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Posted by ブクログ
この本を読み始めてから007を観直したくなり 他のスパイ映画に手を出してみたいと思った
翻訳小説を読むのが初めてで読み始めは抵抗があったものの簡潔な文章に次第に魅力を感じた
長い間主人公("おれ")のスパイであることへの葛藤やスパイを辞めれば訪れるであろう"普通の"生活への憧れや一種の侮蔑が語られ そういった中で仕事を進めていく
だが最終章一歩手前からそれまでジワジワだったのが一気に核心に迫り、黒幕が薄々予想できそうになっての ある種潔い終わりで非常に没頭して読めたし楽しかった
ワインを飲んで浮いた頭で最後をぐわーっと読んだのは少々もったいなかったかもしれない
Posted by ブクログ
スパイってこんなにサラリーマンっぽいのね、と思わせる小説。
靴なしで靴を買いに行くのは簡単なことではない。と俺が今まで思ってた事が書いてあった。