【感想・ネタバレ】バッカーノ! 1710 Crack Flagのレビュー

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ネタバレ

モニカが過去に犯した罪

街唯一の詩人ジャンピエール・アッカルドは事の重大さを知らずにヒューイ・ラフォレットやモニカの過去を上演していく

ラブロ・フェルメート・ヴィラレスクという存在を知ることなく振り回されるヒューイとエルマー

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2015年12月27日

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ネタバレ

バッカーノ!1710読み終わった!

もうね…
今はね、フェルメートがね、許せない…
最初の頃は、ヒューイがあまり好きになれなかったけど、1705読んで今回の1710読んだら、もう本当に…

ヒューイとモニカにはしあわせになってほしかったな。

2人の子どもってどうなったんだろう…
フェルメートはニキに育てさせる的なこと言ってたけど、どうなの??
気になる…

次のバッカーノはフェルメート視点らしいよ。

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2012年04月13日

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この本を読む前と読んだ後ではヒューイを見る目が100%変わるはず・・・。
ようやく全ての元凶が、悪意の源が明らかになる巻です。


(以下、あらすじ引用)

全ての事の発端は1707年。劇作家でもあるジャンピエールが、友人のマイザーを通してフェルメートという錬金術師に出会ってしまったことがきっかけだった。『不老不死』という言葉に釣られ、マイザーはベグやチェスと知り合い錬金術に魅入られていき、ジャンピエールは自分のファンというフェルメートに魅入られていった。そして二年後の1709年。未だ錬金術を学ぶヒューイは、過去に囚われつつも徐々にモニカとエルマーに心を開き始めていた。だが、この街の異物を探ろうとする使節団の来訪とジャンピエールの書いた新しい劇によって、ヒューイたちにも暗い過去の影が忍び込んでいく―。馬鹿騒ぎの始まりに迫る異色作第2弾。

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2010年12月24日

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結末は知っていたのに・・・途中で期待してしまった。ヒューイが意外と熱い奴でびっくりした。ヒューイ・モニカ・エルマーの3人をもっと見ていたかった。黒くないチェスと向こう見ずなエルマーが作中の救い。

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2010年10月02日

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この時代はそんなに好きじゃない…と思ってたけど、
面白かったです。というか、恋する乙女は良いものです。
ヒューイが意外に…だったのが、また良かったです。

続きが楽しみ。

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2010年08月15日

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ヒューイやエルマーたちがまだ若い時代の話、第2弾ですね。
現代でこそ極悪人として描かれているヒューイですが、
このころはまだ人間的な感情に揺り動かされたり、人並みに恋をしたり、
そういう一面が見られておもしろかったです。
ラストは、まさかまさかと思わせておいて、あれですか。
うーむ、成田先生にしてやられました。

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2010年08月13日

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おもしろかった。そして、悲しかった。続編を執筆中のことだそうで、絶対買わせていただきます。久しぶりに「バッカーノ!」を読ませていただいたけれど、やっぱりイイねー成田さんは。サイコー。

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2010年06月30日

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個人的にバッカーノの中で1,2を争うくらいおもしろかった!いつものような群像劇ではなく、ヒューイとモニカメイン。2人が離れてくっつくところはかなりニヤニヤしました。ただそれだけにラストがつらいです。

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2010年05月19日

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個人的に、バッカーノの中でも特に好きなお話でした。

現代のお話では冷酷なイメージを受けるヒューイですが、そんな彼にも本気で愛することができた少女がいた、と。
すっかり感情移入してしまって、ラストでは少し泣いてしまいました。
エルマーの存在も強いですね。彼がいなければ二人が結ばれることもなかったでしょうし。

他の見どころとしては、作品全体の黒幕的存在みたいになってきているフェルメートが登場するところでしょうか?
彼については腹の内がまだまだ分かりませんが。次巻にも期待です。

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2010年05月16日

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“「俺は、お前を信用しない」
「……ッ!」
「モニカが俺の過去を誰かに話したんじゃないか、という疑いも消えたわけじゃない」
抱きしめられると同時に、震えが収まっていたモニカは、その言葉を聞いて悲しくなったが――それでも、言葉が自然と口にでる。
「……うん。いいよ、それでも」
「俺は、お前の事を利用する。それも変わらない」
「うん」
――それでもいいよ。
頷く事まではできる。
――だけど、ううん。だから……。
だが、その先の言葉を口にする事ができない。
――だから、もうどこにも行かないで。
ただそれだけの一言が、どうしても喉から絞り出せない。
モニカは自然と涙がこぼれ、悲しみに心が押しつぶされそうになる。
仮面を失った彼女の泣き顔を守るのものは何もない。
こんな自分の顔をヒューイに見せたくはないと思うも、彼女にはもはやどうする事もできなくなり、彼女は本当に舌でも噛みかねないほどの絶望に包まれかけた。
しかし――

「それでも……モニカの事を、好きになってもいいか?」

「……え?」
モニカは、最初、相手の言葉の意味が解らなかった。
ヒューイはそんな彼女を更に強く抱きしめ、確認するように呟いた。
「俺は、モニカを信じたりしない。だけど、モニカが俺を裏切っていたとしても、俺の敵だったとしても……それでも、モニカの事を好きでいいか?」
「ヒューイ……君」
「俺には、モニカを愛する資格があるか?」”

1705年の念願の続編。
モニカ可愛いよモニカ。
最後の『仮面職人』の活躍とか。
ああいう最後のほうにやってくる成田さん特有のどんでん返しがどうしようもなく好きなのだけど。
だけど、やっぱりこの本の一番最後のどんでん返しは悲しすぎた。
あとがきで、もう書かないといったことを言っておられるのが唯一の救いというか何というか。
モニカとヒューイがあまりにも幸せそう過ぎて可哀想過ぎて。
少し泣ける。
すでに知っていたことではあるけれど、やっぱりモニカの死は切なかった。

“「……」
沈黙するエルマーに、ヒューイは目に狂気にも似た光を滾らせながら語り続けた。
「ああ、俺は、奴らと闘う為に、モニカを救う為に、この街を犠牲にする事も厭わない。ジャンピエール・アッカルドが描いたのはまさに真実だ。俺は、モニカの為ならこの街を火の海にする事も厭わない!」
そして、少しだけ悲しげな色の表情を浮かべ、エルマーの顔を見る。
「だが……俺一人では絶望的だ。だから俺は、今、お前の事も巻き込もうとしている。俺の、俺がモニカを救いたいというエゴの為に、何もかも利用しようとしている!だが、恥を捨てて頼む。どうか――」
その瞬間、エルマーが手を前に出し、ヒューイの言葉を遮った。
「……?」
「んー」
エルマーは、ヒューイの言葉を真剣に聞いていた。
だからこそ、彼は優しく笑った。
真剣に微笑みながら、ヒューイに対して問いかける。
「君は、モニカを助けると嬉しいか?」
「……当たり前だ」
「モニカとまた会えたら、笑うかい?」
「人生最高の笑顔を見せてやる」
即答だった。
エルマーはその答えに満足したようで、ケラケラと笑いながら口を開く。

「最初から、それだけ言えばいいんだよ。俺が協力するには、それで十分だ」”

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2010年04月22日

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バッドエンディングと決まっていてもヒューイとモニカの関係にニヤニヤが止まりません、しかし最後は『どうして見つけてしまったのだ』という言葉が頭から離れなくなりました
切ないうえに脱力感が襲ってきます

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2010年04月20日

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ヒューイとモニカ恋愛編
ヒューイのその後を決定付けた重要な事件が、300余年後発見された当事者の手記と当時の時間軸それぞれでの視点から語られます。
世界を敵視し他人を踏み込ませなかった若き日のヒューイが、エルマーの力を借りながらモニカへの愛を自覚し、これまでと違う勇気を持って距離を縮めようとする様子は、未来の彼を見ているからこそ胸に来ます。こんなに一生懸命、誰かを大切に思っていたんだなぁと、、
その分、フェルメートの邪悪ぶりも際立ちますね。
内容的にも展開的にも後味的にもこれまでのバッカーノとは少し毛色が異なりますが、ひとりの人間の成長、幸福と喪失が描かれた重要な作品です。

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2014年08月27日

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読後、なんとも言えない気持ちになった。バッカーノのルーツを知れる1700年代シリーズ、なかなか骨太です。

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2013年04月11日

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誰でもヒューイのことが好きになるお話。
エルマーは相変わらず。
ヒューイが好きじゃない人も1705の後に読んでほしい。

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2013年01月20日

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ヒューイ女運悪すぎだろ。ヒューイのことはあまり好きじゃなかったけど、この話を読むと、もう、過去の自分バカ!馬鹿野郎!って思う。やっぱり最強は「あいつ」でもなく、ヒューイでもなく、エルマーじゃないかと思った。笑顔中毒者おそろしや。

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2013年03月09日

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悲しすぎる話だった。
冷徹な仮面を着けたヒューイの燃えたぎる炎のような熱血な一面が会まみえた。モニカとエルマーと接することによって、過去、毛嫌いしていた人間臭さを受け入れることができかけていたのに。。。
でもなんなんだろう。言っちゃ悪いけど、ヒューイはかなりの運の悪さをお持ちなんでしょうか?汗

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2011年01月04日

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―全ての事の発端は1707年。劇作家でもあるジャンピエールが、友人のマイザーを通してフェルメートという錬金術師に出会ってしまったことがきっかけだった。『不老不死』という言葉に釣られ、マイザーはベグやチェスと知り合い錬金術に魅入られていき、ジャンピエールは自分のファンというフェルメートに魅入られていった。そして二年後の1709年。未だ錬金術を学ぶヒューイは、過去に囚われつつも徐々にモニカとエルマーに心を開き始めていた。だが、この街の異物を探ろうとする使節団の来訪とジャンピエールの書いた新しい劇によって、ヒューイたちにも暗い過去の影が忍び込んでいく―。馬鹿騒ぎの始まりに迫る異色作第2弾。

 さてと、バッカーノシリーズええと何作品目だろとそんなことはどうでもよく、なんかこうヒューイにすごく同情してしまう。いままではすべての黒幕かと思っていたのだけれど、ねえ?
こうやって人物が掘り起こされていくともはや、何とも言えないぜ

 それにここまでずっと読んできたけれど、年代ごとに描くこの手法は、ライトノベルに見られる、無理やりな続編なんかではなく、一つの面白く、物語に深みを持たせる一つの方法として型にはまっている。
 ライトノベルが嫌いな方でも、シリーズをとうして発行順に読んでいってもらいたいものです。

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2010年11月21日

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ひさしぶりのバッカーノ。面白いんだけど名前とキャラ設定を忘れていたり・・・。今度、年代順に読み直してみようかしら。

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2010年09月18日

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バッカーノの15巻目で、1705の続きになります。
1930年代ではいろんな犯罪の黒幕的に書かれているヒューイですが、この頃はまだ悪人という感じではないです。そんなヒューイの分岐点になるお話です。

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2010年05月15日

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 とある劇作家の手記。
 実はバッカーノ!シリーズは借りたりうっかり買ったり、途中いくつか読んでない巻があったりしていてそれこそ欠けたピースが多いのですが…どの順番で読んでもいいよね!(開き直った)
 本編はヒューイがひどい。鷲掴み。ああもうっ本当にこの3人組大好きだ。

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2010年05月18日

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★内容の3ポイント
(1)ヒューイ、モニカ、エルマーのつきあい。
(2)ドルメンテル家の船とモニカの過去。
(3)ラブロ暗躍。

★感想の3ポイント
(1)彼らが不死者になるまでまだあるのか。
(2)ヒューイがああなった気持ちもわかるか・・・
(3)死んでほしくない人物の死があらかじめわかっていたので・・・

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2012年05月03日

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積読状態で放置してた本。
シリーズ何作目だったっけ…(・・;)

今回の話は1710年のイタリア。
ヒューイとモニカ中心の話。

久しぶりに読んだので、どのキャラが誰なのかサッパリで…
このシリーズは登場人物が多いのが魅力なんですけどね。

モニカの恋が実ったと思ったのに、その結末に…(T_T)
の話と違い、1700年代は悲しいなぁ・・・

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2011年12月23日

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過去編の2つめ。
前のをだいぶ忘れちゃってるなぁ・・・。
それでも楽しめることは楽しめるけれど。

手記の自意識過剰っぷりがいい具合にうざい。


文章が相変わらず荒いのはともかく、変換ミスに誤ったルビを重ねたらしき部分(「性(さが)」じゃなくて「姓(せい)」じゃねえの?とか)など、凡ミスが目立つのはどうにかならないものか。

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2011年10月12日

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ネタバレ

フェルメート…!外道…!超外道…!ジャン、貴様…!ぐあぁぁ、読むんじゃなかったあぁぁぁ!!!
うん、でもまぁ…(´・ω・)ダヨネー、って感じのストーリーで。良くも悪くもバッカーノらしい。
ヒューイがあまり好きになれないのも相変わらずです。

ただひとつ、☆二つ減らした理由とすれば…
モニカは、船で軟禁されている時には、妊娠していたんでしょう…?
しかも、赤ちゃんを産んでいたんでしょう? それなのに、母親なのに、「このまま死んでもいい」なんて思うでしょうか。
「何が何でも、この子は生きて守り抜く」とか、思わないのかなぁ…。
年齢が年齢だけに、「ヒューイに会いたい」って恋心のほうが勝っちゃってるのかなぁ。
成田先生は男性なだけに、妊娠、出産といった女の一大事がなんだか軽く流されちゃったような感じがして、ちょっと(´~`)でした。

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2011年03月20日

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