても読みやすい。解説の文はすこし難しく感じたので、マンガのところを読みながら読み進めた。

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2023年02月14日

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初学者より他の本などで興味を持ってから補完、理解促進のために使うとよい
内容はシンプルで30〜40分程度で読める

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2022年03月12日

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 マンガも読みやすく(小アドラーに愛嬌がある)、アドラー心理学の理解に役立った。章末のコラムでアドラーその人の歩みも判った。身長154センチというのは知らなかった。
 過去志向の原因論から未来志向の目的論への切り替え
 二次感情としての怒り
 誕生順位による性格傾向
 認知論・対人関係論
 ……等々、これらを活かせるかどうかは、私の人生の主役であるワタシ次第ということか。

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2022年01月15日

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漫画の主人公が「アドラー心理学」をヒントに、明るく成長する姿が描かれている為、実践後の将来へ好印象を持ちました。主人公の前島さんと野村さんの発展性にキュンです。人間 自立した後に楽しいことが待ち受けているのは本当のようですね♪

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2021年10月12日

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勇気づけは困難を克服する活力
行動は目的論(未来志向)
怒りは二次感情
感情は建設的に扱う
人は主観的な意味づけをして物事を把握する
わかる→できる→身につく
無自覚的器用さ→自覚的不器用さ→自覚的器用さ
勇気づける方法
⑴良い出し⑵加点主義⑶プロセス重視⑷失敗を受け入れる⑸感謝を伝える

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2021年01月30日

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要約
アドラー心理学を漫画でとてもわかりやすく説明してくれている本。
自分の捉え方で物事の見え方は変わり、その場の感情ではなく、冷静に事実や相手の思いを考えることで物事はうまくいく。

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2019年05月06日

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ネタバレ

キャラクターの魅力付けからして漫画自体がけっこう面白い。

以下、読書メモ。

目的論
未来志向、主体性、
当事者意識、勇気づけ

感情は特定の人にある目的を持って
自ら環境や習慣を支配できる
嫉妬や劣等感もパートナー

嫉妬は三者間、羨望は二者間
劣等感を逆手にとって

共通感覚
1 他者の目線で自問自答
2 その瞬間を捉える
3 建設的発想、対応

二次感情
怒りの根底には、傷つき、寂しさ悲しみ、心配、落胆、など。

感情の区分
1 五感的な快、不快、
2 気分、比較的持続
3 情動、激しく一時的

勇気づけ
人間関係をベースに、個性を認める、短所は長所に、時には直面化

1 自分を主人公にする。
2 自分の行動には目的がある。
3 心と体は分割不可能
4 誰もが自分のメガネを通して見る
5 全ての行動には相手役がいる。

共同体感覚
所属、共感、信頼感、貢献感
共感する力を養う
モニタリング、別の私的論理、一段上から

実践法
七転び八起きの三日坊主

勇気づけ法
1 ダメ出しではなく良いだし
2 共感視点の加点主義
3 プロセス重視、小さな進歩や努力
4 失敗は学習のチャンス
5 感謝を伝える

勇気くじき
高すぎるハードル
達成できていない部分の指摘
人格否定

ライフタスク
仕事、交友、愛
役割、他者、家族

良い人間関係
尊敬、信頼、協力、共感

ベーシックミステイクス
決めつけ :負の言霊
誇張 :一部で全部そうと思う
見落とし :ただ見えないだけ
超一般化 :誇大妄想
誤価値観 :自虐的に、破壊的に

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2018年06月06日

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駆け足で読んでしまったから、もう一度読み直したい。 身に染みるとこもあるし、こういう考え方を学びたい。張り詰めた気持ちを緩めてくれる感じ

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2017年11月17日

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心理学も改訂、進歩するんですね。
マドラーの仕事、「人格形成期」が、四歳、5歳から、8歳から10歳に変わったこと。
その他も付加されたなどを知ることが出来ました。

学問は、原典だけで済ませるのでなく、新しい書籍も読む大切さ知りました。

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2017年04月09日

Posted by ブクログ

漫画と解説部分がよくリンクしていて、とてもわかりやすかった。主人公の洋菓子チェーンに勤める女性はなかなか極端な性格だけど、だからこそアドラーの教えを受けてポジティブに変わっていくさまがわかりやすい。

「原因を探ることは、解説にはなるけれど解決に結びつかない」
「二次感情」としての「怒り」の根底には、「落胆、心配、悲しみ、寂しさ、傷つき」といった「一次感情」があり、それを理解すべき。
良い人間関係を築くためには、「尊敬、信頼、協力、共感」が重要。

未来志向が徹底しているところが良い。

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2016年09月14日

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ネタバレ

I can not ‥、I will not‥

ヨイ出し
加点主義
プロセス重視
失敗を受け入れる
感謝を伝える

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

わかりやすい。
自己啓発や上に立つ立場の人が読んでもとっても役に立ちそうですね。
ずっと気になってたアドラー心理学なので、読んでみて良かったです。

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2023年03月11日

Posted by ブクログ

アドラー心理学に触れる最初の一冊として講読しました。漫画パートと説明パートがテンポ良く重なり、説明も分かりやすいので、初心者には最初に読むに相応しい内容、レベルでした。
他者への勇気づけは今後活用しようと思います。相互尊敬、相互信頼をベースに、ヨイ出し、プロセス重視、失敗の受容、感謝を伝えるなど、未来志向、プラス思考の人間関係を築いていければと思いました。まずは身近な人達との関係からですね。

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2022年11月13日

Posted by ブクログ

漫画なのでとても読みやすかった。解説は少し難しいが、噛み砕かれた表現が多く理解には困らなかった。

未来志向で考えることの重要性を感じた。
褒めることと勇気づけることの違い、大切にしたい。

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2022年04月17日

Posted by ブクログ

アドラーを身近に知ることができる本。
多少読みにくさや強引さがあるのは、仕方ないか!
アドラー心理学の概念を知るには、良い。
しかし誇張されたり史実と異なる記載は、残念。

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2020年08月05日

Posted by ブクログ

一回で読んだだけではなかなか自分の知識にするのは難しいですが、漫画があり読みやすさはありました。
説明の部分が話が二転三転しているような気がする説明があったような気がします。

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

過去の原因を探るのではなく、未来志向になる。

その場の感情に流されず、客観視してみる。

物事は自分の捉え方で変わる。

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2020年03月29日

Posted by ブクログ

191112
漫画部分だけすぐに読んでしまった。解説部分も読もうとおもってもちょっと億劫になってしまった。

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2019年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アドラー心理学とは?
→勇気づけの心理学。同世代のフロイトは性的衝動(リビドー)を唱え人間とは飴と鞭で接することを基本としたのに対し、アドラーは、人間とは協力、信頼、共感し成長するものだと提唱。

勇気づけとは?
→困難や試練に打ち勝つための活力を与えること。
→ほめるとは異なる。ほめるのは上下関係(依存)や何かをして欲しい時の飴。

アドラー心理学の基本要素5つ
★→自己決定性、目的論、全体論、認知論、対人関係論
★→自己決定性 人間は過去や環境で人生が決められているわけではなく、未来を自分で想像する力がある
★→目的論 人の行動は全て自身の決断であり、環境やルーチンによって決まるものではない。ルーチンワークにも目的がある
★→全体論 心と身体は分離されておらず、一心同体である。無意識的得意、意識的不得意、意識的得意のループ。わかっちゃいるけど辞められないなんてない。
→認知論 人は必ず物事を主観的に捉える。捉え方も十人十色。相手を理解するときは相手の考え方に立ってみることが大事
★→対人関係論 感情も行動にも全て相手が存在する。相手は他者や自分(セルフトーク?)も含まれる

怒りとは?
→二次的感情。心配、不安、悲しさ、落胆などの一次的感情がきっかけとなり起こるもの
→相手が怒っているときは、その原因をさぐれ

嫉妬はなぜおこる?
→第三者に対し気に入られたり認められたりする際、または自身の立場が危ぶまれる際、ライバルに対して劣等感や対立感情が生まれて発生するもの

劣等感は良いもの?
→劣等感は、自分の目標となる人やイメージに対して感じるギャップ
→つまり、劣等感を持っていることは目標持っていることの表れ。何かに挑戦するときには必ず劣等感は存在するため、その劣等感をプラスにとらえる思考でいることが大事


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2019年11月03日

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アドラー心理学初心者の私でしたが、とてもわかりやすくサラサラっと読むことができました。

知人に「目的志向」に変えた方がいいね!と言われ、本書を手に取りました。その時はアドラー心理学でいう「未来志向」や「感情はコントロールできる」という思想に対して半信半疑でしたが、本書を読んで納得できました。

過去志向ではなく、未来志向に変えること」

言葉で言うのは簡単ですが、いざ実践しようと思うと難しいのではないか、と思っています…。長年かけて習慣化されてしまった私のネガティブな自動思考は、きっとすぐには直らないでしょう…笑 毎日慌ただしく生きていたら、きっとすぐに忘れてしまいそうな気がしているので、メモにまとめて見返そうと思っています。

また、アドラー心理学に関する別の書も読んでみたいと思っています!

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2018年05月06日

Posted by ブクログ

ストーリーと絡ませながら説明があると具体的に説明を理解しやすい。漫画だと特にそれが伝えやすいのだなと。この手の漫画では珍しくラストはそんな感じに。

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2017年12月09日

Posted by ブクログ

上司にお借りしました。また面白いハウツー本? 啓蒙本を借りたよね!
ガッと読むと意識に残らないので、わりとじわじわ読みましたよ。

ちょうど、「嫌われる勇気」を読んだのも去年の今頃やったんやね。こうやって思い出したように触れていきたい、アドラー心理学。

今回、主役となっている女性はエリアマネージャーという、中間管理職に近い立場の人。
なので、どちらかというと「周囲の人を勇気づける」と、いうことを中心に書かれていたけれど、どうしても私が求めちゃうのは、勇気づけてもらう方なんやね・・・。(;^ω^)

勇気づけてもらいたい・・・、と、いつまでも思ってたらあかんか。自立せえよと。

ほんで、この本を貸してくれはった上司は、私を勇気づけてくださっています・・・。ほんま、ありがたい・・・。


でもなあ。
今回取沙汰されていた「他者を勇気づける方法」なんやけれども、

よい出しをする
加点主義でかかわる
プロセスを重視する
失敗を受け入れる
感謝を伝える

これら上記のこと、私、めっちゃやってる自信がある。これだけはやってる自信がある。
全部やってる。でもそれって、「他人を否定しないこと」とか「所詮他人事と思ってる」とか、そういうスタンスなんかなあと思うところもあるんやけど・・・。

でも、こうやって書かれると、やってるよなあとあらためて思った。

そうか、だから、一緒に役員をやった面子に
「ユイがいたからこれだけ仲良くやれた」
とか
「絶対に必要なムードメーカーやった」
とか、いわれたのかもしれない・・・。とか・・・。

正直、個人的にはそんなことよりも数字に強いとか、記憶力がいいとか、頭の回転が速いとかそういう能力が欲しいよ・・・、と、思うんやけどね・・・。
能力は人それぞれやからいいのかもしれへん。

ほんで、自分のいいところをたまには自分で認めてあげよう。

プロセスの重視はケースバイケースやけれども、よい出しをすることと加点主義でかかわれるのは、(円滑な人間関係を作るためには)らくやなって思う。
逆に、ダメ出しをしまくり、減点主義の人を見てると
「そんなんでようやるなあ」
と、思うし、まったくウマが合わなかった。

加点主義とかよい出しやからって、愚痴や文句を言わないっていうことではないけれど、でもまあ、基本、言わないわなあ。いうた時点でそれが事実になってしまうからね(自分の中で)。

だから、口に出して文句をいうた時点で物事って終わりやねん(私にとっては)。
それで発散してスカーッと前向きになれる人ももちろんいてはるやろうけど、私はムリ。

「あ、この人無理」

って思うと、もうそれは取り戻せないから、極力いいところしか挙げない。
でもそれが、ことなかれ主義といわれればそうかもしれへんし、一番大事な子育てにおいてはその理論が通用しないんやけどね・・・。

「あ、うちの子無理」

とか、思ったらあかんやろ! 笑
どこまで口を出すべきなのか、出さないことは育児放棄なのか、ほんま、日々悩まされます。


あとは、私は他者に関してはこうやって加点主義で考えるのに、こと自分に関してはぜんっぜんあかん。
加点できない。自分自身を客観的に見ることがまったくできひん。

・・・けど、できひんできひんっていうててもあかんねんな。
それは、できひんのじゃなくて「したくない」のかもしれへんねん。

加点したら、
「ほんまにそれだけのことをやってるなら、次からもやるべきよね」
と、いうようにどんどんハードルを上げられるのが怖い。

責任を取らないとあかんのが怖い。

でも、それでいいのかなあって最近思うこともある。
加点したら即結果を出さなあかんわけではないし、自分に甘いくらいでもええんちゃうんかなとも思う。

だっていわゆる「ベイシック・ミステイクス」といわれる
「決めつけ」
「誇張」
「見落とし」
「過度の一般化」

ぜーーんぶ、やってるわ。

ひとつのミスで自分の価値観を決めつけ、まるで全員が敵だと現実を誇張して受け取り、自分を支持してくれる人に対して心が及ばないという見落とし。
そして、ひとつのミスだけで自分のすべてがアカンと一般化する、っちゅう基本的な誤りをし続けてる。

正直、そんなスパイラルにはまる私を誰かが拾ってくれないかと期待すらしているんやけど、いやいやいやいやいや。
そこから、自分で這い上がれるように自分で意識付けしていかないとあかんね。

他者に対してそれだけ加点評価ができ、前向きな関係を築こうとできるのなら、自分とだってそんな関係を築けるはずだよ。

私のために、そこは私ががんばらないとあかんね。
第三者に認めてもらいたいなんて甘えてたら、肝心なことを見落としてしまうんやわ。


なかなか、それが難しいんやけどね・・・。(;^ω^)


だって、よい出しも加点評価も、正直いうてしんどい。
この本に書かれている通り、ダメ出しのほうがよほど簡単やし、減点するほうがずっと楽ちんだよー。
(それで円滑な人間関係が生まれないのは重々承知してるけれども)

この人は何ができないか、じゃなくて、この人が得意なことは何かを考えることや、一つの物事に対して、この人はどう思うか、ほんで、どういう対応をするかっていうのを一生懸命想像してみることは、結構、しんどいねん。

しんどいねん・・・。(;^ω^)

みんなはそんなこと、さらっとやってるのかもしれへんけど(笑)、特に
「この人はこの事象に対してどう思うか」
と、いうのを常に想像するのが大変。ちょっと自分の首が回らなくなるとつい(想像することを)忘れてしまうし・・・。

ほんで、そんなことを考えてると、自分はどう思うのかということを見落としていってしまう。
あの人ならこういう、この人ならこうする、そればっかりを考えて、
「私は?」
と、なるねん。
気づけば、自分の意見を考えるための材料すらない。なんにもない。

結果、優柔不断だとか、即決できないとか、いわれちゃうのね。

それもそれなんやろうけれど・・・。
でもまあ、どこかでそんな自分でもいいんちゃうのと思うところもあるから、いつまでも変わらないのかもな。
一番いいのは、他人のことも、自分のこともちゃんと考えられる人やろうからな。

もちろんこんなことは、四六時中考えてるわけではないよ。
この面子で何かひとつのことを完遂せなあかんときに、この人は何ができる、あの人はどう動くか、っていうことを見てしまうということ。

べつに一緒になんかせなあかんわけでないときは緩い、緩いー。
そこらへんはほれ、団体競技の鬼でしたから。笑

感情が人を支配しているわけではないらしい。
人がある目的のために感情を使って成し遂げるんやって。

そんなこと、知ってる。
わかってる。

そして私は、成し遂げるために一番必要な感情は「好き」と、いうこと。
その人を好きになれれば、その他のネガティブな感情は基本的にコントロールできる。

好きになるためには、この人は何が得意か、何ができるかを見る。
できないことは見ない。それだけでいい。
できることを素敵だと言って、好きだと言う。

素敵な部分を認めて、好きだと言われたら大概の人は悪い気がしないから、そこに悪意は生まれなくなるのよ。

でもなあ。
そんなんが通用しないほど、もともと私に対して悪意と偏見をもたれていたら、もうどうしようもないよね。

いやいやいやいや、決めつけはよくないよね。もっとこう、リラックスして、やっていこう。
私の目標は、他者にやるのと同じくらい私を加点評価することかもな。

それにしてもこの本、ラストのロマンス風味なオチはびっくりしたよー(笑)。
ここにそれ、持ってくる(笑)!?

いろいろな意味で、楽しめました。漫画にしてもらうとやっぱり、わかりやすいね!

(2017.03.20)

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2017年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・まんがでやさしくわかるアドラー心理学実践編2だけで十分かもしれないので、後で要約を比較する。
・原因論では、人間の行動には原因があり、この原因が除去されない限りは問題が解決されないので、説明にはなるけど解決にはならない。
・アドラーの目的論では、人間の行動には目的があり、自分では気づいていないけれど、その目的に向かってより近づけようと努力するのが人間の行動。
・目的が高ければ現状とのギャップも大きくなり、それを劣等感と感じる。
・目的に対してポジティブにとらえることを建設的対応、ネガティブにとらえることを非建設的対応という。
・ライフスタイルとは、自己と世界の現状と理想についての信念の体系である。①自己概念:自己の現状についての信念(私は~である)、②世界像:世界の現状についての信念(女性は~である)、③自己理想:事故や世界の理想についての信念(私は~であるべき、世界は~であるべき)。
・ライフタスクとは、人生で直面する様々な課題であり、「しなければならないこと」。①仕事のタスク:役割や義務や責任が問われる生産活動への取り組み、②交友のタスク:身近な他者との付き合い、③愛のタスク:カップルを基本とし親子も含めた家族の関係。
・勇気くじきには、①高すぎるハードル設定(低すぎると成長できない)、②達成できなていない部分の指摘、③人格否定、がある。
・原因を探ることは解説にはなるけれど解決につながらない。
・人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握するのであり、事実をありのままに物事を客観的に把握することは不可能である。
・自分自身や世界に対するその人特有のものの見方や考え方や価値観のことを「私的論理」という。10人が同じ場所で同じ体験をしても、受け止め方は10通りある。
・私的論理について、非建設的に働き、自分自身も生きにくく、周囲との間でも摩擦を生じてしまいがちなゆがんだいみづ毛を伴う自滅的な認知のことを「ベイシックミステイクス」という。
・ベイシックミステイクスの代表的なものは、①決めつけ、②誇張、③見落とし、④過度の一般化、⑤誤った価値観、がある。
・コモンセンス(共通感覚)を養うには、他社の目で見、他者の耳で聞き、他者の心で感じること、つまり共感の姿勢が欠かせない。
・ベイシックミステイクスを脱却し、コモンセンスに導くには、①証拠探し、②その瞬間をとらえる、③建設的発想、が必要。
・見方を変えれば、短所は長所になる。
・感情は身体、思考、行動と密接に関連している。思考が担う「理性的回路」(考えてから行動する)に対して、感情は「非理性的回路」(思考をせずに感情のみで反射的に行動する)を分担している。
・怒りは、感情の中でも最も対人関係の強い「二次感情」と言われ、根底には「一時感情(心配、悲しみ、寂しさ、傷つき等)」がある。
・共感とは、相手の関心、考え方、感情、置かれている状況などに関心を持つこと。ベースには尊敬や信頼、関心は相手、感情は信頼から始まりコントロールできる。同情は共感より深く入り込んでしまった状態。
・共感を養うには、客観的に見る訓練をしたり、別の私的論理で物事を見る訓練をする。
・相手役とは、その人の行動によって自分が影響を受け、特定の感情を抱き、何らかの応答をする人のこと。相手役は自分自身であることもある。
・良い人間関係を築くには、尊敬、信頼、協力、共感が必要。
・感情が人間を動かすのではなく、人がある目的のために感情を使って何かを成し遂げる。
・感情はある状況で、特定の相手役に、ある目的(意図)を持って使われる。
・感情はコントロールできる。要は建設的に対応するか、非建設的に対応するかは自分が握っている。
・感情は、(嫉妬や劣等感ですら)自分のパートナー。
・劣等感には、他者との比較で抱く対他的劣等感と、こうありたいと思う目標と現実の自分とのギャップに直面したときに抱く陰性感情(みじめさ、不安、焦り等)である対自的劣等感がある。
・劣等感は健康で正常な努力と成長の刺激で、全ての人は劣等感を持ち、成功と優越性を追求する。つまり、劣等感は、目標を持ちよりよく生きようとすることに伴う感情であり、自分が今日あるのを振り返ると劣等感のお陰様と言ってよい部分が多々ある。
・劣等感そのものが問題ではなく、劣等感をどう使うかが重要。
・重要なことは、人が何を持っているかではなく、与えられたものをどう使うかである。
・劣等感の非建設的な対応では、①無理に押し殺そうとする、②自分を憐れむ材料にする、③他者を巻き込む、がある。これらがひどくなると劣等コンプレックス(自分が劣等であることをひけらかして、人生で取り組まなければならない課題(ライフタスク)を避けようとすること)になる。
・劣等感の建設的な対応は、劣等感を原動力として行動を起こす。
・勇気づけには、①尊敬や信頼に基づく人間関係をベースとすること、②パーソナリティを認めること、③短所は長所に置き換えること、④時に直面化すること、が必要。
・勇気づけは、困難を克服する活力を与え、共感的態度で対等な関係であり、相手を自律的にすること。
・ほめるは、優れている点を評価賞賛し、評価的態度で上下関係があり、相手を依存的にすること。
・自分自身への勇気づけには、①所属感:会社や家庭や地域等で自分自身の居場所を持つこと、②信頼感:周囲の人々に対して信頼し目標が共有されて協力可能なこと、③貢献感:自分が世のため人のために役立っている感覚、の3つを主観的に感じて自分自身で確信することが重要。
・自分自身への勇気づけには、言葉とイメージと行動を勇気づけで満たしきること。窮地に立った場面でも、言葉で自分を奮い立たせ、成功したときをイメージし、見切り発車でも良いので行動する。
・他社を勇気づけるには、①ヨイ出しをする、②加点主義で関わる、③プロセスを重視する、④失敗を受け入れる、⑤感謝を伝える、ことが重要。

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2016年12月10日

Posted by ブクログ

嫌われる勇気などでお馴染みのアドラー心理学をマンガで解りやすく解説した一冊。

アドラー心理学に関しての書籍は何冊か読んだことはあるのですが、本書ではマンガを通して主人公の由香里の成長とともにより実践的に学ぶことができました。
また、文章で核となる部分についても解説されていて、より知識が深まりました

また、子どもとのエピソードなど、アドラーの人となりも理解することができその部分も勉強になりました。

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2016年09月17日

KKK

購入済み

文章がメインでした

「マンガでわかる」という題名ですが、内容の9割が文章でした。「漫画日本の歴史」的なものを想像していたので残念です。

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2016年09月07日

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